今日は吹く風に冬の到来を感じる朝でした

もう少し秋でいてほしいなぁ~

夕方から

目黒川イルミネーション・橋のライトアップクルーズ

参加します

コロナが第五類になって以降

私の住んでいる区はイベントが以前のように行われています

むしろ

前より多くなったような気がします

嬉しいことです(*⌒▽⌒*)

 

暖かくして出掛けましょ(*´︶`*)

 

 

 

一泊二日の旅・最終回は、久能山東照宮と駿府城です


久能山東照宮徳川家康を祀る神社です
全国に100社以上ある東照宮の中で最古の神社です


徳川家康は晩年を駿府で過ごしました

元和2年(1616年)に徳川家康が亡くなると

遺言によって、息子で江戸幕府第2代将軍の徳川秀忠は

父・徳川家康の遺骸を久能山に埋葬し

御霊は日光東照宮に祀られました

このとき徳川家康は西を向いて葬られたと伝わっており
これは徳川家康の故郷・三河国を臨んでいるとも
朝廷のある西国を見守っているのだとも云われています

 

久能山東照宮の社殿は

1年7ヵ月ほどのスピード工事で造営され
江戸時代初期における最高の建築技術を結集した権現造の傑作とと云われています

 

久能山東照宮への参拝方法は
久能山の山下から1,159段の表参道を上る方法と
日本平からロープウェイで久能山に渡る方法があります

 

ロープウェイは葵のご紋です

 

深い谷間を下ります

 

駿河湾を見渡せます

いちご栽培のビニールハウスがたくさん連なっています

 

降りた付近は石垣です

 

 

ロープウェイを利用すると楼門からの参拝になります

 

階段を上ると

 

楼門

元和3年(1617年)の建造です

 

第108代後水尾天皇の宸筆「東照大権現」の扁額が掲げてあります

 

楼門をくぐり振り返ると

左右の金剛柵内に狛犬(角のない方が獅子、角の有る方が狛犬)が据えられています

中央の蟇股に獏の彫刻があります

夢を食べると言われる獏ですが

鉄や銅を食べて生きる動物とされているそうです

 

“戦乱が続くと金属は武器に使われるため、

獏は食べるものがなくなって生きていけなくなる、

その「獏が生きられる平和な世の中を維持しなさい。」という家康からの

私たちへのメッセージが獏の彫刻に込められているそうです。”

(世界で争いが起きている国にこの言葉を伝えたい)


 

 

家康公の手形が置かれていました

 

神厩

当時は家康公の愛馬を飼育していましたが
現在は

名工左甚五郎作と伝えられる木像の神馬が納められています

 

鼓楼
創建当時は鐘楼でしたが
明治時代の神仏分離の際、鐘を太鼓 に替えて今の名称に改められました

 

 

久能稲荷神社
末社稲荷神社と末社厳島神社と合殿になって西向きに建っています
稲荷神社の御祭神は保食神です
東照宮創建以前よりの鎮座と伝えられています
古来山上の愛宕神社の前に鎮座していましたが
明治17年9月15日の暴風により社殿が倒壊したので、
山上から楼門内東側の現在所に遷座されたと伝わっています

 

唐門
拝殿正面にある門です

上の扉が閉まった画像はHPからお借りした画像で、下は私が撮りました

見学時には扉が開いています

 

屋根は銅瓦本葺黒漆塗の四方唐破風造の門です
羽目板に唐獅子牡丹、黒松に鳥の透彫があります

 

神楽殿
古記録によると「古来神楽は奏せざる例」であるといい
以前は武家奉納の絵馬が掲げられていたと伝わっています

 

神庫
奈良の正倉院と同じ校倉造りの建物で
博物館ができるまでは神社に伝わる宝物類が納められていました

 

日枝神社
御祭神は大山咋命

元和3年(1617年)の建造
創建当時は本地堂として

薬師如来像(東照大権現の本地仏)が安置されていましたが
明治時代の神仏分離の際に仏像を移し
楼門内東側に鎮座していた山王社の御神体を納めて

社名を日枝神社と改めました

画像はお借りしました

 

 

ここをくぐると

御社殿、拝殿、本殿があります

ここから先は人が多く

じっくりと見ることが出来ませんでした(・・;)


御社殿
御祭神徳川家康公をおまつりする「本殿」と
参拝をするための「拝殿」を「石の間」で連結した「権現造」で
全国に数多く創建された東照宮の原型となりました
江戸時代を通じて権現造社殿が全国的に普及する契機となった

最古の東照宮建築として、平成22年国宝に指定されました 

 

 

 

この先に神廟があります

 

 

神廟です

 

 

 

 

久能山東照宮の石段は

一段の高さが高く、奥行きも深くて歩きにくいです💦

昔の人は身長が高くないのに、どうして!?と思っていると

若いカップルの方も、同じことを言っていました

 

東照宮の方にお聞きしましたが

「山なので場所を取るためもあると思いますが

はっきりした答えはわからない」とのことでした

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」の精神でお聞きました

いえ、ただの好奇心かな(⌒-⌒; )

 

家康に因んだ

日光東照宮、上野東照宮へは何回も行き

増上寺は毎年、初詣に行きます

久能山東照宮の知識は全くと言っていいほどありませんでした

「百聞は一見にしかず」の通り

後で振り返っても、実際に訪れたので理解が出来ましたニコニコ

 

家康の遺言
「遺体は駿河国の久能山に葬り、
江戸の増上寺で葬儀を行い、
三河国の大樹寺に位牌を納め、
一周忌が過ぎて後、
下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、
関八州の鎮守になろう」(『本光国師日記』より)
との遺言を残されていますが、
一周忌が過ぎた後に日光に分霊した(霊だけを分けた)という説と、
亡骸を移したという説があるそうです。

家康が残したメッセージ
拝殿の彫刻にも家康からのメッセージが込められている
拝殿に向かって上部の欄間にある3つの彫刻がそれ
社殿に向かって一番左は「ひょうたんから駒」
これは「あるはずのないことの例え」を表しており、
人生何が起こるか分からない、あるはずのないことが起きたときに備えて、
日頃から十分な準備しておきなさい。
そうしてチャンスを掴みなさい!という家康の教えが込められているそうです。
真ん中は、「司馬温公の甕割り(しばおんこうのかめわり)」の彫刻。
大切な甕を割って溺れた友達を助けたという中国の故事により
生命の尊さを伝えているそうです。
一番右の「孟子孔子老子」の彫刻は、
中国の賢人に倣い終生勉強をしなさい、というメッセージを伝えているそうです。

(お借りした文章から)

 

 

時間が押しています

駿府城へ急ぎます車

 

 

駿府城

当初は室町時代に駿河国守護を務めた今川氏の居城でしたが
甲斐の武田氏等との抗争を経て、天正10年(1582年)
徳川家康が駿河を領有することになりました


本丸と二の丸の城跡が都市公園「駿府城公園」として整備されています

 

日が落ち始めた頃に到着

駐車場を探し回っていると

ライトアップされた櫓が見えてきました

テンションUPアップ

 

駿府城公園は24時間開放されています

この公園を近道として通り抜ける仕事帰りの方や

ワンちゃんの散歩の方を多く見かけました

 

紅葉山庭園

歴史的背景を活かし
城郭の大名庭園に見られるような、遊びと楽しさを基調として創られています

駿河の国の名勝を織り込んだ4つの庭を中心に
四季折々の表情を味わうことが出来るそうです

入園は16時まで、16時30分に閉門なので間に合いませんでした

 

 

真ん丸お月さまも見えて夜景への期待ワクワクです音譜

空がきれい~

 

 

東御門

二ノ丸南東に位置する東御門と巽櫓(たつみやぐら)です

平成8年(1996年)に日本古来の伝統工法にのっとって復元されました

 

巽櫓
駿府城二ノ丸の東南角に設けられた二重三階の隅櫓で
十二支であらわした巽(辰巳)の方角に位置することから「巽櫓」と呼ばれました
平成元年(1989年)に復元され
全国にある城の櫓建築でもほかに例の少ないL字型の平面をもち
駿府城の櫓の中では防御に優れた櫓でした

画像はお借りしました

 

坤櫓

二ノ丸南西角に位置する坤櫓(ひつじさるやぐら)

干支が方位に用いられた築城当時、南西は未(ひつじ)と申(さる)の間であるため
坤と呼んだことが由来です


 

 

二の丸堀

 

どれも中の見学には間に合いませんでしたが

夜景が見られたことで満足でした

 

駿府城前にある県庁もライトアップされていました

 

観光終了です(*´▽`*)

 

それでは今から最後の目的場所へ行きましょ音譜

 

出発前から夫が「鰻を食べてから帰ろう」と言っていました

ネットで検索して、お店を決めていました

 

肝焼きが運ばれてきた時に色が濃くて驚きましたびっくり

 

お会計の時に聞くと

鰻も肝焼きも甘目のタレにしているそうです

そのほうが味が馴染んで、もっちり感が出るそうです

とても大きな肝です

 

こじんまりしたお店で、鰻屋さんの店主としてはお若い方でした

ビルの1階と2階がお店で、1階はカウンター

2階に案内され、接客した若い女性はとても感じが良く

心地良く食しました

「ご馳走様でした」と言って、お店をあとにしました

全ての予定終了👌

 

いつものことですが

私たちの旅行は目一杯のスケジュール

もし、駿河湾でクルージングをしていたら

駿府城は省いたかしら?

結果として🆗でした

 

22時、無事に帰宅しました🏠

 

一泊二日の長い記事にお付き合いを頂いて

ありがとうございました*_ _)ペコリ♡