会社のもよりの書店で2020レビュー本を入手しました。同じときに「あと4冊だった!」と同行のお友だちにほっとした様子で言って、手に取った人がいたので、思わず目で(買うんですね?ご贔屓はどなたですか?)と聞いてしまいました。キャトルではよくある光景ですが、一般の書店で遭遇するのは珍しいことで、かるく興奮しました。(笑)

観劇ができない日々が続いているためか、あまりグッズを買わない私もついいろいろな品に手がのびる昨今。
レビュー本は10年ぶりほどに購入しました。
今日仕事が休みでしたので、久しぶりにその2011年のものを本棚の奥から捜し出して見てみました。
まゆさん、きりやん、ちえさん、けいさん、ゆうひさんのラインナップ。そりゃ初恋を思い出すがごとき懐かしさがありましたが、それよりも、各組二人、または三人の対談形式のページが、今見れば正に「きら星のごとく」!
花組のまーくん、だいもん、星組の紅さん、真風さんと全てトップさんになりましたね~
ある程度わかりやすいレールが敷かれているんですね。

研5の咲ちゃんやきき、研4のたまきち、研3のみりおんが、三年後の自分に向けて手紙を書いていたり、そして男役のせしちゃんも!男役と言えば、ちゃぴもまだ集合写真では男役のかっこうで、しかもピックアップページにはまったく掲載されてないのに驚きます。ほんとにその後、急な抜擢でしたから…

(おそらく)期待されていながら消えた方も、彗星のごとく現れた方も、地道に一歩づつ上がっていった方も、、、その後よく知ることになった方や、残念ながら名前を見ても全く覚えのない方も。
今やトップも輩出し爆上げの95期も、10年前はみりおんが一人ピックアップで出ているほかは、まだ集合写真のみの扱いです。

時の経つのは早い!そしてジェンヌさんたちの成長は著しい。その分自分も確実に年とってきていて、この分だと棺桶に足を突っ込んでいるのも気がつかないうちに、天に召されてしまいそう。それはそれで幸せか(笑)

  毎年40人入って、ほぼ同じ数が卒業していく宝塚。
 10年経つと全員入れ替わりみたいな体制で実にうまく新陳代謝ができているとは言え、もはや「結婚までの腰掛け的なお嬢さん芸」とは言えないハイレベルになってきていますから、油ののったところでやめていくのがなんとも惜しい気もします。その命の短さが身上なのかもしれませんが、、、う~ん、このジレンマはきっとずっと続くのでしょうね。
その後のエンタメ業界をうまく泳いでいける人も限られていますし、コロナ禍でつまづいた感がありますが、宝塚OG夢組構想がうまく機能していったらいいなぁと思います。

昨日ゆうひさんがフジの「スカっとジャパン」の中の再現VTRに出演していて(わずか5分ショボーン)、所属事務所の方針もあるとは言え、テレビというメジャーな世界では、宝塚のトップまでつとめてもこんな扱いなのかとちょっと切なくなりました。志のあるOGさんが、いろいろな世界で充実した活動ができますように。