3/11(火)1810、新宿バルト9のシアター8(13階)

にて

同級生たちと映画『阿修羅城の瞳』を鑑賞。


こっちゃんの退団公演ということで、私の周辺では(笑)一躍脚光を浴びている作品。直近では2003年(それでも20年前!)市川染五郎と天海祐希で上演で再々演とか。

まぁ天海祐希さんの美しいことラブ

天海さんの現役時代、職場の同僚に私より少し年下の天海ファンがいて劇場に行く前の日はウキウキしてたのを思い出しました。その頃の私は(へー、宝塚)みたいなリアクションで、過去に戻って自分を小突いてやりたい。ただその当時彼女と一緒に宝塚に行ったとして、落ちたかどうかはまた別の話。



まずはこちらの座席表を見てびっくりびっくり



ほぼ満席!!

私は友人が売り出し初日の午前零時にとってくれまして、狙い通り後方のセンターで見ることができました。3/11、3/14の2回のみの上演とはいえ、20年前の演劇の上演でこの盛況はすごい。ほとんどが宝塚ファンだと思ってるのは私だけではないはず。

案の定、終わったあと「〇〇役は誰々だよね」とか「抜刀斎役が(宝塚版では)いないのは納得。あまりに品のないのはNGね」などなどの会話が耳に入り、一億総評論家ではありませんが、たぶんみんなが(演出の)小柳先生の気持ちでした。

登場人物の名前が見慣れない漢字と響きですので、字面を見てもなかなかキャストが頭に入らなかったのですが、今日映像で見られてすごくスッキリ整理できました。


【劇団☆新感線ファンが作った相関図】

というのをXで見つけました。ピン留めしてあるし、いっぱいリツイートされてますので、たぶん貼ってだいじょうぶだと思われますが、とてもわかりやすくて助かります。

元原稿はこちらです。

https://x.com/aoao_sun5/status/1894292091356025024?t=RkuPfFRvjo6Fm_enCx5adQ&s=19




劇団☆新感線の『阿修羅城の瞳』を見て、目立つのは主役二人と好敵手の邪空、妖かしの頭領美惨、安倍晴明、鶴屋南北と桜姫。それが実にうまく番手にはまっていますよね。娘役①がいたら、闇のつばきの役となったのでしょうが、あいにく?ポジション不在のため、二番手がつとめることになり、好敵手(兼敵役)が三番手と、まるで宝塚のスターシステムそのままのような配役にむしろ驚くほどです。この作品が決まっていたから舞空は先に辞めたのだろう、というご意見をみた時は、(そんなことある?)と思わないでもありませんでしたが、今日作品をみてすごく納得してしまいました。
ありちゃんは間違いなく美しいし、極美は闇落ちした悪者がきっとすごく似合う。ちぐさんの鶴屋南北、ぴったりだし、ひろ香さんの安倍晴明も期待しかない。
まぁちょっと不安材料としたら、夏木マリの演じた美惨でしょうかね?小桜さんに夏木マリの妖艶さ、迫力、色気、カッコよさを求めてもキャリアも容姿も違いすぎますから、彼女なりの美惨で勝負してくれるのを期待します。あまり夏木マリに寄せないほうがいいかもね?
3時間の作品のどこをどう切るかは小柳先生の腕の見せどころ。既に抜刀斎の部分のカットは確定だしww、完全なオリジナル作品よりはきっとうまくまとまるのでは?と思ってます。

さぁそして一番の問題はチケットがとれるかどうか…(それ)
せっかく予習したのだからぜひ舞台を観たいところですが、、、幸運を願うのみ。