WBO 世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者
ブライアン・ビロリア（アメリカ）
29勝16KO3敗
vs.
前WBO世界J・フライ級王者
ジョバンニ・セグラ（メヒコ ）
28勝24KO1敗1分
復調し2階級制覇を遂げたビロリアのルーツ凱旋初防衛戦やね。
王者のビロリアは、右ファイターボクサータイプ。
軽量級屈指のパンチャーで、攻撃依存度が高いタイプやね。
ジャブやワンツーもカウンターも打つけど、どちらかというとフック系に自信を秘めとる感じやな～
ディフェンスは、ガードとフットワーク主体で、あまり鉄壁とはいえんで結構、打たれるところもあるかね～
距離はショートレンジからミドルレンジを主戦場とするけど、ショートのほうがより強さを発揮するんやないかね～
全体的な印象としては、小柄のパンチャーでややリズムが単調なタイプで、前に出るときは滅法強いけど打たれるとパニクるボクサーってとこかね。
挑戦者のセグラは、左右ファイタータイプ。
軽量級屈指のタフネスの持ち主で、乱打戦にめっぽう強いタイプやね。
KO率が異様に高いんやけど、手数を伴った前進を繰り返し相手を根負けさせる戦術なんで、いわゆるワンフィニッシュパンチャータイプでは無いね。
ディフェンスはザルで、完全な攻撃は最大の防御タイプやね～
アゴの強さに自信持っとるんやろうな～
全体的な印象としては、軽量級にしては大柄なファイターで、タフネスとスタミナを武器にエンドレスにパンチを繰り出すタイプで、試合がまちゃまちゃ面白いね。
展開予想は、挑戦者が手数を伴ったプレスをかけ続け、ビロリアがワンツー，カウンターで迎え撃ったり、アウトボクシング下りの展開に終始するんやないかな～
勝敗予想は、挑戦者セグラの終盤TKO勝ち。
セグラの体の強さは、バンタム級でも通用すると思うんで、ビロリアの強いパンチも効かんのやないかな～
