現在公認会計士受講生の身分ではありますが、
会社員時代に培ったモノの見方を備忘録として
記載しておこうと思います

同僚や上司に報告や連絡、相談を行う際に
よく「SVOC」を明確にして話すように、
ということを言われてました。
過剰な出費や、規定・コンプライアンス違反など
受け手にとって耳が痛くなるような話は
例えそれが自分自身に関することでなくても
責任を感じ、是正しなければならないという、
言わば「会社(という組織)は単体である」という
考え方のもと処理されるため、
それらの情報を相手に伝えることや、
公にすることに対しては積極的な姿勢を
とりたくない、というところが本音だと思う。
自分たちが受け取っていた給与について
何かしらの業務や作業、行為そのものに対する
対価として支払われた見方が
世間一般的ではあると思うが、
より遠くを見据えた収益性・健全性の確保のため
業務を遂行している委託社員・派遣社員・バイト等
の研修費用・負担を軽減させる対価として
受け取っている認識を強く持った。
意識的に他人の失敗や怠慢を請け負うわけだから
当然納得のいかないケースや、理不尽なケースも
多数存在することは容易に想像できる。
そこで求められる言動こそ、その人の資質であり、
社会人に相応しいか判断される基準となると
私自身は思っている。
要は、自分がどう思っているかではなく、
その場・その状況で周囲の人間がどのような
言動をする人材を求めているか、に尽きる。
模範解答こそないものの、あらゆる状況に対して
成果を出せる人間に対して、より多くの対価である
給与や賞与が支払われると私は考えている。
価値観ではなく、価値が優先されるのである。
若くして、職を離れた人間の多くは
それらを理解していない人が多いように思う。