コロナの感染者がビミョーに増えつつあるなーと思いながら過ごした1週間。
先行している『千と千尋の神隠し』でも感染者が確認されて中止になってましたから、検査体制にもよりますが、いつ休演になってもおかしくはないと覚悟していました。
案の定、6/20に翌日からとりあえず2日間の休演となり、すぐに再開はしたものの、公演ができたのは3日だけでまたしても…ちょっと再開を焦りすぎた感じですかね。
「公演関係者」とだけで氏名は発表はされていませんが、周辺情報を見ると該当者はキャストの方のようで、マスクをしないで舞台に出ている方々は、そりゃ一人でも感染者がいれば広がるのは必至。
キャスト、スタッフのみなさん、体調はいかがでしょうか?休演ということで感染されたかたは特に、精神的にもやられそうですが、まぁ避けようのない事態でしたので、どうか前を向いてくださいますように!
ホームページのスケジュールを見ると…

7/7に再開できても、千秋楽までわずかに3日。最悪千秋楽のみの幕上げかも

私も6月、7月と二回確保していたチケットが幻となりました。なんとも残念。
生の舞台はそのどれもが一期一会で貴重なものではありますが、宝塚時代と違うのは出演作が有限ではないこと!同じメンバーでないとしてもまたの機会はあると思います。望海さんが舞台に生きる姿を見せてくれているから、次のチャンスを信じられる。自分でもふしぎなくらい波立っていません。
どうかじゅうぶん休養をとって、最短の7/7には幕が上がることを祈っています。
それにしてもたとえばカンパニーの誰かがインフルエンザになったからといって、公演自体が休演になることはないですよね?やはりコロナは他の伝染病とまだまだ違う扱いなんですね。たぶん一般社会では感染していても気がつかず過ごして(いわゆるステルス感染)、知らないうちに人にうつしている人もいるやに違いない。演劇界わいとの大きな違いは、基本的には日常マスクをしているということですかね。あっという間にクラスターということはまずない。
仕事中にマスクをできない舞台では、運命共同体としてそれぞれにかなり気をつけて過ごしているとは思いますが、それでもやはり発生するときは発生してしまう。ほんとにどうにかならないのか?と思います。国民の自主的な衛生対策だけに頼って今やほとんど野放し状態?まったくいい加減にしてほしいものですわ。
最近は患者の症状などの報道が全くなく、いまコロナにかかったらどのようなものかがわかりませんが、中には運悪く重症になる方がいても、通常の風邪程度であれば、そのまま日常はおくれるし、隔離とかもないそうです。(←春に罹患した職場の同僚の家族の体験談)
今世間の関心事はこの急激な暑さと熱中症対策。(コロナ対策で)換気をしろと言われたり、(熱中症予防で)エアコンを使えと言われたり、(電力逼迫だから)節電しろと言われたり、まったくハチャメチャです。でもこれだけ報道がコロナに関して下火ということは、ほぼ収束を迎えつつあると思っていいのかなぁと。熱中症の方が危険度、緊急度が高く、亡くなる方も多いということなんですよね?
世間の関心が薄れると対策も後回しになって、演劇界わいだけにあたかも時代遅れのように、『休演』の二文字が点滅することになってしまわないかと心配です。
絶滅は無理としても、経口薬の開発とか、もっと科学的な感染の経路分析とか進めてほしい。やってますかね?(…疑いの目

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