こんにちは!
助産師のあおちゃんです![]()
今日は育児についてのテーマです
新生児から、保湿をしっかりすると、
アトピーやアレルギーの発症を三割以上抑えられる!
と、2014年、日本のえらーい人が世界ではじめて発見しました。
(詳しくはこちら国立生育医療研究センターHP)
アトピーといったら、母親の世代の時には、難治性で原因不明
といった印象があるかもしれません。
その、皮膚のトラブルを防ぐどころか、
その後の食物アレルギーなどの発症も防げるというのです。

これは、弱った皮膚から、アレルゲンが侵入して、悪さをするので
しっかり保湿して皮膚のバリア機能を高めるのが大事!とのこと
これから出産予定の方、また、現在育児中の方も
スキンケアを心がけましょう!
具体的には沐浴後に、1日1回は保湿剤(市販のもので良い)を
全身に塗っていきましょう。
スキンケアの基本は、
①アレルゲンを洗い流す(沐浴やお風呂)
②保湿剤を塗る(皮膚のバリア機能を高める)
の2点です。
また、赤ちゃんの肌はトラブルになりやすく、
乾燥や脂漏性湿疹など、特に生後3カ月頃~5カ月頃に出やすいです。
でも、心配はいりません。
トラブルになった場合は、すぐに小児科や皮膚科を受診して、
適切な薬剤を塗りましょう。
そうすれば、すぐに治ります◎
生後1歳までは、湿疹が出ては治り、出ては治りをくりかえします。
そうして、出産前に羊水にちゃぷんと浸かって守られていた皮膚が、
現世の乾燥した世界に適応できるよう、強い肌に変わっていきます。
今、現にアレルギーがあったり、アトピーがある方を
保湿をしなかったから、と責めることはできません。
最善を尽くしても、どうしても体質的に肌トラブルになりやすい方は
いらっしゃいます。
ただ、絶対にやめてほしいことは、脱ステロイドなどで
傷口を放置すること、
皮膚トラブルに対処しないことです。
子どもは、皮膚のトラブルからその後、アレルギーマーチといって
食物アレルギー→喘息→鼻炎などと、
大きくなるにつれて別の症状を引き起こすことが分かっています。

ここを見てくれる、勉強家なみなさんなら、
きっとしっかり保湿をしてくれることと思います。
兄弟がいて、ワンオペで忙しくて、とても毎日できない、
という方もいらっしゃるかもしれません。
保湿は、プラスアルファの育児なので、お母さんもお父さんもお疲れの時に
無理に完璧主義をつらぬくよりも
やめてしまった方が、笑顔で過ごせる日もあるかもしれません
なるべくならワンオペ育児を避けつつ・・・
できるときに、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら
楽しく保湿できることを目標に、
どうか、色んな人を頼りながら、育児をされてくださいね。
(おしまい)
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