自由と無秩序をはきちがえている人が多いと少しだけ思う


真の自由は絶対に求めるべきだけれど、落とし穴もある


多様性は絶対に尊重するべきだけれど落とし穴もある



真の自由は混乱を巻き起こしたりはしない


自由を掲げて無秩序を正当化するのはいかがなものか




真の自由は調和をもたらす



新しい形、新しい概念、それは大事


だけれど、、、新しければなんでもいいわけじゃない


「新しい」「今までにはない」というだけでは、必ずしも洗練されているわけでも、革新的なわけでも、進化でもない


もしかしたら「今までにないほど不調和」になってしまっている「今までにないほどの退化」の可能性だってある


それを"新しい"の一言で美化するべきじゃない


無秩序を促す、無理矢理な"新しい概念"はまるで論破だけで世界を渡り歩く、根をもたぬ浮遊霊のようだ



でも真の自由を求める道の途上ではこの事態は避けられないのもわかってる


そう簡単に真の自由など見出せるはずがない


"自由もどき"が溢れる


無秩序が溢れる


その中で感覚を研ぎ澄まし、真の自由を見極めてゆく、真の自由を問うてゆくことが必要なプロセスだから



真の自由は本来、秩序と調和を生み出すもの


空のような広がりを感じさせるもの


その人間からその方向性と志が感じられないのなら、それは自由とは言えない


自分勝手に成り下がる