TOEFLの点数を伸ばすために英語の映画を見るようにしている。具体的には、見る映画を決めて、その台本(screenplay)がだいたいネットにころがってるので、それを見つつ、わからない単語があったら逐一調べるようにしている。
効果があるのかわからないが、12月から1月にかけてこのやり方で4点ほど点数が伸びたので、効果があるものとして継続している。

ここ一カ月でけっこうな数の映画を見た。

Million dollar Baby(2004)
Slumdog Millionare(2008)
Brubaker(1980)
Fargo(1996)
Lincoln(2012)
12 Years a Slave(2013)
Back to the Future(1985, 1989, 1990)
The Sixth Sense (1999)
Philadelphia (1993)
Forrest Gump (1994)
Tinker Tailor Soldier Spy (2011)

などなど。なるべく政治的なテーマに関係のある映画を選ぶようにしている(が例外も多い)。1980年代以降のものがほとんど。
家庭環境のせいか、自分はかなり時代感覚に乏しいので、こういった映画を見ることによって社会問題に対する敏感性を養うことができるものと考えている。

英語以外に、映画の撮り方についての知識も多少ついてきた。例えばThe Sixth Senseにはラストに壮大なオチが待っているのだけれども、それを叙述トリックという技法を用いてうまく隠している。仮にオチがわかったとしても、「あの時のあのシーンにはこういう演出上の意図があったのか」と驚かされることが多い。こういう映画は2回以上見ても面白い。

あと、映画俳優の評価のされ方も少し学ぶことができた。Fargoで女刑事役をやっていたマージ・ガンダーソンはこの映画でアカデミー主演女優賞を受賞したそうだが、最初見た時はどこらへんがそんなに評価されるのかよくわからなかった。どうやら、ミネソタ訛りの英語を習得したところが評価されたらしい。日本人じゃなかなかこの違いはわからないだろう。

なんかやや脱線気味だが、ともかくあまりストレスの溜まらない英語勉強法として、映画はぜひオススメしたい。