今日はめずらしく娘(大学生)と観劇です。
彼女を初めて観劇に同行したのは小学校4年生の時で、元々は夫を誘っていたのですが何かの用事でいけないとかで、塾帰りの娘をピックアップして曰比谷に赴きました。
宙組大空さんの「クラシコイタリアーノ」と「ナイスガイ」。スーツもの最高峰(ワタクシ基準)と男役のかっこよさ全開の楽しいショー(のはず)でしたが、、、
寝てはいなかったものの、明らかに退屈そうで、見終わった感想が「みんな同じ顔に見えた~」というもの。あ〰️💧ありがち…
生徒さんが「初めての観劇で感動して受験しようと決めました!」と話しているのをちょいちょい聞きますが、それってやはり、(当たり前ですが)誰でもってわけじゃないのね。
その後は雪組で「星逢一夜」を観ましたが(しかも兵庫で!)そちらも大して響かなかったらしく、唯一印象に残ったのが「ラ・エスメラルダ」の題字がカタカナだったこと(笑)
幼稚園の頃にお友達がバレエを習っているのを羨ましがることもなく、ピアノは全然好みでなかったらしく、4年できれいさっぱりやめてしまいました。結局続いたのは運動系のみの筋肉娘、その後は部活が忙しくなって劇場からすっかり足が遠のいていました。
そんな娘が今回行く気になったのは、たぶん春休みで暇だったことが大きいかと。。。
ただ今さら沼落ちしてもいっそかわいそうなんだけど、と要らぬ心配をする母。だって今回目立つ役の人は、咲ちゃんとあーさを除いてはみんな退団する生徒さん。となると初心者に区別がつくのは退団者ばかりになりそうだし。
劇場内では聞けないから、と事前に娘が知りたがったのが以下の3つ
①(芝居は)どんな話か、登場人物はだれか
②一番のシンガーは?
③一番のダンサーは?
ワタクシの答え
①ベートーヴェンの生涯。
ベートーヴェンとナポレオンとゲーテ
②トップコンビ
③二番手
3回目とはいいながら、見たのはずいぶん前のことでほぼ初観劇と言ってもいい人と一緒に見るのはなかなかドキドキ。(どんな感想を持ってくれるかなー?と)fffを見終わって「望海さんの声は天井を突き破りそうだね」とひとこと。悪い感触では無さそう?ショーを見終わってからは特に感想もなく帰ってきましたが、ダイニングでちょっとくつろいでお茶など飲みながら「宝塚観るのって体力つかうね」とポツリ。あー、わかる。それは私も。望海さんはじめ舞台上の人が発するエネルギーを受け止めるのにとても体力が要る。座って観ているだけのはずなのに、空気を伝わってくるものが緊迫していて、心にビーンと響く感じというか?
娘の総括としては、「良かったけど一度でいいかな」
なるほどね~三つ子の魂百までってほんとなんですね。
母子で観劇に行っている人が羨ましいです。同じ趣味の話が娘とできたらよかったけど…息子のお嫁さんに(淡い)期待をしてみようかしら?いや、お嫁さんの候補もまだなのに気が早すぎ(笑)
今日は取り次ぎ不可だったチケットが二枚あったので、振替をしてもらえました。A席最後列の下手。
私の見える範囲でA席に数席は空きがありました。(コロナ関係の)キャンセルだったのでしょうか?行きたい人もいたかもしれないのにうまく回らなくて残念でした。
私の左手側に、芝居が始まってもしゃべっている60代後半~70代くらいの二人のご婦人がいて、ちょっとビックリ。自分の家の茶の間で見ているかのような遠慮のなさ。幕間にはおしゃべりをしないように注意喚起されていますが、芝居の最中ならいいとでも?さすがにベートーヴェンが登場して音量マックスになってからは、静かになったようでしたが…
生オケが入ることや、新人公演が復活することなど、今日は明るいニュースがいくつかありました。劇団や生徒さんの努力と工夫をムダにしないように、私も一層気をつけて協力したいと思います。