なぜヨルダン？

すおはようございます晴れ



昨日は夫からビッグサプライズ！！

最近ずっと忙しくて
週末もなく動き回っていたら
なんだか電池切れギザギザ

子どもを寝かしつけても、
子どもよりも先に寝付く私

ここのところずっと、
そんな自分を受け入れるかのように
寝かせ付ける時は
私も一緒に寝る準備をしてから
寝ちゃいますzzz


そろそろチャージしないと、と思っていたら


『お疲れ様！！
  今日はお寿司に行こう！！』


と夫からのお誘いLINE寿司




こういうのって、嬉しいですよね。

「疲れてるよね、どうしたの？」
「なんで忙しいの？」

疲れてる時って、説明するのも疲れちゃう。


今日はお寿司でたくさんチャージしてきました赤薔薇




さて、よく聞かれるのが、

「なぜ、ヨルダンに行ったの？」

確かに、
なんであんな遠い中東に行こうと思ったのか。

なにかヨルダンに縁でもあったのか。


いやいや、
ただ単に、派遣されたから、です。



私が当時勤めていた国境なきこどもたちという
NPOから

当初はパレスチナに派遣される予定でした。

しかし、パレスチナ情勢が少々悪く
そんな時同時に採用された男性の方がいらして、
体力的にも男性がパレスチナの方がいい

という事になり、

同じ時期にプロジェクトをスタートした
シリア事業に私は派遣される事になったのです。



「シリア」「シリア」と聞いていたので
私はてっきり「シリア」に行くのかと。


イギリスに留学していた時に、
シリア人の知り合いがいました。

その人は友達にはなりませんでしたが、
とても印象の悪い人だったことは覚えてます。
だから、シリア人の支援、と聞いて
あまり良い印象がありませんでした。

でもまぁ、その人はシリア人のうちの1人であって
きっと楽しくなるだろう、なんて期待を胸にチューリップ


もちろんシリアには派遣されず、
ヨルダンという国へ。


私が担当した事業は
2011年に始まったシリア紛争から逃れてきた
難民支援。

2012年夏 シリア隣国のヨルダン北部に
ザアタリ難民キャンプという施設が設立されました。
それよりも前に、沢山のシリア人が流入してきて
ヨルダン政府は慌てて難民キャンプを設立した、
といっても過言ではないほど、
押し寄せてくるシリア人は毎日半端なかったのです。


私は、2013年3月にヨルダン入りしました。
そのザアタリ難民キャンプでプロジェクトを開始するために。



正直、ヨルダンなんてどこにあるのかも知りませんでした。

「アンマン」、、、

イラク戦争の時に良く中継されてたなぁ。
テレビの画面の端っこに
「中継  アンマン」ってテロップ出てたなぁ。
それくらいのイメージしかありませんでした。


NPOの活動は全て寄付金や国や財団法人などからの助成金でまかなっています。
私たちのプロジェクトは、2013年1月に申請していたのですが
なかなか助成金が降りず、

つまり、
助成金がないと人も雇用できないし
派遣員の私も渡航費が出ない。
現地での生活費も出ない。

ということで、助成金がやっとおりた3月。

すぐにチケットを取ってヨルダンへと向かうのです飛行機



私が見たヨルダン。



真っ青な空
どこまでも続く平原

ラクダ

ヒツジ

ラクダ

ヒツジ

🐪

🐏

そして

ロバ

ロバ

ロバにのる人



私はこの地で生きていかれるのだろか、、、



そうこうしているうちに

街の中心部へ。

私の住むことになる
レインボーストリートという、
首都アンマンの中でも
かなりPOPな街で生活が始まりますルンルン


ご存知の方も多いのですが

私は『散歩ができない人』です。


私立の小学校に通い、
一年生の頃から大きなランドセル背負って
約1時間かけて学校に通っていました学校

寄り道なんてしたら、警察に捕まる、
そんなイメージすら勝手に持ってしまうほど
学校に着くまで、
家に着くまでは、
学校の名前に泥を塗るような行為を
してはいけない、と
厳しく毎日先生から言われていました日本


未だにそれは私の中で生きていて、

目的地が決まっていないと、
出かけられないのです。


そこら辺を散策


あーー、この響き、憧れます。



私にはできず、、、

増してや、一歩外を歩くと
訳の分からない言葉で
まるで喧嘩をしてるかのように大きな声で
大きな身振り手振りで話す人たち。


そしてやたら見てくる。
いや、私が気にしてるだけなのか？

でも、視線が気になる。

「チャイニーズ！！」
と手を振られる。



「日本人だわムキー」
と思いながらも、怖いので、
なるべく絡まないようにムシアセアセ


買い物に行こうと思っても、
数字が読めない。
いくらだか分からない。
相場もわからない。



私は約2ヶ月、
最長500メートルくらい先のスーパーしか
動けないという毎日を過ごしていました。



しかし、天気のいい毎日晴れ晴れ晴れ
ポカポカしていて、毎日最高でした！！


今月末、ヨルダンに行ったら
ヨルダンの空の写真をたくさん撮ってきます。

と言っても雲ひとつない青空なので
単なる「青」になりますが。

なぜか毎年撮りたがるこの写真。
夫が息子を持ち上げ、まるで空を飛ぶような、、、

手が見えてるから飛んでないてへぺろ