こんばんは。
ツマネコです。
続きです。
とある日、初めて昼間にちょっと遠出しようかって話しになった。
色々プランを練った結果、
私の趣味でもある舞台を一緒に観に行く事に。
お芝居やミュージカルが大好きな私にとって、
その趣味に興味を持ってくれるのは更にポイントアップ。
早速知人にチケットをお願いし、
ワクワクしながら当日を迎えた。
当日、
ツマ夫は
真っ赤なスポーツカーで迎えに来てくれた。
普段のツマ夫のイメージは、
無口、寡黙、無骨、無愛想、…
って感じだったので、
ヴォンヴォンふかす真っ赤なスポーツカーを見て
お、おう…
とギャップに戸惑う私。
しかしそんな戸惑いはとりあえず飲み込んで、劇場に行くまでのドライブを楽しむべく乗車。
快調に高速に入って少し経った時だった。
バーストしたの。
バーストって言葉さえそれまで知らなかった。
急にバンッッッ!!!!
って音がして、すごい勢いで煙が上がったの。
え、え、え、何???
死ぬの???
って本気で思った。
幸い、ツマ夫は素早くハンドルを切って停車。
J○Fに電話して、万が一追突された場合を考え車から避難。
道端の芝生で待機することに。
季節は真夏。
ツマ夫はすっごく変な柄の雨傘を、「日除けに」と差してくれた。
さすがに「恥ずかしいからいい」とは言えず、
黙ってそれを差しながら
「死ななくて良かった…」
と呟く私。
するとツマ夫は、
同調するわけでも、謝るわけでもなく、
ハッとして
グッと自分の胸ポケットを掴んだ。
胸ポケットから取り出したのは、
………なんか、
普通の石。
そしてこう言った。
「もし命に関わるほどの事故だとしたら、
まずはこの石が身代わりに割れてるはずだから。
今回は大した事ない事故ってことだね
」
……
………あ、
あーうん、
…そっか。
と、答えながら、
頭が「????」ってなってた。
私は元々そういう系?(身代わりとか、守ってくれるとか)を信じやすいので、
言ってる事自体はわからないでもない。
でも今、この状態で、この関係で、
それを聞いて安心する女がどれほどいるだろうか。
それよりもまずは
「怖い思いをさせてごめん」
じゃなかろうか。
なんか、噛み合わないな…
と初めて思った瞬間だった。
そしてこの事故は、
その後更に「んんんーーー???」
となる出来事に繋がるのだった。

