こんにちは!

 

 

助産師のあおちゃんです照れ

 

 

今日のテーマは妊娠についてです♪

 

 

妊娠中の自分の体重管理について、みなさんはどのように取り組まれていますか?

 

 

 

厚労省の「妊産婦のための食性格指針」によると

 

 

妊娠前に普通体重だった方は、体重の増加は10~13㎏となっていますね。

 

 

実は、数年前までは、体重増加の目安が7~10㎏だったのか、改定されました。

 

 

3㎏の差は大きいですよね・・・・。

 

 

  体重増加の指針はずっと変わり続けている

 

 

戦後すぐ、まだみんなが貧しく、十分に食事を食べれなかった時は

 

妊婦さんには、二人分の栄養をしっかりとって!!

 

と食べることをすすめていました。

 

その後、体重が増えすぎる人が多く、それが、

 

妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの疾患や

 

難産(緊急帝王切開や多量出血含む)などに繋がるのではないかと言われはじめ

 

7~10㎏という指標に最近まで変わっていました。

 

そこから、食事管理など、みなさんが行う中で、

 

次第に「痩せすぎ」の妊婦さんが心配されるようになりました。

 

現在でも、インスタや芸能人などのスリムな妊婦さんをみると

 

「わたしも!」と過度な食事制限をされていることがあります。

 

見た目の問題だけでなく、赤ちゃんや自分の健康のために

 

食事を食べ過ぎないようにしていると考えている方もいらっしゃいます。

 

 

 

  痩せるとだめなの?

 

 

最近言われている、痩せの妊婦さんは一体どんなリスクがあるのでしょうか。

 

厚労省妊産婦の体重解説から引用すると

 

痩せ体型の妊婦からは低出生体重児(小さい赤ちゃん)が生まれやすく、

 

「低出生体重児については、成人後に糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症しやすいという報告もある」

 

つまり、

 

小さく産まれた赤ちゃんは、将来生活習慣病を発症しやすかったというのです。

 

これは海外の大規模試験であきらかになったことで、

 

日本でもこの考え方がスタンダードになってきています。

 

自身の一時のダイエットが、赤ちゃんの将来に影響を与えるというのは

 

けっこう、衝撃的な内容ですよね。

 

 

 

  結局どうすれば・・・?(´;ω;`)

 

痩せすぎも太りすぎもだめなんて・・・

 

妊娠中はそれ以外にもストレスが多々ある中で、

 

体重コントロールまで・・・と思うとしんどくなってしまいますよね。

 

 

つわりなどで、しんどい時に体重が減少してしまうのは11

 

ある程度は仕方ないことでもあります

 

(つわりについてのブログはこちら「つわりは甘えなのか」

 

体重が増えすぎについては、一つの目安として、

 

1週間に500g以上の増加が続くと高血圧や妊娠糖尿病などのリスクが

 

あがると言われていますので、

 

毎日の体重を記録しつつ、過度な増加を防ぐようにしていただければ幸いです。

 

 

 

  まとめ

 

 

いかがだったでしょうか?

 

妊娠中の体重管理の変遷をしってもらいつつ、

 

その時代時代のスタンダードを知っていただけたかと思います。

 

一番最初の厚労省のページの注意書きには

 

「増加量を厳格に指導する根拠は必ずしも十分ではないと認識し,個人差を考慮したゆるやかな指導を心がける.」産婦人 科診療ガイドライン編 2020

 

ともなっているように(めっちゃ小さい字で書かれている)

 

体重増加はかなり個人差もあるものですので、

 

かかりつけの産科の先生や助産師さんと相談しながら

 

妊娠生活をおくっていただければと思います照れキラキラOK

 

 

 

 

(おしまい)

 

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