9/13(火)13時
1階A席、サブセンター、センター寄りの通路側にて、連日で2回目拝見しました。友の会の当選です。新公とのマチソワ目指して、一本釣りでゲット。
泊まりは大阪でしたので、チェックアウト後にまっすぐ劇場にきて、お昼に公演メニューをいただくことに。
一人だとわりと直行直帰で、雰囲気を楽しむゆとりもないですが、今回は娘と二人旅ですので、劇場付近もアテンドしつつ、観劇旅行を楽しむことに。
キャトルで職場や学校にお土産も買って、いざ座席に。
いつも思うのですが、兵庫の大劇場ってほんとにどこの席でも見易いです。座席の前もゆとりがあるし、
上手下手でも前のかたの頭が丸かぶりで視界を遮るストレスも少ない。それに、一階後方席がA席って、めちゃめちゃコスパいい!天井も高くて圧迫感なくて見易いし。
今日の眺め。27列でズームもなくこんな感じ。とても見やすかったです。
さて、ハイロー開幕。
ここからネタバレ含みますm(__)m
前日より展開や登場人物がわかっていたせいもあって、自己紹介部分が消化できたので、他のことに注意を割けました。
芝居はトンチキとの噂もありましたが、そこまでツジツマが合わなかったり、ヘキエキしたりするところはなく、(まぁ原作があるんでしかたない部分もあり…なんでこんなにいがみ合ってんの?とか、なんですぐにケンカになるわけ?とかね)キャラクターの作り込みはなかなかに成功しているので、ひいきの、または気になる生徒さんがいたらさがしやすいし、なんなら新しい注目株を見つける可能性もありそうです。
『エリザベート』など海外ミュージカルは、役が少なくて、出番を作るのに苦心しているように見受けられますが、『ハイロー』ではチームが5つあるので逆に頭数が足りず、各チームの主たる面子以外は、あっちこっちでバイト?してますね。主な所属先はホワイトラスカルズだけど、場面によっては他のチームに入って乱闘してるとか、お祭りの場面では踊り手になったり、お化け屋敷のお化けになったり、屋台の売り子になったり、路線スターでなくても、下級生でも活躍の場がたくさん!やってる方も楽しそうだな~と思うと、客席で見ている方もうれしくなります。
カナがコブラの腕の中で息を引き取り、コブラの慟哭でいったん幕が降りるので、ずし~んとなるのですが、実はそのまま終わりではありません。
だからと言って、霊魂となってからまた姿を現すのもなんだかな~。この辺りがトンチキと言われるのかな?カナが「(幽霊として)出ちゃった」と言うところは、失笑が起きてますが、潤花だからのセリフですかね。彼女が言うと不思議と納得してしまいます。
それといくらホワイトラスカルズの主催とはいえ、舞踏会ってけっこうな無茶振りでは?(笑) しかもドレスコードは白。この人たちいわゆる暴走族なんですよね?なのに用意した衣裳はまるでロミジュリのパーティーのような派手な扮装 これよくLDHもOK出しましたね。ぶっ飛び過ぎておかしくなってきます。しかしそれもまた『宝塚歌劇』なんだよねーと受け入れてしまう自分もいます。いやはや、間口広すぎ。
そしてカプリチョーザ。
気になったのはオペラの場面。
恋人設定のききと潤花がオペラを鑑賞しているところにやって来たさすらいのカプリチョーザ真風。
潤花が心を惹かれて、ダンスをしたり寄り添ったり。途中でききが業を煮やして強引に二人を引き離すも、潤花は未練がありそう。しかしカプリチョーザは少し離れて立つききに向かって潤花の背中をそっと押す。
ふたりが立ち去ったあと、下手の袖からコートを持ってくるのがまっぷー。受け取って羽織り歌い出す「別れの時が近づいてきた~」
相手役を二番手に委ね、同期からコートを受け取って歌い出す流れって卒業を示唆しているようにしか見えないんだけど…もちろんショーの筋書きに沿って、素直に旅の終わりが近づいてきたということでもあるんですが。
兵庫での公演はあと18回。東京との間に何か発表があるかもしれないですね。
なにはともあれ、無事に千秋楽が迎えられることを祈っています。