さて本日2公演めは、望海さんの『Look at Me』。

ほんとに何も言うことがない、技量的には満点、大満足のショー。自分の語彙力の無さが情けない。

まぁとにかくこの熱唱を100分続けて毎日!なんという体力、喉の強靭さ。もちろんコントロールしてるんでしょうが。

スペロのときは、女声も発展途上でしたし、なんなら今後は男役の声での歌唱は控えていこうみたいな流れなのかと思われましたが、もう、男役でも女声でもなんでもござれのLook at Me。自信がついたのかなー、と。


ピクチャーチケット、かわいい望海さんがいっぱい。



ひとつだけ記録しておこうと思っていたのが、一回目の観劇から気になっていたカツラのこと。

衣裳も若干どうかと思うものもあったけど、なんか今日もう一度見ると、3-40年前のパリコレみたい?かも、と思わないでもなかった。あくまでコレクション用の衣裳で、実用性もなければ、なんならトレンドでもなく、デザイナーの主張だけ。まぁこれはこれでありか、と。舞台上での早着替えという制限を考えれば、多少の着ぶくれも仕方ない。

個人的にどうにも納得いきかねたのがカツラ。JPOPのときのサイケ柄っぽいロングドレス(パンツかな)に合わせたロングのカツラ、ボウボウだったし(サイズが合ってないのかな?)、後ろがわに斜めに付けてる髪飾りも、あの長さにしては小振りすぎてあってもなくてもいい感じ。

カツラはねー、我々ヅカファンは娘役さんのそれはそれはきれいなカツラを見慣れすぎてますからねぇ~。

『最後のダンス』のときの肩までのウェーブのカツラも??だったけど、右側面に付けていた髪どめがなんともおかしくなかったか?私はファッションやヘアスタイルの専門家ではないし、デザイナーの意図もはかりかねるものの、素人(観客)の受ける印象ってだいじじゃない?『最後のダンス』のあとは、ミニのワンピースになって、肩袖にビラビラが付くので、カツラはロングでなくてよかったのかもしれないが、あの大きいシルバーの髪どめはなんだかなー(私見です)と、ちょっとばかし残念でした。

そんなことでパフォーマンスにケチはつきませんけどね!


そして今日最大の懸案は、ゲストの入るところと、翔ちゃんの立ち位置。

私は彩凪翔さんのファンでもあるので、この完成されたコンサートにゲストで出演する彼女のメンタルを慮って、余計なことながらドキドキして登場を待ってました。

やはり本編はセトリ通り一応終了し(ですよね)、アンコールでの登場でした。しかも弾丸ヅカトーク(笑) !望海さんが「今日は宝塚のことしかしゃべりません」と前置きはしてましたけど。さすがに翔ちゃんもだてに20年近く舞台に立ってきたわけではなかったですね。あの圧倒的なステージを目の前に見せられても、物怖じすることなく(あるいはその素振りをみせず)、隣でちゃんと発光してましたキラキラほんとに杞憂でした。タカラジェンヌの辞書に「物怖じ」という言葉はない。

「アヤナギ先生」を振られて、髪をかきあげながらの金八先生の物真似も健在(笑)

インスタは定期的に更新はされてましたし、インスタライブも見てましたが、最近演劇には出てなかったために、肉眼で見るのは久しぶり、生存確認できて良かったですラブラブ

11/30のCD発売も、12/4の発売記念コンサートも宣伝する機会をもらえて、望海さん、気づかいさすがですね。どっちも確保済み。楽しみにしてます。

さんざんしゃべり倒したあと、歌は『ガトーボニート』と『シルクロード』のメドレー。はぁ、ステキ。二人とも髪は少し延びて見た目はレディになりましたが、現役時代そのままの男役歌でした。

はけ際にはお約束の「愛してんで」も言わせて、て言うか、もはやネタ爆笑 二人のテンポのいいトークが聞けて、今日の回がとれていたのは偶然でしたが、本当にラッキーでした。


あともう一回チケットありますが、娘が望むならあげてもいいかなーと。この感動をシェアしたい、と思わせるコンサートです。