ちょっと前の放送になりますが、「スカイステージトークリクエストDX瀬奈じゅん&鳳月杏」を視聴しました。
実は録画したのに諸事情により見られてなくて、ようやく見ることができました(^^)v

あさこさん(78期)とちなつさん(92期)て改めて、学年で14年も違うのね。あさこさんが2005年にトップになって、ちなつさんは2006年の入団。そりゃもう雲の上の人だったというのが、このちなつさんの様子を見てるとすっごくよくわかりました。

本格的な宝塚通いはゆうひさん始まりの私にとっては、あさこさんといえばゆうひさんの同期という認識。遅咲きだったゆうひさんは、つい昨日まで在籍していたような気がしていたので(といっても卒業はもう8年前なんですね💧)、大人のムード漂うちなつさんとそこまで大きく学年差があるとは思っていませんでした。例えて言うなら、、、20才と35才で結婚した年の離れた夫婦も、20年経つと40才と55才となってさほどの年の差を感じなくなる、とでもいうような?わかってもらえますかね、この比喩(笑)
ただ本人たち(特に年下の方)にとっては、この学年差は埋めがたいものなのですね。いつまでもトップさんと、最下級生のまま。

あさこさんがちなつさんのことを、もしかしたら周囲にもわかるほどに?目をかけていたこととか、ちなつさんの側からは、たった一言かけてもらった言葉やその時の情景がずっと忘れられなかったこととか、多くを語り合わなくてもお互いの間に通っていた情愛が溢れていて、微笑ましい限りでした。

あさこさんは花→月へ。ちなつさんは月→花(→月)とちょうど逆の組替えを経験しているので、お互いにあ、うんで通じるものがあること。組替えをしなければ、自分の苦手なこと、ダメだなと思っていたことを変えることができなかったというちなつさんを、優しく頷きながら見守るあさこさん、聞いてもらってうれしそうなちなつさん。見ていてこちらがふわっと幸せになりました。

「いろんなちなつを見たい、すごく楽しみ、今のちなつは最強、なんでもできる」とあさこさんに怒涛の太鼓判を押してもらっても尚、謙虚なちなつさん。憧れのトップを見上げる下級生に戻ってましたね。その可愛さたるや!舞台の上ではいつもクールビューティで、大人の余裕を漂わせているのに、このギャップは反則というものです。

コロナのせいで、もう丸5ヶ月舞台を見ていません。ほんとうにヅカ切れで、気分的にはカスカスです。しかしおそろしいことに、人間この状況にも慣れてきてしまうもので、、、辛いことばかり考えていては生きていけませんから。先日「NHKクローズアップ現代
」で、劇団四季の社長が「(舞台演劇は)続けていかなければなくなってしまう、なくなってしまったら取り戻せない」と危機感を強く表していたことが、現実味をもって迫ってきますね。
公演はようやく再開したばかりだけど、また舞台に立つちなつさんに会える日がきっとくると信じて、その日を楽しみにしています。