遠征記事の続きです。


8/10(日)1100公演は、二階一列目のほぼセンターにて。二次抽選の当選です。

その眺めがこちら





昨日は初見だったのに加え、若干見えづらかったのと、舞台のどこに焦点を絞っていいやら決め難かったのとで、いろいろ散漫になっていたと振り返ります。

前にも書いたように、一回で落とし込めないのもどうかと思いますが、結局2回目の方がおもしろいのはいかんともしがたい…

まず、通行人やお客さん達が大勢出てくるところは全体を俯瞰して見ることに決めていました。あちこちに目をやっていると、結局ストーリーに関わる何かが起こっているのを見逃してしまうかもしれないから。

そして思いがけず?歌でなく芝居の続く場面は、きちんとセリフを追うことに専念。

それだけで、物語がだいぶクッキリしました。


スカイちなつさんはさすらいのギャンブラーで、人当りはとてもソフトな印象の男。賭けに勝つためにサラをハバナへと小旅行に誘うが、酔った彼女を時に優しく見守り、時に手を貸し、うまくあしらうのもお手のもの。どこまでが演技か本心かを悟らせない、本当に大人。実際は幾つくらいの年齢設定なのか?20代の若造にはとても真似できそうにないスマートさ。そして、あり得ないほどに白のスーツが似合う!!ぱるくんもその長身に白のスーツで目立っていましたが、こちらは言うて爽やか。一方のスカイは色気がありすぎて正視できない。さすがのカタブツのサラも完落ちかと思いきや、帰ってきた伝道所で賭けごとが行われていたことで態度を硬化させてしまって…この時のスカイの動揺が切なくて胸が痛い。たぶんここで本気で恋に落ちたことを自覚したのよね〜。

(サラを旅行に連れ出すという)賭けには負けたとネイサンに嘘を告げ、契約通りギャンブラーたちを伝道所に連れてきたあと、おそらくは黙って去るつもりだったはずのスカイ。それが何がどうして急転直下結婚にまで至ったのか?そこは宝塚的にはぜひ見たかったなー。告白、求愛、二人の甘々な時間。かたくなだったサラがとろけるところ、数々の恋愛遍歴があっただろうスカイが一途になるところ、指の間から見たくなかったですか?笑笑

この一点がいかにも惜しくてね〜

その分ネイサンとアデレードのにぎにぎしい結婚式で補われたのかなーとも思いますが。あれ?てことは望海さんもウェディングドレス着たのかな?返す返すも見てみたかったわ。



今回は福島(大阪駅の隣)のホテル阪神大阪に泊まりました。ここは全室温泉を引いてるのが売りで、別途入湯税がかかります。JR東西線新福島、JR環状線福島、阪神電車福島と三駅利用可。夜は環状線の高架下の飲屋街をぶらり。

以前行ったお好み焼き店は、居抜きでもんじゃ焼き店に変わっていましたが、大阪に来てもんじゃ焼きはなかろう?と、とっつぁんという居酒屋に。満席でしたのでカウンターにて。

とにかくにぎやかな店で、有線放送が大音量でかかっている上に、スタッフももしや一杯飲みながらですか?というほどのテンションの高さで、オーダーを取りに来た人もビートを取りながら合間合間に歌ってました。

マグロ押しのようでしたのでまずは盛り合わせを注文。次には人気らしい一品ずつたのめる天ぷらを。

上は鱧、下は玉ねぎ、ナス、エビ



予想の2倍量のボリュームだったので既に満腹。

合間に海ぶどうとタコの唐揚げのあと、締めにはネギトロ巻。6カットなのに高さが凸凹になってる雑さ加減でしたが、おいしかったです(^^)v



二人で一杯ずつアルコールを頼んで、5000円かかりませんでした。

ホテルは阪急系列なので地上波11チャンネルでスカイステージを放映してまして、滞在中は礼真琴ラスト2Days特集を満喫しました。


さて幸せな遠征を終えて新大阪駅まで戻ってみますと、なんと山口県あたりの大雨の影響で広島博多間が止まっており、下りは新大阪で様子見。上りは動かせるものは動かすような具合で、払い戻しの人やら新しくきっぷを求める人、状況を知りたい人で改札付近は大混乱大混雑ガーン

私の予約していた新幹線は偶然新大阪始発でしたので、ほとんど遅滞なく出ることがわかり乗車しましたが、今度は静岡県内の大雨でとりあえず京都で25分ほど停車。時々スピードを落としながら進むも、行く先々で新幹線が渋滞しているらしく、一度は三島辺りで、一度はどこかのトンネル内で停車して、結局38分遅れで目的地到着。カフェでポテトをつまんでおいてよかった…などと詮無いことを考えつつ過ごしました。このあと九州に大雨の警戒情報なども出たとのことで、幸運にも合間を縫って帰京できた模様。


実は往路も、ホームの隙間からスマホを落とした人がいて遅延、混雑により乗降に時間がかかったせいでの新幹線遅延。宝塚線では中山寺まできて、踏切の停止スイッチが押されたとかでいったん停車、と、トラブル続きの往復でしたが、とりあえずは無事に遠征にいってこられたことに感謝するばかりです。

交通機関が比較的安定している日本でも、異常気象の影響はいかんともしがたい。いつもいつも当たり前に遠征できるわけではないと、心に銘じておかないとなりませんね。