3/16(水)1330公演
なんと今日は来場者2000万人達成の記念の日。
2000万人目の入場者がどなたかは紹介はありませんでしたが、一応該当者はいらっしゃる感じでした。
記念の日の入場者に配られたポストカード(両面)。
佳き日に当たって幸せです。
今日は長年続いている、団体観劇会にお誘いいただきました。もしかすると今後は修学旅行客にシフトするのでは?と周辺ザワザワ。常連の団体客の扱いは不透明とか…私はグループの主宰には遠い立場なのでわかりかねるのですけど。。。
今日はそんな貴重なお誘い。お嬢さんはちなつさんが気になるんですよね?と、ありがたいことに二枚ご用意いただきました。
芝居の月組とよく言われますが、芝居巧者って改めてなんですかね?ドキュメンタリーでない、作り物の世界で自分の人生でない人生を表現すること。そしてその心の動きを見ている人に伝えること。セリフ運びがよどみないことはもちろん、自分の中から自然に出てきた言葉のようにしゃべること、ふるまうこと。そのために、こまかな人物設定が必要なんでしょう。こういう家族がいて、こんな環境で育って、友達にはこういう人がいる。だからこういう時にはこんな気持ちで、こんなことを言うんじゃないか?と隅々まで想像を働かせて作っていく。そしてそれを不自然を感じさせることなく演じるって、、、言葉で言うのは簡単ですが、難しいことでしょうねぇ。易々とやっているとは思いませんが、自然にしか見えないのはすごい!
れいこさんなんてあんなに美しい造形ですし、眩しいほどにキラキラで、どう見ても健司のような平凡で自信なさげなキャラとかけ離れてるのに、いやはや健司そのものでした。別の意味でちなつさんも。昨晩予習として『カフェブレイク』を見ていた娘が、「こんなにふわふわした人がなんで舞台に上がるとあんななの?」と呆れてwwため息をつくほどで。素の彼女たちとは180度違うキャラでも、役として説得力のある人物に仕上げて見せるのに感嘆するばかりです。
スカイステージニュースの中で「三獣士」の座談会をやっていておもしろく拝見しました。着ぐるみのような(ふざけた)ビジュアルでも、それぞれの設定はきちんと考えられていて、姫様に対する思いやお互いの関係など何度も話し合いを重ねて練られていることがわかる内容でした。ただ仲良しだけでもつまらないという事で裏設定もあり、虎衛門の背負っている風呂敷包みのなかには味噌と塩が入っていて、いつか狸吉や鳩三郎を食べてやろうと思っているということも明かされ、(そこまで!)と驚きました。芝居好き極まれりという感じですね。
フルスイングはテーマがキャッチーな曲で頭に残ります。ほかもジャズの名曲や、ポップスのスタンダードナンバーも多数あり、耳なじみもよく全体として大人っぽいムードでした。ダンスもありちゃんのフューチャー場面以外は、踊りまくるという感じではなくて、歩く、回るといった基本的なステップを積み重ねた振りがそこここで見られ、最近の振り数の多い激しいダンスではなく、洗練された動きで見せるダンスのように思いました。
歌唱はトップ以下、二番手、三番手、四番手まで安定の歌のうまさで、朗々と歌い上げる『My Way』、ステキ過ぎました。この中詰めもとてもゆったりした盛り上りで、心に沁みいる豊かさを感じましたね。風間くんはシャウトが得意なのかな?銀橋でのソロ歌唱や、エトワールも、唸る歌唱に心をつかまれました。
全体として場面数も多くなくて、ひとつひとつの場面をじっくり楽しめるのも、わるくないですね。
晴音アキさん、芝居でもショーでも目立ちましたね。退団だったかしら?と思わずニュースを振り返りましたがそういうわけではないようで。何かと注目の95期。ほかに残っている娘役は愛すみれさんと、紫りらさんだけになるのかな?副組長、組長になるのでなければ、そろそろなのかもしれないとふっと思いました。
夏月さん、芝居ではいつも強烈な個性で目立ってますが、失礼ながらショーではあまり注目したことがなかったんです。でも今日ふとオペラの視界に入ってきた夏月さんの華やかな笑顔に惹きつけられて以降、けっこうガン見してしまいました。幸せそうに踊ってて。ダンスが好きでたまらないなんだな~って。いい笑顔
ところでありちゃんが組替すると、風間くんが上がるとして、その次って誰になるんでしょう?『ロマンス劇場』『フルスイング』で露出をみる限りでは、るねくんとかおとくんが多いような気もしますが、今の風間くんポジに代わるにはまだちょっと弱いような?はるくんでは唐突過ぎるし、、、もう少し動きがありそうかも?