こんばんは、桜も少しづつ葉桜になってきました、散り際も麗しいですね、4月はじめての更新です、今月もよろしくお願いいたします
先月いつもの図書館で「わたしの人生」という本を借りて読了しました、個人的に信頼しているクレストブックスの中の一冊です、あらすじも読まず、雰囲気で手にとったのですが、予期せず、第二時世界大戦中の回想録だったので、今の世界状況とリンクしてしまい、読み進めるのが躊躇われるような内容でした
父母がファシズムに反対していたことで、名古屋天白の抑留施設に一家で強制収容されていたという7歳の少女だったころの生涯消えることのない過酷な記憶をイタリア人の著者が回想しつづったものでした
名古屋の地にそんな場所があったことも知らなかったので、まさかこの本の中で名古屋や天白というワードがでてくることに驚くと同時に戦時中、民間人であった外国人が敵国人として抑留され、まともな食事も与えられず、飢餓の極限状態におかれ蟻を食べた等々、想像を絶する劣悪な環境化で2年間を一家ですごしたこと、警官に食料を横取りされたり、常にリラックスできないような監視過におき、酷い仕打ちを受けていたことに絶句
坂本龍一氏が音楽を担当したという著者の姪が作った映画があることも綴られていました、そのうち観てみたい、調べてみたらこの作家の年齢は現在89歳、戦後70年過ぎてから書かれたものということですが、飢餓や劣悪な待遇を受けた辛い記憶が多くを占めるだろう中、優しい日本人とのよき思い出にも触れていてくれることに少し救われた気分に
遅くなりましたが、4月もどうぞよろしくお願いいたします
