2/6、今日はこちらへ



国際フォーラムCで13時からDreamGirsを。梅芸ネットの抽選で。

東京ドームシティホールで18時から刀剣乱舞を。こちら先着で娘がもぎとってくれました。


今日が無事に観劇できたら今年最大のラッキーというほどの思いで迎えました。

一日2公演観て、もう本当に幸せ照れ


  一本目

DreamGirsはアマプラで映画を見て予習していたので、あらすじはわかっていてサプライズ的なものは何もなく、ただ望海さんの出番を楽しんだ感じ。

ただ主演は主演なんですが、他の出演者の役割も大きく、特にカーティスのspiさんとエフィの(ダブルキャストで今日は)村川絵梨さんの露出が多く、こう言ってはなんですが、若干かすみぎみ…?遠慮してるのかな?それとも、私のほうが「主演」というと宝塚のトップスターみたいな露出を期待し過ぎてしまっているのか、ちょっと消化不良の気分でした。

ガールズグループの売り出しにあたり、歌唱力はあるがビジュアルがいまひとつのエフィを下げて、ビジュアルのいいディーナ(望海さん)をセンターにという戦略で成功する話ですが、なにしろガールズたちがみなさん美人なので、その辺がリアリティがなくですね(笑)。歌もそれぞれうまかったですしね~。望海さん、その辺役作りで、もしかして歌唱力部分をマイナスしてたのかな?そうだとしたら、それはそれですごいけど。なんか直近のコンサート(Look at me)の元気さというか、勢いがなかったなー。元気な望海さんを期待してた(笑)

エフィに「娘が生き甲斐」と告白されて、その子が七才と知った時の「全てがわかった」という顔が、女の顔だな~と。その一瞬で、会場全体を納得させたんじゃないかな。あんまり女性として男性キャストとのいちゃつき?はなくて、それはちょっとだけほっとした。そういうことも今後は覚悟しないとね。


spiさん、なんだかとても大きくなってない?ガタイはいいけどもう少しスマートだったような?でもその分声量も半端なくて、もう少しマイクの音量をうまいこと調製できなかったかな?聞き取りにくいところがちょくちょくあったと思う。それはエフィも同じ。パンチ力のある歌が持ち味の役柄だからだと思うけど、音が大きすぎて一部聞きにくかった。そんなに大きい会場じゃないし、そこまで大音量にしなくても、、と素人は感じたのですが、どんなもんでしょう?

注意注意)パンフレット2500円ですが、サイズが大きい!B4版ですので大きいエコバッグが必要です。


幸いまだチケットがありますので、またちがう感想が出てくるかもと思ってます。


  二本め

そして本日2本目、舞台『刀剣乱舞』禺伝-矛盾源氏物語というのが正式名称で、ミュージカルやアニメや舞台があって、それぞれに同時進行している別の話らしいのですが、、、ブームになっていたから名前は知ってるだけの超初心者なので、もうほんとにまっしろで飛び込みました。背景とか絡みとか複雑そうだし、一回見てわかるわけないので、不安でいっぱい。

観客は宝塚よりだいぶ若い。みんな推し活がんばってるのね。チケットそこそこするもんね…

そして99%女性!宝塚の方がよほど男性率が高いです。実見した男性は5人以下です。


注意注意)かいちゃんもTwitterで注意喚起してましたが、一昨日の初日、おそらく宝塚ファンだと思われる方が開幕前に写真をとっていたらしく、会場内はしつこいくらい撮影禁止と放送されてました。宝塚では開幕前に普通に写真撮りますもんね。


ライブ会場として使われるところのようで、鉄骨むき出しふうの武骨なしつらえ。舞台とアリーナ席が近く、舞台の立ち上がりは体育館みたいなかんじと言えば伝わるかなー?

私は第2バルコニーの右サイド、最上手はよく見えない部分がありますが、とりあえず舞台には近いし、まぁまぁの見晴らしでした。

舞台装置として(おそらく源氏物語の一部が書かれた)大きな布が使われていて、敷かれたり、フワッと上からかぶせられたり、巻かれたりして、その中から人が現れたり、消えたりと面白い演出。真ん中に小さい盆と10段程度の階段(裏が洞みたいになった)がある舞台でした。


始まってすぐ感じたのが、やはり漫画が大きなベースなんだな、ということ。登場人物のセリフのいちいちが、漫画の色合いが濃いめ。2.5次元の素養は全くありませんが、(自分の中の趣味嗜好と)親和性が高いのかすぐに受け入れられました。これにはまると怖いわー。気をつけよう笑


殺陣も名物の一つだそうですが、元ジェンヌさん一人づつ見せ場があって、確かに男性と比べれば迫力はそがれますが、みんなすごくがんばってたし、ステキでした。

あやなちゃんの一文字則宗役、とてもよかったです!肩に少しかかるくらいのくるくる金髪(短めのオスカル?)。見た目とちがって、『御前』と呼ばれるかなり年配者の刀という設定らしい。退団後一番日が浅いせいか、男役としての自然さか冴えてた。刀ステファンからも好感度高いみたい。

ゆっこちゃん(94期)、足が長い!たっぱがあって、白のパンツが似合って、とにかく足が長い(笑) 濃いめのサングラスを鼻にかけて上目遣いに見るところかっこよすぎ。

あっきー(91期)、さらさらのストレートヘアと愁いを含んだ眉、体を大きく使った美しい立ち回りに目を奪われる。退団後は初実見。

汐月くん(90期)、ちえさん時代のロミジュリでもメチャ注目してた。卒業のあとセーラー戦士の出演があったけど、もうあまり追ってはいなかったから久々の再会で嬉しかった。猫の化物の呪い?のせいで語尾に「にゃ~」とついちゃうのが可愛い。気が短くて単純、ポンポンとリズムよく返すセリフが会場を笑いの渦に。

なんか星組にはこういう雰囲気の人が時々出てくる。感じ方はそれぞれだろうけど、私のなかでは漣レイラさん、いまなら朝水りょうさんとかがこのくくり。


翔ちゃん(92期)、あい変わらず美しいに尽きる。ちょっと浅黒く作った肌が野性味があって、孤高の狼という設定らしい大倶利伽羅という刀を切れ味鋭く演じてた。宝塚時代で言えば石川五ェ門を思い出す立ち居だったと。さすが雪組。刀の扱いが自然すぎた。声はだいぶ低くがんばってたと思う。

かいちゃん、完全に自分の位置を確立したね。座長(←たぶん)としてみんなの先頭に立ち、華やかに力強く芝居を引っ張る存在。宝塚卒業後、独自の路線をゆく彼女にはいつも目をみはっていたけど、どんどんやりたいことを実現してる気がします。すてきだな~

ラブ


激しい殺陣で怪我も心配。とにかくケガなく、またコロナにも負けず最後まで走り抜けられることを祈るばかりです。

これ続編がありそうな終わり方だったけど、観たい!けど、チケットどうやったら手に入るのか、初心者にはきつい試練となりそう。


有楽町と水道橋、距離は近いけど、(2/7は休演ですが)望海さんはたぶん、観ることは叶わないでしょうね。かいちゃん、翔ちゃんが出てるからさぞ観たいでしょうね~。でも自身が主演として出演中の舞台に何かあったらたいへんですし…不自由なことです。