HEDWIG and THE ANGRY INCHを見てきましたー!

 
私の大、大、大好きなヘドウィグラブラブラブラブラブラブ
 
 

 
 
 
実は、9月の初めの東京公演を見て、今回は2回目の観劇。
 
ヘドウィグとアングリーインチは、全国ツアーをまわって、再び東京に戻ってきたのでした。
 
 
あ、一応説明すると、ストーリー的にも、ヘドウィグはアングリーインチというバンドを引き連れて、全国をまわるドラッグクィーンなの。
 
ドラッグクィーンって何かって、今更調べたら、
 
女装した男性。特に、派手な衣装や化粧などのショー的な要素を含む扮装をしたホモセクシュアルの男性。
 
って書いてあった。
 
やだ。私ってば。違う意味で捉えてたわーガーン
 
 
 
 
 
日本でヘドウィグが上演されるのは、森山未來くん以来の何年ぶりかな。
 
森山未來くんのヘドウィグは、だいぶオリジナルから離れた演出だった。
 
2017年はジョンが日本にやってきて、中村中さんがイツァークを演じながら、ヘドウィグをも演じるという離れ業だった。
 
 
で、今回は久しぶりにオリジナルの形で演出されたヘドウィグ。
 
本当に本当に楽しみでした!
 
 
 
 
 
 

 
 
 
ヘドウィグは浦井健治くん。
 
イツァークは、女王蜂のアヴちゃん。
 
 
 
 
正直、1回目見たときは泣けなかったの。
 
なんか、物語に入り込めなかった。
 
大好きな作品すぎて、ジョンや耕史くん以外では、私の心に響いてこないのかな?と悲しくなった。
 
今回は、歌も日本語だったから、私の心にあるヘドウィグの歌と合わなかったからかもしれない。
 
ジョンは当然英語で歌ってるし、耕史くんの時は歌は英語だったから。
 
本当に何度も聴き過ぎてる歌だったから。
 
 
 
 
だけども、2回目は泣けた。
 
1回目とは逆に日本語で聞くことで、心にストレートに入ってきて、
 
前回に感じなかったのが嘘のようにヘドウィグの感情が伝わってきた。
 
浦井ヘドウィグも良かった。
 
後半になるにつれて、グイグイ浦井ヘドウィグの迫真の演技に飲み込まれていった。
 
 
 
 
痛みや悲しみが暴走してしまったヘドウィグ。
 
でも、破壊の後には再生がある。
 
ヘドウィグは、魂の片われを探し求めて続けて、傷だらけになってしまったけど、最後には歌が残ったんだね。
 
ヘドウィグには、歌がある。
 
それがヘドウィグの人生。
 
 
 
そんなことを感じて、涙が溢れてきました。
 
こんなにはっきりとヘドウィグの気持ちが伝わってきたのは、初めてかもしれない。
 
いや。わかってないのかもなー。
 
実はいつ見ても、何がこんなに泣けてくるのかわかんないままで・・・。
 
でも、最後には胸が熱くなって泣けてきちゃうんですよね。
 
それを追い求めて観に行くのかも。
 
 
ああ。本当にこのヘドウィグというミュージカルが大好き。
 
 
 
 
 
 
今回、舞台が始まる前にバンドメンバーが音合わせ的に演奏するんですけど、
 
イツァーク役のアヴちゃんも出てきて、写真や動画を撮って良いんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
これ、いつまで撮って良いのかな?と思ってたら、
 
そろそろ時間な時になったら、ちゃんとアヴちゃんが仕切ってました!
 
 
 
 
この写真や動画はSNSにUPしちゃって良いです。
 
でも、この後から(の舞台を撮影やUP)するのは絶対にやめてください!
 
いろんな意味で消されます!!!
 
それから、ノッテきたら、どんどん立っちゃって結構です。
 
前の人が立ったら、見えない!とか言うのはやめてください!!!
 
前が立ったら、その後ろも立つ!
 
その後ろも立つ!
 
その後ろも立つ!
 
そして、手も振りあげちゃっても踊っちゃっても良いです。
 
万が一、隣の人にぶつかっちゃったら、仲良くなって、一緒に飲みに行ってください!
 
 
 
こんな前フリがあって、本当に面白かった!
 
 
 
 
 
アヴちゃんのイツァークは、ちょっと中二病入っちゃってる感じ。
 
こんなに存在感あるイツァークは初めて。
 
言葉を発しないのに、こんなに主張するイツァークを初めて見ました。
 
 
ヘドウィグは自分と同じ辛さをイツァークにも与えるんだよね。
 
 
なにかを得る時には、なにかを捨てなければならないの。
 
 
イツァークは、ウィッグを被ることを禁じられてしまった。
 
女に戻ることを禁じたってことかな。
 
そんなヘドウィグをすごく憎んでいるように見えるイツァークでした。
 
お互いに同じ痛み(何かを得るために何かを捨てた痛み)を持ち、傷つけ合う二人。
 
だからこそ、最後にヘドウィグがイツァークを痛みから解放した時、イツァークがあんなに輝いて見えたのかもしれない。
 
 
アヴちゃんは、不思議な魅力を持つ人ですね。
 
アヴちゃんのヘドウィグも見てみたいと思った。
 
 
 
 
浦井ヘドウィグは、とにかく怒涛の後半が素晴らしかった!
 
ちょっと、途中途中でセリフがいっぱいいっぱいで余裕ないなーと思うところはあったけど。
 
その辺は最初に見た時よりは、断然良くなってたし。
 
ヘドウィグになりきってたと思う。
 
 
歌声もいつもの正統派のイメージを良い意味で覆すrockerでした。
 
 
ノリノリの歌は、客席もみんな立つんだけど、曲が終わると、
 
「座れー!!!」って声かけてくれるのが、嬉しかったです。
 
 
 
 
 
 
劇中で「WIG IN A BOX」という歌があるんだけど、
 
映画と同じようなウィッグを被せるシーンがあったのが、嬉しかった。
 
私、この歌が一番と言っていい程、大好き。
 
 
 
ヘドウィグは離婚して、故郷とは遠い異国で一人ぼっち。
 
悲しみのどん底なんだけど、メイクしてウィッグつけたら、スーパーマーケットのクィーンよ!
 
悲しいことはあるけど、生きていかなくちゃ!
 
 
っていう、この歌が大好き。
 
 
 
この歌では、会場が一緒になって歌って踊れたのも、今回のいいところ!
 
浦井ヘドウィグが、振付指導しながら、みんなで歌って踊るの。
 
2回目見た時は、浦井ヘドウィグは、やらない男性にキレてた爆  笑爆  笑爆  笑
 
こういう客いじりもヘドウィグの良いところですよね。
 
 
 
 
 
何だか、まとまりないけど。
 
ヘドウィグは、ノリノリの曲でライブのように盛り上がれるのも楽しいし、
 
ヘドウィグの下ネタや客いじりに笑ったり、
 
ヘドウィグの深い悲しみに涙したり、
 
最後には、リフトアップユアヘンズで手をあげながら、胸が熱くなったり。
 
盛りだくさんで、本当に楽しくて胸熱なミュージカルです。
 
初めて観たら、「なにこれ?!」って絶対になると思うんだけど、何度も見て行くうちにどんどんハマるミュージカルと思う。
 
本当に何度も観たいミュージカルです。
 
ははは。どんだけ、大好きなのかしら?!私ってば。
 
 
 
 
 
 
やっぱり、ジュンスの美脚を考えると、一度は演じてほしいですよね!←え?美脚理由?!
 
ライブ感覚で演じられるし、客いじりも完璧だし、歌も上手いしで、絶対に素敵と思う!
 
ただ、あの下ネタを言えるのか?!
 
という心配が・・・。
 
まあ、ジュンスも大人だから大丈夫かしらんチューチューチュー
 
と、やっぱり最後はジュンスで締めてみる爆  笑