上野の森美術館で開催中のKing &Queen展。
宝塚周辺的には、音声ガイドが明日海さんということで話題になっていた、アレです。


夫と妹が美術好きで、気になる展覧会があると誘ってくれるので、ちょいちょい見に行く機会があるのですが、自分からは特に選んで行くことのないのが正直なところ。今日は妹が「はいからさんが通る」の観劇のためにアテンドで劇場に行くので、その前に彼女が興味のありそうな美術展をセレクト。私的には、明日海さんの音声ガイドに興味津々。これまでも美術展でゆうひさんの音声ガイドを借りたことがありました。なんの展覧会だったかは覚えてない(笑)のがお恥ずかしいですが、今回もたぶん明日海さんの声聞きたさに足を運んだ人も少なからずいるでしょうねぇ。

やわらかな声、肖像画の人物に成りきり、芝居のセリフをしゃべるが如く抑揚をつけて話す声の演技。King(男性)のセリフでも、現役の舞台での時のように太い低い声ではなかったですが、でも王としての威厳を秘めて放たれているのが感じられました。聞き慣れていたはずの男役、明日海りおの姿がガイドに聞き入っているとふと消えていなくなる心地がしたりしました。ファンのかたにも変化を感じずにはいられないはずで、それをどう受け止めるか、、、ですよねぇ。
2000円近くする展覧会の割には作品数は少なめ?と感じましたが、その分音声ガイドに集中できたかな。ほとんど全ての作品の解説を聞けましたし、英国王室の歴史をあらためて知ることができて、展覧会そのものもおもしろかったです。

妹とは観劇の前に、漫画の「はいからさんが通る」の話を懐かしくしました。同世代なので、あうんの呼吸でわかることも多く、原作では高屋敷はどんなキャラだったかとか、他にも牢名主さんというおもしろい登場人物がいたよね、とか印念中佐って最後までやなヤツじゃなかった?とか色々。
離れて暮らしているので会うことは多くはないのですが、子どもの頃(若い頃)に同じ体験をしてきた人との話は尽きないものですね。妹は「カサノバ」の時にマイティが気になると言っていて、「はいからさん」の原作では鬼島軍曹がご贔屓でしたので、もしかするとドはまりしてしまうかもしれないなぁ…と内心楽しみに?しています。
元気で歩き回れるうちに、女きょうだいと旅行や観劇などいっしょにして、おしゃべりするのが夢なので、話題を共有できたら最高かな~

これでもかってくらい、少尉をクローズアップしてくるけど、私はやっぱり鬼島軍曹がいいわラブと妹から。そうね、ファンてそんなものよね。