晩御飯後、家族全員でBSを録画した映画『八甲田山』を観た。1977年公開。兄妹が生まれるずっと前の映画。

八甲田山といえば、父の故郷の代表する山。ほんのちょっとだけ雪の八甲田山の経験があるが、あの映画の吹雪のシーンは秀逸。たった数センチ雪が積もっただけで大騒ぎする東京から見ると、八甲田山の雪は…。現に父も若かりし頃、八甲田山でスキーして、遭難しかかったことがある。コースのスキーだったけどね…。あの時の風の音とか今でも覚えているもんね。

遭難のシーンのリアルさと組織の指揮系統の不味さを兄妹は観て、二人ともお互いに突っ込んでいた。しばらく冬の青森に行ってないから、モコには雪の八甲田山の記憶はないみたいだが、兄は朧気に覚えているようだ。

しかし、家族で『八甲田山』をじっくり観るなんて、変わっている家族ですな(笑)。私生活で「天は我々を見放した!」とならないように、気をつけましょう。