自律神経は、その時々のからだの状況に応じて、意思とは無関係に自動的に働き、体内をつねにベストな状態に保ち続ける神経です。

交感神経、副交感神経でバランスをとりながら体を調節しているというのは聞いたことがあるのではないでしょうか。

最近では副交感神経には2種類あり、脳幹の背中側からでている「背側迷走神経系」と脳幹のおなか側から出ている「腹側迷走神経系」があることがわかってきています。自律神経は2つの2つの拮抗する神経系だけで構成されているのでなく、3つのシステムで調整されているのです。