だいぶ記憶が遠のいてきているのですが、めげずに書きたいと思います。
前回のエリザベートの時に書こうと思って忘れていたのですが、
開演前に場内アナウンスが流れるんですけど、
その日のエリザベートがアナウンスするんですよ~。
「こんにちは。エリザベート役のオク・ジュヒョンです。」
ってな感じで始まります。もちろん、残念ながら韓国語なんですけどね。
その声が、3人とも素敵なので、これからの方はぜひじっくり聞いてみてください
続きましてルキーニの登場です
私が行ったのは、1/3~5の4公演なのですが、全部シャトート様なんだけど、主要キャストは交代で全部見られるというミラクルでした。
木金土曜日って、そういうキャスト構成かな?
今回のルキーニは3人
イ・ジフンさん カン・ホンソクさん
パク・ガンヒョンさん
まずは、イ・ジフンさん
ちょっと分割写真になってしまった・・・
ジフンさんは、正統派イケメンスタイルのルキーニって感じでした
とにかく、背が高く、スラっとしていて、立ち姿もカッコいい~
今回、右側に座ることが多かったので、目の前にルキーニが来ることが多かったんですけど、
まあ、カッコ良いったらありゃしない
ジフンさんは何度もルキーニを演じているので、定番の正統派ルキーニという感じでした
安心してみていられるって感じ。
こんなにカッコ良くて、歌も上手いなんて、すごいわ~
そして、パク・ガンヒョンさん
先日のミュージカルアワードでも「笑う男」を演じてましたか?
ツイッターの写真しか見てないからわからないけど、彼もEMK推し?の若手俳優さんですよね。
ガンヒョンさんのルキーニは、元気ハツラツなルキーニでした
軽やかに動き回って、ぴょんぴょん跳ねてるイメージ。
若くて、ピチピチしてて、カッコいい! ←観劇メモになぐり書きしてた
「ミルク」で、台車のようなのに乗って舞台の右や左に動き回るんですけど、
台車がものすごいスピードで動くんです!
さらにその上で動いて歌っているのにびっくりしました。
声もバリバリでてて、若くてピチピチだし(←しつこい)、素晴らしい俳優さんだと思いました。
ただ、一番最初の日に見たので、夢心地すぎて、残念ながらあまり記憶がないんですよ。
もう一度、ガンヒョンさんのルキーニ、見たいです~
そして、我らがカン・ホンソクさん
もう、ホンソクさんは、イロモノ!!! ←褒めてます
最初の登場からして、他の2人とは違うんです。
歌のアレンジもバンバン入れてきて、こんなにシャウトしちゃっていいの?とか、どんだけ上げ下げするんだよー!とか、ここ、そんな音のはずし方?!とか。
全然他の2人と違う。
そして、声量が半端ないんですよ!
「ミルク」での爆発的な声量に驚きました~
で、メインで歌ってない時に小芝居のオンパレードで、本当に面白いの!
端っこで街の人がお酒を配ってる時に、勝手に飲んで、不味い!って顔して、新しいお酒を貰って、こっちは美味しいじゃーん♪みたいなお芝居していたり(本編に全く関係ないところ)。
エリザとフランツの初夜をみんなで覗きに行くシーンがあるんだけど、ホンソクルキーニは、ほふく前進で来ましたから
そんなルキーニいないから
一つひとつが、まったく予想外の動き!
「キッチュ」の時のエリザベートのブロマイドを配る時も後ろの列の真ん中まで行って、盛大にバラまいてたし。
ジフンさんも結構後ろの方にもバラまいてたかな?
ガンヒョンさんは、私が見た時は控えめに前の方の通路際の人に手渡ししてた。
精神病院の直前のシーンでも、ルキーニが客いじりするところがあるんだけど、ホンソクさんはすごく長くやってた
いじるお客さんを選ぶ時からして、
「誰にしようかな~。た~り~ら~り~らり~♪」
みたいな感じで、客席を探して、
一人の人に「鏡に映ってる人(自分は)はカッコいいですか?!」
みたいなことを聞くんですよね。
私が見た時は、男性だったんだけど、その人が「アニエヨー(違います)」って言ったんですよ。
そしたら、「ハイって言わないと、話が続けられないから!」って言って、もう一度同じ質問をして、
「ネー(ハイ)」って言わせてました。
他の二人は、一人のお客さんをいじったりってのは、なかったと思う~。
みんなに「俺ってカッコいいでしょ?」みたいな感じだったかな。
ああ。記憶が・・・。
そんな感じでホンソクさんは特に盛り上げ上手だし、ホントに面白かったです。
でも、最後の場面で、エリザベートを刺すんですけど、
その前のシーンで、トートからナイフを渡されるんですよね。
その時から、ルキーニは狂気じみてくるんだけど、ホンソクさんはトートから受取ったナイフを両手で持って舐めてましたから!←たぶん?!
うわー!完全に危ないヤツ!って感じになってました。
演技もホントに上手だなーと思いました。
ホンソクさん、ルキーニ役が見事にハマってると思います。
私は、3人の中では、一番好きだった!
ルキーニも1人だけを絶賛しちゃってる私。
完全に好みの問題ですよね。こればっかりは。
皆さん、本当に素敵なんですよ~。
でも、私の好みは、ホンソクさんだった~
日本のミュー俳優さんで言ったら、駒田さんみたいなタイプかなー。
面白いことするおじさん(←失礼)なんだけど、実力派!みたいな。なにそれ
あ、ちょっと待って。
駒田さんだとおじさん過ぎるので(←本当に失礼!)、坂元健児さんにしよう
この「エリザベート」は、ルキーニがなぜエリザベートを殺したのか?!という問いかけに対してはじまる証言劇なんですよね。
地獄の裁判官 「ルキーニ、なぜエリザベートを殺したのですか?」
ルキーニ 「彼女が望んだからだ。」
裁判官 「うそをつくんじゃない。」
ルキーニ 「証人もいる。聞こえないか?今でもその名前を囁いている。エリザベート!」
裁判官 「 愛、死。そんな童話のような話は聞きたくない。誰のせいなのだ?動機は何なのだ?」
ルキーニ 「 死だ。死のせいだ! 愛!とても偉大な愛だ! エリザベート!」
※意訳してます
ルキーニの証言によるエリザベートの生涯の回想。
それが「エリザベート」なんですね。
だから、最後も結ばれたエリザベートとトートの下に、死刑のルキーニが出てくるんですよね。
ルキーニは、このお話を引っ張るストーリーテラーであり、最後にはエリザベートを殺す犯人そのものでもあります。
歌あり、踊りあり、お芝居も上手じゃないと出来ない。
そんな難しい役がルキーニですよね~
そして、ルキーニの最大の見せ場が、「ミルク」であり、「キッチュ(まがい物)」です。
韓国版の「ミルク」は、いつ見ても、本当に圧巻。
迫力がすごい!
大好き!
「キッチュ」は、お芝居の延長のような歌で、セリフのような歌詞を面白おかしく歌うナンバーですよね。
この歌も、盛り上がるし、本当に楽しい~
この2曲だけ見ても、実力が試されるナンバーで、ルキーニ役の幅の広さを感じられます
これは、ウンテさんのルキーニだけど、ミュージカルアワードで「ミルク」を歌った時のものです。
12.06.04 The musical award 박은태 Milch
この台車みたいなののスピードが、今では2~3倍ぐらいになってるように感じるのは気のせい?
と、ルキーニに関しては、こんな感じかなー?!
なにせ、記憶がどんどん消えていく~。
そして、ウリジュンスの破壊力のある写真が上がってきましたよね~
なんとかという雑誌らしい。←ちゃんと調べろw
はあ。カッコいいね