■先週のふりかえり
先週
- オレンジライン上でVサイクルを作るような急反発
- オレンジライン上でもみあった後、オレンジライン上で強いPAの発生
このどちらが起きたらロングをいれていきたいと考えているとお伝えしていました。
結果として、オレンジ抵抗帯の手前にてVサイクルが形成されましたね。
若干のリスクリワードが変更はあれど、十分に短期ロングエントリーは狙えた箇所だったかと思います。
■ドル円のリアルタイム解説
現在の目線「どちらかというとロング狙い」
依然としてロング狙いです。
理由としては、
- 2020年3月起点の重要な抵抗帯を抜けたこと(※単純な高値ではなく)
- ポジション保有率が依然として売り優位であること
- すでに何度目かの高値トライであること
などがあげられます。
ただ「金曜日夜〜土曜朝にかけて大きい吹き上げがあった」のが懸念点です。
金曜日の夜からは、新規にポジションを構築する勢よりも今まで持っていた既存のポジションを一気に解消とする値動きの方が多いわけです。
つまり、この吹き上げはすでに売りポジションを持っていた人の利確、損切り(=決済買)の可能性が高く、先週よりも今度の上昇のエネルギーとなる燃料が消化されてしまっているのではと推測できます。
よって今週のシナリオとしては、
全体的な目線としては依然ロングですが、
一度下がって停滞を作るような値動きになることは十分に考えられるでしょう。
先週よりは短期的な目線の確度は低いチャートであると考えてください。
なので、個人的に月曜日に朝いきなりポジションを持つのは控え、
週初めの方向感が決まってから、ピラミッティングでポジションを構築していくのが得策であると考えています。
■方向感を見極めるタイミング
方向感を見極めるタイミングとしては
大体ドル円の朝9時は、9時になった瞬間に日本市場が開場して
激しく動き出してから、その後数分程度で失速、まくられるような値動きが発生して
その流れに追随し、日本市場前半の流れが決まるというケースが多いです。
なので、「月曜日の9時の値動きの初動がどう捲られるのか(否定されるのか)」に着目して、チャンスがあれば、数時間程度のポジションを張っていきたいのと、あとはこれだけの高値圏ではあるので、21時〜22時の値動きをみて判断したいです。
意図としては、チャートを大きいレンジで捉えた時に、天井圏、底値圏の値動きで反転するかブレイクするかというのは、出来高の多い時間に決着がつくことが多いからです(逆に時間足ベースの重要な抵抗帯を朝6時など出来高の少ない時間帯にブレイクした場合には、フェイクブレイクといってダマシのブレイクになる可能性が高い傾向にあります。)
■まとめ
見立てを書こう書こうと思っていたら、予想だにしない忙しさで日曜日の夜になってしまいました。
途中まで書いてボツにするよりは出しちゃった方が良いだろうということで、駆け足でなんとか書き上げました。
年内はできるだけ見立てをコンスタントに書いていきます。
今日はここまで
1年以上前の記事等を検索することができます。「プライスアクション」「チャート」など知りたいワードで検索してみてください