兄の合格祝いを兼ねて。東京日本橋にある「室町三井ホール&カンファレンス」で開催された「マンガダイブ【推しの子】スーパーイマーシブライブ」に行ってきた。兄の塾のお迎えの時間調整で行った漫画喫茶で読んだ『推しの子』はなかなか面白く、このイベントを知った父が、兄とモコを誘ったわけだ。アニメ版は見ていないけど、漫画13巻を何回も読んで、年甲斐もなくハマった。

結論から言う。面白かった。B小町の3人の背後にある設定が秀逸。アクアとルビーは訳ありなのはわかり切っているが、MEMちょの設定が泣かせる。かなちゃんも健気で、いい。イジらしい。兄の推しがかなちゃんで、モコはアクア。父をほったらかして兄妹で楽しみ、ノリノリ。父はないがしろ。グッズを買う時だけ、「お父さ~ん」(笑)。だいぶ買わされた。お小遣いだけで完結させろと言ったのに…。

兄妹仲良く楽しんでいるのを見て、父も久々に楽しんだ。

せっかく日本橋まで来たのだから美味しいものを食べようと、いくつか候補をピックアップ。モコが海鮮丼がいいというので『推しの子』が終わってたどり着いたのが、「海鮮丼つじ半」。

人気の店だから行列は覚悟の上だったが、想像以上だった。

12時に並び始めて、店に入ったのが15時05分!なんと行列3時間越え!せっかく並んだのだからと意地になったら、脱落できなくなってしまった。これが東北新幹線だったら新青森まで行っている時間!兄は「日本橋青森事件」と命名した。寒かったし、座れずずっと立っていたので、全身こわばってしまった。行列している人の言語が中国語と韓国語だらけ。しかしながら、ようやく中に入って食べた海鮮丼は美味しかった!ウニが食べられないモコは、必然的に松と特上が食べられないと苦笑いしていたが、3時間待った甲斐があった。最後はお茶づけにして食べた。物足りないと思ったけど、店を出た瞬間に満腹感が。流石に並ぶのが大変だったけど、美味しかったから良しとしよう。モコが珍しく、「美味しかった」を連発していた。

 

食後は、日本銀行併設の「貨幣博物館」に。ギリギリで到着して、ゆっくり見られなかったけど、無料で見られ、とても楽しい博物館だった。モコは父の説明にウンウン頷きながら聞いていた。

 

貨幣博物館を出ると17時を過ぎる。兄が東京駅の駅舎を見たいと。案内板を見ると「読売新聞本社」と「将門首塚」の文字が。ちょっと遠回りしてその二つを見に行く。箱根駅伝のゴールである読売新聞本社前。そこにある駅伝のモニュメントと歴代優勝校の碑を見る。そして、将門の首塚。父が30年前に見たおどろおどろしい雰囲気はなく、きれいに整備されていた。

 

最後はライトアップされた。東京駅。

 

3時間の行列はあったけど、親子3人、疲れたけど、楽しい休日だった。