ある冊子で
こんな記事を目にしました

 



幸せってだろう


イギリスに留学していた時、なにげなくテレビを見ていたら、
ガーデニングの番組が放送されていました。
レポーターに紹介された人は、
いかにも普通のおばさんという風貌で、
それは楽しそうに自分の庭の花々を紹介していました。

驚いたのは、、
その花達がペットボトルを半分切った鉢(?)や缶詰、
小さなバケツに植えられていたことです。

番組はBBCのゴールデンタイムでしたから
日本で言えば、
NHKの人気番組と言ってもいいものです。

そんなメジャーな番組で、
嬉々としてペットボトルや缶詰に植えられた花々を紹介している。
なおかつ、その女性は、
そのことをまったく気にしていないようでした。
「こんなものに植えて」とか
「これしかなく」なんて恥じる言葉もまったくありませんでした。
僕は彼女の姿を見ながら、衝撃を受けていました。

日本だと、おそらく、
テレビの取材が入ると決まった段階で、
ホームセンターで立派な鉢やプランターセットを
買うんじゃないでしょうか。
そうしなければ、恥ずかしくて見せられないと
思う人が多いと感じたのです。

番組はレポーターが町を歩いて、
素敵な庭を見つけるとインタビューするというスタイルでした。

庭先を紹介するその女性は、
本当に幸せそうな笑顔で
「花を育てることが大好きなの。
そして、道を歩く人達に見てもらうことも」
と語っていました。

この女性の発言がずっと僕の心に残っていて、
僕は、
『幸福のヒント』という本を書きました。
それは、

「幸福とは、結局、
自分が『何を幸福だと思うか?』ということを見つけることなんだ」
と思ったからです。

僕達日本人は、ともすれば、
「こんな庭を見せるのは恥ずかしい」とか
「周りの人は評価してくれるだろうか?」とか、

自分ではなく、「周りの人がどう思うか?」を、
自分の幸福の基準にしがちではないかと思うのです。

多くの人がスマホを持ち、
SNSなどの評価を気にすることが当たり前になってきた時代は、
その傾向が加速されます。
でも、こんな時代だからこそ、
他人が「いいね」を押すとかフォロワーの数が何人になったかではなくて、
「自分はいったい、幸福とは何だと思うんだろう」と
ゆっくり考え、見つけることが大切だと思うのです。

   鴻上尚史 文

 

 

 

昨日は久しぶりに婿と孫が夕飯を食べに来ました

 

最初は娘家族3人で来る予定

ところが

勉強が終わらないから行かれないとびっくり

 

孫は塾の帰りが遅くなったので

我が家で夕飯を食べて帰ることもなくなりました

塾のお迎えの時に

多めに作った品をタッパーに詰めて渡しています

 

18時に合わせてテーブルに並べていたお料理を

タッパーに詰めて届けました

それを車まで取りにきた孫は

「グランマの家へ行く」と車に乗り込みました

エッ!?

孫は不機嫌な様子

 

娘に確認すると

「21時までに帰ってくればいい」とのこと

でも、婿はそれまで夕飯を食べずにいるのビックリマーク

婿に、「一緒に行こう」と電話をすると

孫は、「パパは来なくていい」と

 

どうなっているのか分からないはてなマーク

 

結局、婿と孫は我が家で夕飯をすることになりました

 

娘家族に振り回され、疲れました 

それでも

孫と過ごせる時間を幸せと感じるグランマでした(*´ω`*)❀