皆さま、ご無沙汰しております。

 

私は元気です。←いきなり、なにそれ?!

 

なんだかんだとバタバタしながらも、元気に過ごしております。

 

実は、7月は観劇三昧してました。

 

『レミゼラブル』『ウエストサイドストーリー』『RENT』と、この『髑髏城の七人』の4本。

 

 

 

で、髑髏城の七人~鳥~を見てきました~♪

 

ネタバレですので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面白かった~~~っ!!!

 

 

 

 

『花』が正統派なら、『鳥』は、イロモノ。

 

『花』が直球なら、『鳥』は変化球。

 

 

お話の内容は、ほとんど同じなんだけど、

 

『花』は、お芝居に忠実にシンプル、かつカッコ良さの追求って感じだったけど、

 

『鳥』は、歌も踊りもやっちゃうし、遊んできたぞー!って感じでした。

 

もちろん、殺陣もふんだんにあって、決めるところはバッチリ決めるんだけどね。

 

オープニングもロックな感じで、うわー!全然違うー!って思って、ワクワクしちゃいました。

 

 

主演の捨之介役の阿部サダヲさんが、まず芸達者でしょ?!

 

ギター持って歌ってましたから!

 

おまけになぜか最初は裸の大将になって登場してくるしね。←なんだ?と思う人は劇場へw

 

小栗旬と比べられたくないだろうから、カッコ良さで勝負しないと思ってたけど、本当に面白かったな~。

 

 

 

一番面白かったのは、捨之介が贋鉄斎に刀を作ってほしいってお願いするシーン。

 

前回の古田さんが本当に面白かったから、今回やりにくかっただろうけど・・・。

 

いやいや。今回も十二分に楽しませていただきました。

 

贋鉄斎が、雷に打たれて、一瞬気を失うんだけど、それを捨之介が大きな金づちでたたいて起こすっていう一連の流れを何度もやって。

 

捨之介が本気で何度も何度も叩くもんだから、贋鉄斎が

 

「痛いんだよ!顔に当たったぞ!」とか、

 

「暗がりだからって、小芝居入れてんじゃねーぞ!調子に乗ってんじゃねー!」とか言ったりして。

 

捨之介も負けじと、

 

「初老の名演技ありがとうございます。」とか。

 

アドリブ合戦になっていて、本当に面白かったです。一番沸いてたと思う。

 

 

 

 

 

そして、捨之介達が個性の強い、面白いキャラになっていた分、

 

天魔王役の森山未來さんと無界屋蘭兵衛役の早乙女太一さん。

 

この二人がめちゃくちゃカッコ良かった!

 

カッコいいってのは、語弊があるかもしれないんだけど・・・。

 

まず、天魔王役の森山未來さんのブッチギレ具合が本当に凄かった。

 

ものすごい迫力なんですよ。この森山未來という人。

 

本当に悪いやつで、憎々しいんだけど、

 

そのブッチギレ加減が、めちゃくちゃカッコ良かったんですよね。

 

 

 

そして、無界屋蘭兵衛役の早乙女太一さん。

 

この子は、なに?

 

なんなの?

 

なんでこんなに美しいの?

 

なんでこんなに目が離せないの?

 

 

全然タイプじゃないのに、目で追ってしまうのはなぜなのーっ!!!

 

 

と、観劇しながら心の中で叫んでる私・・・。←完全なるアホ

 

 

殺陣が美しいんだけど、殺陣って言うより舞だった!

 

耕史くんの殺陣は芯がまっすぐで男らしいんだけど、

 

早乙女太一くんの殺陣は、しなやかで軽やかでどちらかというと中性的な感じ。

 

さすが、女形をやってるだけあるって感じ。

 

だけど、最後、天魔王に騙されていることを知り、切られる場面とか、天魔王を逃がして最後に死ぬ場面とか、凄みがどんどん増して、迫力あった。

 

それまでの美しい舞のような殺陣も、早くて見れないぐらいの大迫力になってましたから!

 

最後の天魔王との2人のシーンは、お互いの気迫がぶつかり合って、本当に素晴らしい芝居だったと思う。

 

ずっと、この2人を見ていたいと思った瞬間でした。

 

この2人ね。本当にめちゃくちゃカッコ良かったです!←何度も言いすぎw

 

 

 

そうそう!

 

蘭兵衛が単身髑髏城に乗り込むシーン。

 

大きな月と白い花畑のシーンなんですけど、この時の衣装が白地に赤い彼岸花があしらってあるんです。

 

まるで血のように・・・。

 

その衣装を着た蘭兵衛が笛を吹いて立つ姿が、惚れ惚れするほどカッコ良かった!

 

あ?これ、耕史君の時も言ったかも?!

 

このシーンが大好きなんですね。私爆  笑

 

 

 

今回の『鳥』では、完全に私の心を天魔王と蘭兵衛が独占してしまったわー。

 

そのくらいインパクトの強いお二人でした。

 

 

 

 

 

とはいえ、極楽太夫役の松雪泰子さんも、慣れない歌を歌って頑張っていたし、

 

無界の里の娘たちのアイドル的なダンスや髑髏党の怪しげなダンスとか、見所が多かったし、

 

全体的にエンターテイメント色の高い作品になっていたと思います。

 

ちょこちょこ入ってくる歌が、何とも言えない味を出してる作品でした。

 

 

 

それから、やっぱり、なんていっても、360度回転する客席が、アトラクションみたいで面白いー。

 

舞台なんだけど、映像が動くのが視覚を刺激しますよね。

 

左右に動くのは、当たり前なんだけど、上下だったり、奥に進んで行ったりする感覚。

 

完全にアトラクションに乗っている感じです。

 

これは、この劇場ならではの感覚だと思います。

 

 

 

 

あ、そうそう!

 

今回のストーリーでは、捨之介、天魔王、蘭兵衛の3人の関係性が分かりやすかったです。

 

前回、そこはイマイチ分かりにくかったんだけどね。

 

あと、捨之介がなんで天魔王を倒そうとしてるのかとか、そういうのもはっきり話してました。

 

その辺が分かりやすくなってたと思う。

 

 

 

 

 

そして、最後の雨の中で戦って、最後には丘の上に立って、キメポーズのシルエット。

 

これは、『花』とも同じシーンなんだけど、やっぱり、このシーンが大好き!

 

何度見ても、鳥肌立つよ~っ!!!

 

このシーンがあるがために何度も見てもいいくらい!

 

そのくらいカッコいいシーンです。

 

 

 

 

ということで、全然まとまりもつかないけど、『鳥』の感想を終わります。

 

次は『風』を見に行くぞー!

 

もう、ここまで来たら、花鳥風月を全部制覇するぞー!

 

なので、『月』のキャストも気になる私です。

 

 

 

 

 

最後にちょっとだけ、動画を貼っておきたいと思います。

 

『花』よりも思ったより動画がないな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、写真もお借りしてきました~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うはは。カッコいい~チュー