3月分 読書まとめ | ~【自反尽己】日々是精進~ 

~【自反尽己】日々是精進~ 

「自反尽己(じはんじんこ)」自反とは指を相手に向けるのではなく、自分に向ける。すべてを自分の責任と捉え、自分の全力を尽くすことである。

また、月末での更新になってしまいました・・・。

月末も月末・・・4月最終日って我ながら酷い。
おまけに、読書まとめ以外での日記更新すらも
出来てない始末。

本来なら、1月末に参加した講演会や、
先月中旬に参加した勉強会などのことも、
ここでupすれば良かったのですが、
すっかりタイミングを逸してしまいました。

中身の濃さも大事ですが、短くとも、
「機」を大事にしないといけないですね。


では、先月3月分の読書まとめです。
 ※一部レビューが完成しておりませんが、ご容赦を。
  尚、レビューの有り無しが、イコール良い本・悪い本ということでは
  ありませんので誤解なきよう。(過去の月分も同様)


3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1788ページ
ナイス数:37ナイス

呻吟語を読む (致知選書)呻吟語を読む (致知選書)
再読。3月中旬に行われる研修会にて『呻吟語』に関する講義もあるため、約一年ぶりに通読した。
安岡氏ならびに解説の豊田良平氏も語っているように、呻吟語はまさに自己革新の書だと強く感じる内容である。
呻吟語それ自体は古典であるが、そこで語られている多くは、現代と比しても何ら違和感の無いほどに通じるものがあり、学ぶ点、自省すべき点は少なくない。
安岡氏の関連本はこれまでに何冊か読んできたが、個人的に最もお薦めしたい作品の一つ。とりわけ政治を司る人たちには、すぐにでも読んでもらいたい書である。【書】
読了日:03月04日 著者:安岡 正篤


論語に学ぶ (PHP文庫)論語に学ぶ (PHP文庫)
読了日:03月10日 著者:安岡 正篤


地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
再読。東日本大震災から一年後の今日、あえて再読した。
今作は阪神淡路大震災での被災者の声を元に制作された本。この本が出版されたのは07年。つまり震災後から12年後ということになる。その約10年間の被災者の様々な経験や声の蓄積が、今の我々にいろいろなことを伝え教えてくれる。
昨年起きた東日本大震災で被災された声も、きっと数年後に私達に教訓として伝えてくれるだろう。それがまた、日本の一つの「防災」のあり方なのではとも思う。そうして繋いでいくことが、亡くなられた方々に報いることだとも思うのだ。【古】
読了日:03月11日 著者:


行為の意味―青春前期のきみたちに行為の意味―青春前期のきみたちに
再読。こちらも今日3/11に再読したかった作品。なぜならば、ACのCMで使われた表題の詩の作者である宮澤氏の命日もまた、3/11であったから(年は違う)。
詩ということもあり、また、前回と違い家の中で時間ある中での読書だったこともあって、全ての詩を声に出して、感情込めて読んでみた。
勇気が沸いてくる詩があった。目頭が熱くなるような詩があった。感謝を知る詩があった。自分は一人なんかじゃないと思える詩があった。
今作は中学生に向けた詩を集めたものだが、世代問わずお薦めしたい詩集である。【書】
読了日:03月11日 著者:宮澤 章二


王道の研究―東洋政治哲学王道の研究―東洋政治哲学
極めて難解な書である。私のような小人が一度読んだくらいで簡単に理解できる筈がない。いかに巷で購入可能な他の安岡師の本が、多くの読者にわかるように読みやすく砕いているかがわかるくらいだ。
本著は安岡師の記念館にて昨年末購入したもの。1月初旬から読み始め、途中挫折するもなんとか2ヶ月かけて読了した。明日17日は購入した地で古典などの勉強会がある。かつて安岡師や吉川英治氏なども学んだ地で、自分も大いに刺激を受けてきたい。
本著に関しては今後も再読していきたい。自らを省み己を尽くす為にも。【書】
読了日:03月16日 著者:安岡 正篤


活学講座活学講座
一年半ぶりに再読。この書を通じて、私は『自反尽己』という言葉と出会った。改めて、自らを省みることの大切さを教えられる一冊である。
読了日:03月22日 著者:安岡 正篤


「孟子」は人を強くする (祥伝社新書129)「孟子」は人を強くする (祥伝社新書129)
読了日:03月25日 著者:佐久 協

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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