本日A席の後方、センターブロックでした。


それで上から見て感じた舞台の映像効果について。

専門家ではないので、あくまで印象です。


本編が始まる前、緞帳が上がるとタイトルが出ますよね。題名そのものだったり、イメージだったりいろいろですが。


こんなだったり↓



こんなだったり↓

今回 fff の題字(字はありませんでしたが)は、五線譜の上で音符が動いてるものでしたね~ルンルン


ここまでタイトル画が動くのは初めて見たような?

映像技術に無知なのでわかりませんが、PCから投影しているのでしょうか?昔のように、題字が天井からピアノ線でぶら下がってるわけではなさそうです。(どんだけ昔…w )始まる前も楽しいですね。私はオペラで譜面を読むことにトライしてみました。音符が動くんで音はとれないんですけど(笑)


本編でも映像は多用されていて、精緻に作り込まれた大道具、小道具、大がかりな舞台装置と共に舞台を彩っていました。

アナスタシアでも風景などが映像で映り奥行きとリアルさが感じられましたが、fff ではそれとは異なる、心象風景を投影する効果としての映像がかなり見られました。


「ハイリゲンシュタットの遺書」のときは、地層がむき出しになった砂岩のようなモノクロの映像が下から上へと広がり、空虚さ、無機質な冷たさ、救いの無さ、つかみどころの無い不安を感じさせますし、何度かおとずれる、ルードヴィヒの耳がきこえなくなる場面では、アメーバが増殖するような?歪んだ大小様々な曲線が揺れながら広がり、不安やぶきみさが絶頂に達します。


CGについてまったくわからないのですが、いわゆる美術さんがイメージを絵に起こしたものなのでしょうか?それとも、なんらかの計算によってPCで描き出されたものなのでしょうか?いずれにしてもぶきみさマックスでした。おみごと拍手


あと一つ。これはたぶん公演が始まってみて思いがけない効果ではないか?と思うのですが、、、フィナーレ近く、天井から五線譜に「交響曲第九番  ルドヴィヒ フォン ベートーヴェン」という金色に輝くアルファベット文字が降りてきますが、上から見ているとその影が舞台の床に映るんです。手前から奥に向かってゆっくりと落ちていくので、奥への広がりが感じられて、曲の重厚さと相まって壮大さを感じられる演出となって感動を覚えます。たとえるなら、、、う~ん、「スターウォーズ」のオープニングみたいな感じです。遠くへ遠くへ遠くへ…と進んでいくスペースシップを思わせるような。(こんな例えでわかってもらえるかなぁ?…) もしかしてこのあと二階席から見る機会があったら、影に気をつけて見てみるとおもしろいかも。

それともこれも偶然でなく、まさかの計算なんですかね?道具を作ってライトを当てて、その影をも演出とする?だとしたらすごいな~びっくり


ちなみに音響は今日とてもよかったです。

昨日は二階(A席)の下手でしたが、音が大きすぎて?歌詞も所々音が割れて明瞭さを欠き残念でした。音量なんてデジタルなんでしょうから、たとえば 0から10まであれば、ここは7でいくとか決まってるんじゃないんですかね?昨日は8だったり今日は7だったり、人によって違ったりしないですよね?いつでも均等の音響のはずですよね?なのでA席の下手は音の回り(聞こえ)が良くないのか?と思ったりしてました。なぜなら先週A席の上手でみたときには、まったく問題を感じなかったから。このあと検証する機会があれば、また気をつけてみたいと思います。どこがいいとわかっても、席の場所は選べませんけどね(笑)


今日は望海さんの4枚組CDを買いました。

全88曲。聞くのが楽しみだわ~照れ



黒い方は歌詞カードのブックレット  ↑



所々に写真も載っています。

8800円、なんと1曲100円で望海さんの歌声が耳元にラブ

なかなかのお買い得では❓️


次の退団記念DVD、スカイステージベストシーンセレクションの発売日は3/26。

3月26日って、ベートーヴェンの命日なんですよ。何かぶつけてきてます?(偶然ですかね)