20代の頃から、足の付け根(股の部分)に小さな米粒大のできものが
できていしまた。
痛くも痒くもなく、片側にしかないので何だろうなぁと思いながら
30年以上経過した今年の2月。
突然、米粒大のできものが、めちゃくちゃ大きくなっててしかも激痛
立っていても座っていてもジンジンと痛く、寝ているときだけ痛みは治まる。
できものができている場所が場所なので、ネットでいろいろ調べて
まずは婦人科を受診しました。
久しぶりの婦人科、緊張です
診察台の椅子に座ると、足をのせている部分が自動で左右に開きご開帳
患部を見た先生が「あ~かなり腫れてますね、ゴルフボールくらいの大きさに
なってますよ。中ではなく外にできているので、これは脂肪腫かもしれませんね。
CTスキャンしても悪い腫瘍ではないようです。とりあえず様子みましょう。」
とのことで、軟膏と抗生物質を処方してもらい帰宅。
しかし
翌日もその翌日もまったくよくならず、さらに痛みが増して
起きていられない状態になりました。
またまた同じ婦人科に行き内診してもらったら、患部から膿が出ているって
痛みの原因は膿だと思うので、針で少し膿を出します...
と言われ、できもの付近に麻酔をされましたが
これがまた飛び上がるほどの激痛
あまりにも痛くて体中力む。
看護師さんが近くにきて、私の手を握って肩をさすりながら
「息をゆっくり吸って吐いて~」と言われても、そう簡単にはできない
処置が終わったあと看護師さんから、下着が汚れるので
そこにあるナプキンしてねと言われ、数年ぶりのナプキン着用
はい、かなり出血していました。
先生が再度CTスキャンしたけれど、悪い腫瘍ではないと思うが
ここでは簡単な処置しかできないので、総合病院に行ってねと
紹介状を書いてもらい、さっそく翌日総合病院へ行きました。
本当は毎年大腸カメラや胃カメラ検査をしている病院がよかったけれど
今回の症状は対応してないらしく、別の病院へ行くことになりました。
さすが、大阪を代表する(と私が勝手に思っている)病院
予約取れなかったけど紹介状があるから、かなり待たされましたが
当日でも診察してくれます。
まずは婦人科を受診。
婦人科の先生が患部を見て「うわ~痛そうやねぇ~。でもこれは形成外科やね」
ってことで、すぐに形成外科に行くように言われました。
同じフロアにある形成外科へ行き待っていたら結構早く呼ばれて診察室へ。
そこには満島ひかり似の若くて可愛い女医さんがいました。
紹介状をすでに読んだらしく
「はい、じゃ下着全部取ってベッドに横になってね~」と言われましたが
今までの婦人科はウエスト部分で上半身と下半身区切るカーテンがあったので
それほど恥ずかしくもなかったけど、こんなカーテン
形成外科ではフツーのフラットな診察ベッドなので、すべてが露わ
女医さんだったのが救いでした。
先生が患部を見て、確かに腫れてますね。とりあえず膿を出すので
麻酔しますね~と恐怖の言葉。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
さっき診てもらったばかりで、いきなりですか~
とにかく麻酔が気を失うくらい痛いんです
そのときも看護師さんが、私の手を握って肩をさすってくれて
「息をゆっくり吸って吐いて~」と付き添ってくれました。
先生が「はい、膿は全部出ました。患部にガーゼを入れて止血していますので
半日経ったら取ってください。取るとき痛かったらガーゼ湿らせてね」
麻酔がまだ効いているのもあったと思いますが、今までの痛みが一切なくなって
気分爽快
先生の説明では「これは粉瘤ですね」とのこと。
初めて聞いた名前ですが、よくある症状のようです。
前日の婦人科の先生では脂肪腫と言われたんですが...と聞くと
いや、これは粉瘤です。
できものの中に壁のような袋ができて、その中に膿が溜まっていくのが粉瘤。
脂肪腫とは違います。
で、今回は膿だけ取りましたがまだ袋が残ったままです。
この袋があると、絶対に再発します。
実はさっき膿を出しながら袋がチラッと見えたんですが
一気に取らない方が患部のためにも、早く傷口を治すためにもいいので
2~3か月後に袋と周りの組織を取る手術します...
ガーン
また、あの痛い麻酔をするのか...と思うと、今から震えてきます
とりあえず、1週間後に傷の状態見ますのでまた来てね~
それと入院の説明などもしますね~と仰ってその日は終わりました。
激痛がなくなっただけでもマシ
麻酔が切れたら痛みはありましたが、なんとか過ごしました。
傷の中のガーゼを取るときも、湿らさなくても血でガーゼがすでに
湿っていたのでスルッと取れました。
しかし、血の量がすごかった。
ナプキン生活、再び。
1週間後に再診。
出血も治まりナプキン生活も終わりました。
満島ひかり似の可愛い先生に患部を見てもらい、イイ感じですねぇ~と(笑)
では4月頃に、患部内の袋と周りを取る手術をしましょう。
そんなに大きな手術ではないので安心してください。
ただし、手術は私と部長がします。
部長は男性ですがいいですか?と聞かれ、お任せしますと言いました。
部位が下なので、先生も気を使ってくれたんだと思いますが
私は大腸カメラで肛門もオトコのY先生に毎年見られてるし(笑)
先生の性別なんて言ってられません
満島ひかり似先生も、肩に粉瘤ができて切除したそうです。
こんな女性の、股の、下の部分にできるものなんですか?と聞くと
粉瘤はどこにでもできます、場所を選びませんし
同じような場所にできた患者さんも、今までいましたよ、とのこと。
同じような症状の方の参考になればと思い、ブログに書きました。
長文になりましたが、また入院後の経過など
ここに書ければと思います。
歳を取ると、体にいろんな症状がでてきて、困りますね
今回のできもののせいで、楽しみにしていた育三郎君のミュージカル
”トッツィー”の観劇をあきらめました。
ネ申席だったのに、残念無念
でも、約3時間の観劇は体力的に無理だったかもしれません
今日もみなさんにとってステキな一日でありますように