今年のお正月は喪中でしたので

初詣は喪が明けてからと思いつつ

時期が過ぎるとダラダラと行かずじまい。

例年通り、増上寺への初詣に行こうと思いながら

日は過ぎていきました。

 

そんな折り、

家庭画報に載っていた龍に纏わる神社紹介に興味を持ちました。

行かれる範囲で訪ねてみようと決めて4ヶ月が過ぎました(⌒-⌒; )

(訪ねることが出来るのはおそらく2ヶ所だけかなぁ~)

ようやく、行って来ましたニコニコ

 

朝6時に出発車

目指すは沼津市の大瀬崎にある「大瀬神社」

駐車場に車を停めて、海沿いに歩きます。

 

ここの海は

海水浴場100選にも選ばれている大瀬海水浴場 。

遠浅で内海なので波は静かです。

スキューバダイビングのメッカとして1年を通して多くの人が

訪れるそうです。

私たちが歩いている時にも準備をしている人たちがいました。


海越しに富士山を望む景色でも有名なようですが

訪れた日は雲が多く、富士山は顔を出してくれませんでした。

お借りした画像ですが

こんな風景を見たかった~

 

大瀬崎

白鳳13年(684年)の大地震で

海底から現れた島が始まりとされています。

同時期の地震で多くの土地が海没した、
土佐国(高知)から神が土地を引いてきた
と考えた人々がここに引手力命を祀ったのが最初とも

言われています。

 

大瀬崎一帯は、

池や本殿を守るように約130本のビャクシンが群生しています。
ビャクシンの樹林としては日本の最北端で、
自然発生のまま群生している所は、全国的に見てもまれとのこと。
樹齢千年以上と思われる老木も見られるこの樹林は、

全国的に珍しいものとされ、天然記念物に指定されています。

 

 

 

 

 

 

大瀬神社の鳥居が見えてきました。

大瀬神社

海の守護神・引手力命がご祭神です。

 

 


引手力命のご眷属(けんぞく)天狗
拝殿へ続く鳥居の下には左右に天狗の下駄が置かれています。


 

拝殿

 

 

拝殿には龍や天狗の彫刻が施されています。

 

境内の拝殿への階段傍に小さな建物があり、

そこにお留守番の、お婆ちゃんがいました。

その方が言うには、

上の彫物は地元で有名な方が

1本の木で彫ったものと話していました。

 

ここでは天狗信仰があり、

天狗とカラス天狗の彫物もありました。

カラス天狗は、この神社の守り神とも言っていました。

 

 

鳥居の近くには、銅板で出来た天狗のうちわもありました。

 

 

お参りをした後は
大瀬崎の先端に位置する大瀬神社境内の奥にある神池へ行きます。

 

100円で券を買います。


 

神池

駿河湾に向かって突き出した細長い岬の先端近くにある、
最長部の直径が約100mほどの池で、伊豆七不思議の1つに数えられています。

 

神池は龍穴にあたり、
その先の波打ち際からは富士の裾野まで望めるのが特徴。
この位置関係は
龍脈の祖山である富士山を顧みることになり、
回龍顧祖」と呼ぶ特別な地形だそうです。

 

海から最も近いところでは距離が15㍍ほど、
標高もおよそ1~2㍍しかなく、
海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池であり、
コイやフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息しているのが不思議な池とのこと。
 

鯉の餌が売っていて、

それを持って水際に立つと、

一斉に鯉が寄って来て、大きな口を開けましたびっくり

 

 

お借りした画像を見ると分かりやすいです。

 

 

大瀬海水浴場~大瀬神社~神池への全体の光景です。

 

 

 

私たちが帰る頃に、年配の男性4人とすれ違いました。

今は静かな大瀬神社ですが、

サンドイッチマンさんがTVで紹介した際には

多くの人が訪れたそうです。

 

夫と二人でおみくじを引きましたが

な・な・なんと、凶と末吉でした😊

 

気を取り直して、次の目的地へ向かいます (*´꒳`*)

 

 

 

たまたまTVをつけた時に見た番組で紹介していた

熱海の洋食レストラン「スコット」

ぶら~っと寄ってみようとニコニコ

でも、

「TVで紹介されたからには混んでいるでしょう」と思い、

事前に、お店に電話をして状況をお聞きしました。

聞いて正解でしたアップ

 

「開店は12時、11時50分から順番に案内ます」との説明通り、

開店前には行列ができました。

私たちは6番目でしたから、1回目の案内で入れました😌

 

 

昭和21年(1946年)終戦後まもなく熱海で開業。

終戦後の物がない時代に

創業者の蓮見健吉さんは様々な工夫をし、

今のスコットの味の基礎を作り上げました。

当時、洋食屋は珍しく、また博識ぶりが気に入られ、

熱海で暮らしていた志賀直哉や谷崎潤一郎氏など

名だたる文豪たちに愛されてきたお店です。

 

コースを選びました。

喉が渇いたのでビールを・・・私だけ (*´艸`)‪

添えられてきたのは、塩味がするシュークリームの皮でした。

 

オードブル

 

こくのあるスープ あつあつのパン

ライス サラダ

 

メインは

夫はカニのクレープ包み

 

夫は、このソースが美味しいと (﹡ˆᴗˆ﹡) 

お店の方が、取り分け皿を用意してくれたので私も食し、

ビーフシチューを夫にお裾分けしました(*^-^)

 

私は、ビーフシチュー

 

デザート

夫は珈琲とカボチャプリン、私は紅茶とババロア

珈琲と紅茶に添えられていた焼き菓子も美味しかった~(*⌒▽⌒*)

 

夫は、どれも美味しいと満足していました ( 〃 ˆᴗˆ 〃 )

 

コースはメインの品により価格が変わります。

メインが単品と同じサイズでの提供のようで、お腹いっぱいになりました。

どの品も丁寧に作られていますね~

2代目が改良を重ねたデミグラスソースが評判で

現在は、

3代目がスコットの変わらぬ味を守り続けているそうです。

 

お客さんが店内で椅子にかけて待っているので、

ゆっくりと食せないのが、ちょっと残念です。

 

昭和27年当時、スコットに

谷崎潤一郎、志賀直哉、武者小路実篤氏等が集まり

会食された際の記念の寄せ書きです。

お店入口の1階に置いてあった

「熱海市商店街連盟 熱海で遊ぼ。」の冊子に

スコットさんが紹介され、載っていた写真です。

 

長くなりました。

最後までお付き合いいただいて

ありがとうございます*_ _)ペコリ♡