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■ハイローでは、ここ数年で最大の異常自体が起きている
ここ、数週間、ハイロー(旧ハイローオーストラリア)において異常事態とも言える怒涛のアップデートが続いている。
私の把握している限りで、2022年3月に5回は微細なアップデートが行われている。
通常の感覚の持ち主であれば、ハイロのUIについてそこまで考えることはあまりないはずだ。普通に取引する分においては、大型アップデートを除いて、一見、通常通りにエントリーすることはできるため、直接的に影響を実感しづらいだろう。
しかし、先日のアップデートが私たちの取引に確実に影響していることは間違いない。
これは、取引時間が短いターボ取引をしていればいるほど顕著に現れる。
直近で行われたハイローのアップデートがどう私たちに影響を与えて、今後勝つためにはより何が求められるのか?を解説していく。
▶︎影響①ターボ取引が終わった
私は以前から『主に「期待値が安定しない」「事前想定通りのエントリーができない」という理由から、ターボ取引は絶対にやるな』という主張をしてきた。
この方針は昔から変わらず、ターボ取引は推奨していない。
(例外的に今回のUI変更によってできる裏技的な取引は30秒取引でしか使えなかったりもするので、100%勝てないということではないが、多くの一般トレーダーにとってターボ取引は避けるほうが無難であると考えている。)
しかし、それに追い討ちをかける形となったのが、今回のハイロー大型アップデートである。
今回のアップデートで全体的に重くなったことによって、エントリーから実際に約定されるまでに以前よりも時間がかかるようになってしまった。
これにより、ロジック通りの「本当はエントリーしたかった箇所の範囲」と「実際のエントリーされる箇所」の乖離がますます開いてしまった。
つまり、期間が短い取引であればあるほど、この約定遅延の影響をモロにくらいやすく、手法として再現性を出すことが不可能になりつつある。
トレード手法には、再現性が必要不可欠であり、例えば「AさんとBさんとCさんが、同じトレード手法を使って同じ額でおおむね同じ箇所でエントリーしたときにそれぞれ全く結果が違う」というのは、手法ということはできない。
手法を手法として維持することが不可能になってしまうほど、今回のアップデートは深刻な影響を与えている。
▶︎影響② 連打エントリーの難易度が上昇
前述の通りUIが重くなったことにより、連打をする際に数秒のラグが生まれるようになった。
このラグの発生により、これまで同じ場所で連打していればギリギリ勝てていた取引が、ラグにより数秒約定が遅れたことで負けてしまったということが起こっている。
連打エントリーというのは、通常の反発エントリーと比べても非常に繊細な相場環境認識を求められる。
ただこれ自体はPCのスペックをあげることで、ある程度は解消することは可能なので、連打エントリーをするほどの(1回のエントリーあたり最低でも数十万円以上)を扱うトレーダーにとっては、そこまで大きな問題とは言えないだろう。
▶︎影響③自動売買が終わりかけている
自動売買が終わりかけている大きな要因は2つある。
1つは今回の「ハイローの大型アップデートの一新に技術力不足で対応できなかった」というもの、もう1つは、「頻繁なアップデートが引き起こしているいたちごっこ」である。
今回の大幅アップデートにより、取引通貨ペアの表示のされ方がタブ形式になったのはご存知だろうか?
通貨ペア、取引の時間軸ごとにタブが表示されるようになったことによって「取引選択、通貨の切り替え、エントリーの処理がとても重くなった」という影響が出ている。
例えば、EUR/JPYとEUR/USDの2つの通貨ペアを表示させた場合、同時に2つの通貨ペアの取引レートの更新処理が行われることとなる。すごく単純にいうと、これまでの2倍の通信がブラウザ上で行われていることとなる。また時間軸が違えば、同じ通貨ペアでもまた新しいタブとして表示される。
自動売買というのは、平日であれば数時間稼働させっぱなしは当然で、
途中動作自体は停止したとしても1週間画面を開きっぱなしのこともザラにあるわけだ。
ただでさえ、CPUの負担が高いことをするのに、それを何時間も連続で行わなければならない。
しかし、一般トレーダーというのは、家庭用PCもしくは、月額のVPSを使って自動売買を回すため、そこまで性能がいい環境下で運用できるわけではない。
長い時間、重い処理を家庭用PCで行えるようにするためには、極めて高い技術レベルが求められることは言うまでもない。
また少々専門的な話をすると、今回のアップデートによって「これまで使えていたライブラリが使えなくなった」「エントリーの勝敗判定がしづらくなった」などにより、開発面でのハードルが非常に上がっており、安定的に使える自動売買ソフトを作れるプログラマー自体が極めて少ないというのもある。
次に、いたちごっこについてだが、バイナリーのおける自動売買取引というのは本質的には「クリック代行プログラム」である。
自動売買ソフトでは、MT4からシグナルを受け取り、代わりにクリックを代行するという処理を行うわけであるが、今回の頻繁なアップデートにより、クリックをする位置も変わってしまっている。
なので、アップデートのたびにプログラムを書き直して、検証して、本稼働させなければいけない。
アップデートも数日というペースなので「やっと検証段階を終えて稼働に入ろう思ったらまたアップデートで仕様が変わってしまった」というイタチごっこが続いている。
■今後ハイローで勝ち続けるために求められること
今日はここまで
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