皆さん、コロナ騒動で大変だと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
自分も学内でランニングしている二人組に突然"You are corona at risk"と言われました(ちなみにこれ文法合ってるんですかね)が、それ以外にこれといって差別的発言に出くわしたこともないので、想像していたよりは平穏です。ただアメリカでも感染が急速に拡大しているので、十分気をつけたいです。
北テキサス大学は今週春休みで、比較的のんびり過ごせています。
春学期が始まって約2か月ですが、すでにいろいろ良いことがありました。
1. APSAに通った×2
今年9月にサンフランシスコで開催予定のAmerican Political Science Association(以下APSA)の年次大会に申請していたプロポーザルが二つとも通りました。APSAは政治学の国際学会の中でも競争が激しいことで有名で、プロポーザルの採択率は30-40%と言われてます(分野で結構差があるらしく、過去には3%というDivisionもあったとか)。2018、2019年と落ちていたので、今年はラッキーでした。
1個(共著)がパネル、1個(単著)がポスターでの採択でした。両方とも観衆費用(audience costs)についてのペーパーです。観衆費用は昔から面白いなと思ってはいましたが、まさかアメリカ来てこんなに研究することになるとは思っていませんでした。9月までにコロナの状況がどうなっているかわかりませんが、開催されるなら少なくともどちらかは発表すると思うので、今から楽しみです。
2. ICPSR in Houston
5月18-22日にヒューストン大学であるInter-university Consortium for Political and Social Research(以下ICPSR)のワークショップに行くことになりました。Introduction to Causal Inferenceというコースです。流行りの因果推論です。APSAでポスター発表する予定のプロジェクトは因果推論の部分で非常に困っているので、何かヒントが得られればいいなと思っています。Comprehensive Examにも通ってないPhDの二年目には普通補助は出さないらしいのですが、なぜ自らの研究上、因果推論を学ぶ必要があるのかを説明するStatement of Purposeを書いたら、政治学部が補助を出してくれることになりました。感謝、感謝です。大学を失望させないように頑張りたいと思います。
ICPSRといえばミシガン大学のサマースクールが有名ですが、登録料が高く、また滞在費・渡航費がかさんでしまうのと、一か月も大学を空けてしまうと夏のTAのオファーがもらえない可能性があるということで、今回は断念しました。ヒューストンは北テキサス大学からも近く、また今回行くのは5日間のワークショップ(午前9時から午後5時まで授業があります。教授大変だろうなぁ……)なので、PhDの二年目には絶好の機会だと思っています。ミシガン大学のICPSRには来年行けたらいいなと思ってます。
3. Phi Kappa Phiに入った
院生の成績上位10%に入ったとかで、Phi Kappa Phiという名誉協会から入会のお誘いがきました。北テキサス大学だけではなくアメリカの全国組織です。入会費がかかるので果たして入ることにメリットあるのかな?といろいろ調べたのですが、会員限定のScholarshipやFellowshipがあるらしく、また研究者としての就活には意味ないだろうけど、アカデミア以外の就活ならプラスに働くことがあるという話を聞いたので、なんだかんだ将来何かの役に立つかもしれないと考えて入ることにしました。4月に大学内でレセプションがあるそうなので、何か面白いことがあればまたブログを書きたいと思います。
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以上が春学期始まってから個人的に大きかった3つの出来事ですかね。他にはBrown BagとMock Conferenceでプレゼンしたり、ニューズレターを書いたり、Practice Conference Presentationsを組織する仕事をしたり、Recruitment Weekendの準備をしたり(これについてはあまり関与できてないので院生会のメンバーから恨まれてるかもしれない)、コースワークやTeaching Assistantの仕事以外でも結構忙しくしてます。
コロナウイルスのせいで生活が窮屈になっている方もたくさんいらっしゃると思いますが、自分は普段通り研究と勉強をして過ごそうと心掛けています。自分と違って賑やかな場所に行くのが好きな人たちは大変だと思いますが、感染のリスクを最低限に抑えつつ日々を楽しく過ごせるライフスタイルが、これを読んでいる皆さんに見つかることを願っています。
北テキサスからは以上です。ではでは。
自分も学内でランニングしている二人組に突然"You are corona at risk"と言われました(ちなみにこれ文法合ってるんですかね)が、それ以外にこれといって差別的発言に出くわしたこともないので、想像していたよりは平穏です。ただアメリカでも感染が急速に拡大しているので、十分気をつけたいです。
北テキサス大学は今週春休みで、比較的のんびり過ごせています。
春学期が始まって約2か月ですが、すでにいろいろ良いことがありました。
1. APSAに通った×2
今年9月にサンフランシスコで開催予定のAmerican Political Science Association(以下APSA)の年次大会に申請していたプロポーザルが二つとも通りました。APSAは政治学の国際学会の中でも競争が激しいことで有名で、プロポーザルの採択率は30-40%と言われてます(分野で結構差があるらしく、過去には3%というDivisionもあったとか)。2018、2019年と落ちていたので、今年はラッキーでした。
1個(共著)がパネル、1個(単著)がポスターでの採択でした。両方とも観衆費用(audience costs)についてのペーパーです。観衆費用は昔から面白いなと思ってはいましたが、まさかアメリカ来てこんなに研究することになるとは思っていませんでした。9月までにコロナの状況がどうなっているかわかりませんが、開催されるなら少なくともどちらかは発表すると思うので、今から楽しみです。
2. ICPSR in Houston
5月18-22日にヒューストン大学であるInter-university Consortium for Political and Social Research(以下ICPSR)のワークショップに行くことになりました。Introduction to Causal Inferenceというコースです。流行りの因果推論です。APSAでポスター発表する予定のプロジェクトは因果推論の部分で非常に困っているので、何かヒントが得られればいいなと思っています。Comprehensive Examにも通ってないPhDの二年目には普通補助は出さないらしいのですが、なぜ自らの研究上、因果推論を学ぶ必要があるのかを説明するStatement of Purposeを書いたら、政治学部が補助を出してくれることになりました。感謝、感謝です。大学を失望させないように頑張りたいと思います。
ICPSRといえばミシガン大学のサマースクールが有名ですが、登録料が高く、また滞在費・渡航費がかさんでしまうのと、一か月も大学を空けてしまうと夏のTAのオファーがもらえない可能性があるということで、今回は断念しました。ヒューストンは北テキサス大学からも近く、また今回行くのは5日間のワークショップ(午前9時から午後5時まで授業があります。教授大変だろうなぁ……)なので、PhDの二年目には絶好の機会だと思っています。ミシガン大学のICPSRには来年行けたらいいなと思ってます。
3. Phi Kappa Phiに入った
院生の成績上位10%に入ったとかで、Phi Kappa Phiという名誉協会から入会のお誘いがきました。北テキサス大学だけではなくアメリカの全国組織です。入会費がかかるので果たして入ることにメリットあるのかな?といろいろ調べたのですが、会員限定のScholarshipやFellowshipがあるらしく、また研究者としての就活には意味ないだろうけど、アカデミア以外の就活ならプラスに働くことがあるという話を聞いたので、なんだかんだ将来何かの役に立つかもしれないと考えて入ることにしました。4月に大学内でレセプションがあるそうなので、何か面白いことがあればまたブログを書きたいと思います。
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以上が春学期始まってから個人的に大きかった3つの出来事ですかね。他にはBrown BagとMock Conferenceでプレゼンしたり、ニューズレターを書いたり、Practice Conference Presentationsを組織する仕事をしたり、Recruitment Weekendの準備をしたり(これについてはあまり関与できてないので院生会のメンバーから恨まれてるかもしれない)、コースワークやTeaching Assistantの仕事以外でも結構忙しくしてます。
コロナウイルスのせいで生活が窮屈になっている方もたくさんいらっしゃると思いますが、自分は普段通り研究と勉強をして過ごそうと心掛けています。自分と違って賑やかな場所に行くのが好きな人たちは大変だと思いますが、感染のリスクを最低限に抑えつつ日々を楽しく過ごせるライフスタイルが、これを読んでいる皆さんに見つかることを願っています。
北テキサスからは以上です。ではでは。