フィギュアスケートの羽生結弦選手が
競技会には出場せずプロに転向すると発表しました

 

ずっと応援をしてきた私は

ある意味ホッとしました(母心です)

 

スポーツ選手にいつかは来るであろう引退

彼は「引退」という言葉を使いませんでした

 

プロスケーターとして次の挑戦を始める

これからも4回転半のジャンプなどに挑戦し続ける

どこまでもストイックで彼らしいと思いました

 

採点方法が変わり

回転数が大きく採点に影響するようになりました

私は、見せる演技のフィギュアスケートは

構成やしなやかさなど、他の要素も重要だと思っています

彼は、それらが抜群だったと思います

 

プロとなり

これからは、彼の魅力を今まで以上に発揮し

活躍することでしょう

 

 

岐阜県の旅の続きです

 

宿へ着きました

長良川温泉の十八楼

創業は万延元年(1860年)

160年の歴史ある旅館です

 

十八楼の前身は「山本屋」 

松尾芭蕉は貞享5年(1688年)岐阜滞在中に
長良川を臨む水楼に招かれ
美しい自然と幽玄な鵜飼
そして

街の風情に感銘を受け「十八楼の記」を記したことから

「山本屋」から「十八楼」へと改称したそうです

 

 

ロビーです

 

 

外の景色を眺めながら

ウエルカムドリンクをいただき、一息つきました

喉が渇いていたので

夫も私も、お疲れ様のビールをね( ^_^)/□☆□\(^_^ )

 

 

至る所に置かれていた、着物を着た消毒液です

 

部屋に荷物を置き、夕食に向かいました

会場の舞台は和の雰囲気

 

すでに、大勢の方が食事を開始していました

テーブルの間隔が遠く、安心して食事が出来ました

 

さぁ、いただきましょニコニコ

セッティングされていた品がお洒落~音譜

 

先付け 玉葱黍豆腐

 

前菜

 

口代わり 清流美とり燻製ゼリー寄せ

 

向付 お造り盛り合わせ

 

焜炉 十八楼名物・飛騨牛の牛鍋

湯気でせっかくの飛騨牛が分かりにくいですね

 

吸物 鱧葛打ちすまし汁仕立て

 

焼き物 鮎塩焼き

 

炊き合わせ 鰻豆腐・南京・大黒本湿地

 

食事 鮎雑炊・香の物

 

デザート

 

とても美味しかったです

でも

私は、鮎の塩焼きを食べた頃から

「お腹いっぱい、どうしよう吐きそう」と言いながら

残しては失礼なので、頑張って完食しました

 

鵜飼とセットになったプランを選んだので

この後は屋形船に乗り、鵜飼観賞です

 

そんなこともあり

いつもの宿泊の夕食時より早いペースで食しました

もちろん、ビールとレモンサワーも飲みました🍻

 

気持ち悪さがマックスになり

部屋に戻り・・・トイレで全部吐いてしまいましたえーん

でも

吐いたおかげでスッキリし、鵜飼観賞を楽しむことが出来ました笑い泣き

 

コロナ禍でなければ

鵜飼観覧船で食事が出来たのですけれどね

 

十八楼は、鵜飼観覧船乗り場を持っているので

専用の通路「鵜飼小路」から、スリッパのまま行くことが出来ます

(乗船時は履き物を脱ぐので)

画像はHPからお借りしました

 

長良川の鵜飼は、およそ1300年の歴史があり

時の権力者たちに保護されてきました


織田信長は「鵜匠」という地位を与え鵜飼を保護したと言われ
徳川家康はたびたび岐阜を訪れ鵜飼を見物、保護し
岐阜で作らせた鮎鮨を江戸まで運ばせました

 

部屋の真下が観覧線乗り場でした

 

さぁ、楽しみにしていた鵜飼観覧船に乗ります

コロナ禍で乗船客は定員の半分だそうです

 

通常は2名の船頭さんがつくそうです

 

この日は予約が多くて船頭さんが足りずに1名の船もあり

モーター船で現地まで運ぶ船もありました

私たちが乗った船もそうでした

他の船に合わせて、ゆっくりと進みます

 

川岸では、船を誘導する方たちが待っていました

停泊して鵜匠登場を待ちます

 

鵜飼始まります👏

 

鵜匠が鵜を手縄で操り

鮎が赤々と焚かれた篝火の明るさに驚いて

光をはねかえしながら逃げるところを、鵜がくちばしで捕えます

鵜の首にまかれた首結と呼ばれる紐によって
ある大きさ以上の鮎は飲み込めないそうです

 

 

 

 

 

鵜飼が終わると川岸に来て後片付けをする」と

川岸で待機をしている方から聞きました

私たちが乗る船の隣に、一層の鵜飼舟が来ました

鵜匠が鵜の首にまかれた首結を解くのを間近で見られました

その間、お手伝いをしている方から

鵜飼の鵜は、一日一食

鵜飼を終えた後にホッケを食べると教えていただきました

 

また

夫と私は、船の最後尾に座っていたので

川岸に待機している方から

たくさんのお話を聞かせていただきました

 

「日本で鵜飼が行われているのは京都・福岡など数カ所あるが

国から認可されているのは長良川の鵜匠6名だけ

 

鵜匠は世襲制で男性の子どもしか跡を継ぐことが出来ない

 

長良川の鵜匠は宮内庁式部職鵜匠という役職が与えられている

 

皇室用の鵜飼場所、宮内庁の御料場がある

 

高級観覧船が就航するようになり、通常の3倍くらいの料金」等々

楽しくお話を聞かせていただきました(*´▽`*)

 

私が金華山にライトアップされた岐阜城を見て綺麗!

と言うと

「もう少し移動するともっと全景が見えるから帰りに見て」

と言われたのに忘れてしまいました

 

高級観覧船は部屋の窓から見えていた船でした

 

 

鵜飼を堪能した後は温泉♨です

 

シルキーバスなど3つの湯を楽しました

画像はHPからお借りしました

 

露天風呂も3つ入りました

画像はHPからお借りしました

 

湯上がり処 蔵楽

 

ゆっくりと温泉に浸かり、一日の疲れを癒やしましたニコニコ

 

部屋の冷蔵庫にはレモンサワーが入っていましたが

私は飲むのが怖くて

夫だけが湯上がりに飲んでいました

 

岐阜旅行、一日目が終わりました(๑•᎑•๑)♬*゜

 

 

※鵜飼は多くの文化人にも愛されました
松尾芭蕉が岐阜を訪れた際、詠んだ句です
「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」

 

“鵜飼の一夜が更けて鵜舟が帰りゆくころは
あれほど鵜飼を面白がっていた心が
そのまま悲しく切ない思いへと変わってゆくことだ”

との意だそうです