東京で公演が始まって10日。やっとmy初日となりました。

10/25(火)1330。友の会の当選でA席。10列め下手。

娘と行くはずでしたが、授業の関係で行けなくなって、代わりに私の知人を誘いました。


生の観劇が宙組始まりで、今は応援している生徒さんが宙組にいるので、いきおい回数が増えます。宙組好きと知っているお友だちから、チケットに動きがあるとありがたいことに連絡をいただくことがあり、「行きまーす」と即答しているうちにかなり増えて、あとでおサイフを振り返ってブルっとすることも。でもジェンヌさんは期間有限だし、私の残り時間も有限なので、今日も日比谷へGo!!


先週見に行った娘が、兵庫と拍手のタイミングが違う〰️と、とまどっていましたが、私はあまり周りに合わせる方ではなく、自分がオペラを上げたい時は上げ、拍手をしたい時はするという人なので、(そう?)という感じでした。

そんな私が今回見て気づいた点は、ショーのしどりゅー、こってい、るいくんの銀橋渡りの時、るいくんがボロネーーーーーゼと歌っているときに、私が観劇した回の兵庫では既に拍手が起きていましたが、今回は全員が下手に揃ったときに拍手が起きていたことくらい。お行儀いいのねー。関西のお客さんは気持ちに素直なのかな?会の総見などの時は拍手のタイミングについて協力を求められることもありますが、感動したときに拍手をしたり、興がのったら手拍子をするのでいいと思ってまして。観客はただ座って見ているだけの存在ではなく、劇場の空間を構成する大切な要素の一つなので、心の動きを大切にしたいです。


あらためて『HiGH&LOW』

難しい筋書きではないし、メッセージはストレートなので、あれこれ思い悩まずにみられるかと。

チームごとに塊ですし、ごひいきや気になる生徒さんも見つけやすいですよね。細部までいろいろ見たい作品。

最初の観劇に『HiGH&LOW』ってどうなの?と悩みつつ、先週学校のお友だちを初観劇にアテンドした娘ですが、さっそく友の会に入ったとか笑笑


『カプリチョーザ』

ショーのエッセンスが詰まった佳作。

『アクアヴィーテ』『デリシュー』『カプリチョーザ)と、食べ物に関連するタイトルが続いて、宙担の私は宙組らしいな~とニヤニヤしてしまいます。


銀橋に勢揃いの豪華なプロローグからの幕開け。

サングラスをはずす仕草もそれぞれにこだわりもありそうで、一人一人じっくり見たいですね。

二幕めの潤花ちゃんがセンターの場面は、それぞれに色合いやデザインが違うシンプルなワンピースがとてもステキで、翻る裾の美しさにみとれてしまいます。そしてヘアスタイル!カツラだったり地毛だったりするのかと思いますが、前日観た望海さんの『Look at Me』のカツラに一苦言あった私には、このクオリティの高さを見ろ!と声を大にして言いたいです。髪飾りもこだわって手作りする人が多いと聞きます。

娘役さんではみねりちゃんの活躍も目立ちました。実力でソロをとれる娘役さんの一人。このあと、次のステップに進んでほしいと願ってます。


オペラからの旅立ちの場面、兵庫で観たときから卒業を暗示させると強く感じましたが、東京との間で正式に退団発表があり、心底ほっとしたかと思います。この日が東京の初日ではないので、もう何回かここの場面銀橋を渡ってはいますが、彼女の心境に寄り添う気持ちで見つめています。潤花ちゃんが同時退団には驚きましたが(残るかと思ってた人は多いですよね)、彼女の選択を尊重しますし、このあと幸せな退団公演でありますように。


カプリチョーザでひとつ不満があるとすれば、退団者のピックアップがサラッと流しすぎだったことですかね。すっしーさんの歌い出しソロには驚きましたが、最初の登場が路線スターさんたちだったので(訂正*10/27よく見たところ、最初は中堅スターさんたちでした)、そのあと次々と合流していくグループのひとつのような感じで、やや残念でした。そんな中でも、るいくんは真風さんの足元に膝まずいて子犬のようにじゃれてるのが可愛くて、ガン見しました。今回退団者全員が、直近の『カルトワイン』チームでしたので、ずんちゃん、もえことのからみもほしかったな~とワガママな感想を抱きつつ、私なりにねぎらいの拍手を贈りました。


幸いなことに、まだ何回か観劇します。

その都度何を感じるか、自分の心を解放して楽しめますように。