ジュンスの入隊記事でましたね。

いつ行くんだよー?!

なんて思ってたけど、記事が出たらやっぱり寂しいね。

でも、こればっかりは、しょうがないですね。

待つしかないんだわ・・・。







これ好き












いちおう、あらすじ&感想は、頑張って書こうとは思ってるんですが・・・。

いつものように途中で力尽きる気がするので、

とりあえず、ドリアン、ヘンリー、バジルの結末について書きておきたいと思います。

いきなりでごめんなさいー。

でも、忘れないうちに今思ったことを書いておきたい。←最近こればっか





でも、これって、私が勝手に思ったことで、みんなと全然違うかもしれない。

私自身も、まだ完全につかめてないし、これ、完全にわかった!ってなる作品じゃないような気がするし。

でも、自分なりに思ったことを書いておきたいと思って。

今の時点では、こう思うけど、またいろいろ考えたら、違う風に思うかもしれない。

この2か月、そんなことの繰り返しだったし、たぶん、また変わるかもしれないな。

そんな感じです。

なんて、テキトーなんだ・・・


でも、書いちゃいます・・・。












バジルの死。

バジルは、原作の通りにドリアンに刺されて死んでしまう・・・。


バジルがドリアンのもとを去るって言ったら、

ドリアンが激昂して、醜くなった肖像画を見せて、


あのドリアングレイ(肖像画 = 魂)が綺麗だと言え!


と、バジルに詰め寄るの。

この時、ドリアンの手にはナイフが・・・。

それを見ても、バジルは拒否。


人間が全世界を得ても魂がなければ何の意味もない。


それを聞いたドリアンは、カッとなってバジルを刺す。

刺されたバジルは死に際にドリアンにこう言うの。


自分の良心(魂)が醜くなっていくことを自覚している限り、
君は救いを受けることが出来る。ドリアン・・・。



ドリアンの肩を優しくたたいて、息絶え絶えに言うバジル。

バジルが息絶えると、我に返って、


泣き叫びながらバジルを抱きしめるドリアン。








もう・・・。泣くーっ






ドリアンに「フランスに行く」って言いに来た時、

バジルはとても冷静なんだよね。

ドリアンを何とかしようとして頑張っていたバジルが、

グロスターの死と淫売窟に出入りするドリアンを見てしまって、

再度ドリアンを説得しようとするんだけど、ドリアンは聞く耳を持たない。

それで何か吹っ切れたような感じになってしまった。


もう、無理だと思ったのかな・・・。

ドリアンと自分の魂がこれ以上汚れていくことに耐えられなかったバジル。

離れることで楽になりたかったんだろうか。

(いや、原作がバジルがフランスに行く設定なんだけどね。←それを言うな!)

でも、きっと、側にいなくても、ドリアンの魂が汚れていくことを感じてしまっただろうにな・・・。


だけども、ドリアンの醜い肖像画を見てしまって、

それを見せて、泣き叫ぶドリアンを見て、

皮肉にもドリアンが罪悪感や良心を持っていることが分かったんじゃないかな。

ドリアンが肖像画(魂)が醜くなっていることを自覚しているのが分かって、

バジルは最後に少し気が楽になったかもしれない。

まだドリアンは最後の最後まで堕ちていないと思ったと思う。

それだけが、バジルの救いになったんじゃないかなと思う。

違うかもしれないけど、そう思わせてほしい。

だって、バジルが可哀想・・・。ぐすん。



バジルは、ドリアンがナイフを持っているのをわかっていて、

自分が刺されるかもしれないってわかっていて、


人間が全世界を得ても魂がなければ何の意味もない。


って言うんですよね。

最後の忠告だったのかな。

バジルも、善なる自分の意志は貫き通したってことですよね。

それをドリアンに分かってほしかった。

そういうことかな・・・。




だけど、バジルを刺してしまったドリアン。

もう、自分でもどうしようもないほど苦しくなったと思う。

正気ではいられないほどに。

その証拠に、アランを呼び出して、バジルの死体を処理させようとした時、

10時間たってるのに、服が肌蹴てて・・・。

美味しい状況だった・・・
。←ヤメロ!

そうじゃなくて・・・。

ドリアンが、バジルが死んでから10時間の間、放心状態だったことを表してたと思うの。←深読みしすぎ?



20年間の間、ドリアンは、ヘンリーをいつも見て追いかけていたけど、

振り返ったら、常にバジルが側にいてくれたと思う。

勝手な私の妄想だけど・・・。

だから、ヘンリーとバジルの両方、どちらが欠けてもダメだったんだと思う。

だから、バジルが去るって言ったら、あんなに怒ったんだと思う。

違うかな。



そんなバジルを自分が刺してしまって、正気でいられるわけがないんだよね。

もう、バジルを刺した時点で、ドリアンの結末は決まっていたのかもしれない。









去っていくヘンリー。


バジルの死後、アランも自殺し、それがドリアンのせいだと知ってしまったヘンリー。

アランの遺書に


ヘンリー。お前は長い時間、ドリアングレイの意識を支配してきた。
お前が作り出した、その悪魔を見ろ!


と書かれていて、ドリアンに対峙するヘンリー。

ヘンリーは、ドリアンが完璧な人間になると信じていた自分の夢が間違っていたことを認める。

そして、醜くなった肖像画を見てしまい、


もう、君は美しくない・・・。


と言って、ドリアンのもとを去っていく。







ウンテさんのヘンリー。

この部分の演技が見に行くたびに違っていて、ここの部分のヘンリーを理解するのが難しかった。

1回目は、自分自身もわかっていなかったのもあるので、ちょっと置いといて。

2回目は、最後のセリフを言う時に、ワイシャツの袖のボタンをはずして、

腕まくりしながら、たばこを吸い、捨て台詞のように最後のセリフを言うんです。

完全にドリアンを見捨てた感じだった。


この演技で感じたのは・・・。

ヘンリーは、完璧な人間にならなかったドリアンを責めていると思った。

完璧な人間にならなかったのは、ドリアンが結局良心を捨てきれなかったから?ドリアンの弱い心のせいだと思ったように感じたの。

自分の夢を否定するんじゃなくて、ドリアンを否定した印象。

自分の思い通りにならなかったから、そんなドリアンはいらないって感じ。


冷たいでしょー。

ひどい男だよ!



・・・って、私が勝手に感じてるだけだけど・・・。



でも、この演技は、レアケースだったんですよね。

ウンテさんがファンの方に言ったそうです。

試してみたのね。演技を・・・。

でも、この演技、衝撃的だったけど、嫌いじゃなかった。

この見捨てた感アリアリのヘンリーがいたからこそ、ドリアンが可哀想に思えたから。

こういう悪役に徹したヘンリーも有りだと思うんですよね。

演じる役者さんによって、この辺が変わったら面白いと思う。

再演で、ダブルやトリプルキャストでやってほしい!


これは、これで見れた価値があったし、レアケースに遭遇出来て、本当にラッキーでした。






そして、3回目見た時。

これは、もう終盤だから、これで最後まで行くと思うんだけど。

いや。昨日も変えてきた部分があったらしいから、わからないけど・・・。


ウンテさんは、バジルの死を知ってから、ドリアンと話している時までずっと泣いていたの。

最後に去るまで泣いてた。



最初、ドリアンにバジルの死については、深く考えたくないって言うんだけど、

その時は冷静を装おうとして、涙を見せないし、ドリアンも見ないの。

そして、極めて淡々としているかのようにドリアンにバジルの行方やアランの死について話すの。

その後、自分の夢が失敗だったとドリアンに言うんだけど、

この時はもう涙があふれて、泣きながら言うの。

でも、まだドリアンを見ないヘンリー。

自分の作り出した悪魔を見るのがつらかったのかな・・・。

うーん。ヘンリーの性格だと、自分の間違いを認めるのは、非常につらいことだから、正視できなかったっていうのもあるかも?



そして、あの美しかった肖像画はどこにあるのか?とドリアンに尋ねる時、

始めてドリアンの目を見て、ドリアンの涙を親指ではらってあげて、優しく聞くんだよね。


ここね。

これ見て、ヘンリーは確かにドリアンを愛してたと思って、私的には良かった。

違うかもしれないんだけどさー。

でも、そうじゃないと可哀想すぎるんだもん。ドリアンが・・・。


この涙を拭いてあげる演技は、3回目見た時だけだった。

もちろん、ドリアンも3回目の方がすごく泣いてたけどね。

ウンテヘンリーがドリアンに対する愛情を演技で見せたってことかな。





そして、肖像画を見てしまった時の歪んだ顔。

自分が作り出してしまった悪魔の本当の姿を見てしまった!っていう顔なのか。

あまりにも醜くなったドリアンに耐えらないという顔なのか。

ちょっと、はっきりとはわからなかったけど・・・。




最後は泣きながら去っていく。

ヘンリーも、きっと後悔したと思う。

自分の夢のせいで、多くの人が死んでしまったことに・・・。

ドリアンもこの後死んでしまうわけだから・・・。


多くの人間の人生を狂わせてしまったことを、

きっと後悔して、その後の人生を生きたんじゃないかな・・・。

そう思うし、そう思いたい。

3回目見たヘンリーは、そんなヘンリーだった。











ドリアンの死。


ヘンリーが去った後、一人残されたドリアン。


自分の周りにはもう誰もいない。

輝いた若さ。

香り高く若々しかった自分。

誰もが愛したドリアン。

でも、もう思い出せない・・・。


そう言いながら自分の首を切って死んでいくドリアン。











ドリアンの最後は、
肖像画を刺す原作とは違い、自分で自分の首を切るんですよね。

これは、このミュージカルが、人間ドリアンの人生を描いたものだったからだと思う。


原作のドリアンは、非現実的なイメージで、罪悪感をまったく自身では感じない人間。

人間というより、モンスターのように感じたけど。(私の個人的な感想です。)


このミュージカルのドリアンは、罪悪感や良心に制限されない自由な魂を持った美しい人間になろうとしたけど、結局はそんな人間にはなれなかった。

結局は苦しんで死んでいく。

そんな一人の人間のお話しだったと思う。

もちろん、そこにヘンリー、バジルの人生も絡み合って・・・。

彼らの人生の物語だった。

だからこそ、ドリアンは自身で死を選んだんだと思うの。

だって、普通の人間は、肖像画を殺そうとは思わないもの。

違うかな?






そんな、人間ドリアンは、最後は死ぬしかなかったのかなと思う。

死んじゃだめだけどね。そうなんだけど・・・。

もう、死ぬしかなかったんだよね。きっと。


ドリアンは、ヘンリーの言う理想の人間になりたかった。

でも、道徳心や良心のない、魂のない人間に幸せが訪れるわけがなく、

ドリアンは罪の意識を自覚して、苦しんでいるだけだったんだと思う。

表向きは、自分の選択だ!幸せだ!と言って、人生を楽しんでいるかのように見えていても、

肖像画を見るたびに、自分の罪を自覚し、苦しんでいたんだと思う。

だから、クスリにも溺れたんじゃないかな。

クスリがないと眠れなかったんだもんね。ドリアン・・・。

そんな状態の中、バジルを殺してしまい、もう限界だったと思う。


そして、ヘンリーに「失敗だった。」と言われた時の絶望。

この時、ヘンリーが自分が悪かったとドリアンを抱きしめていたら、ドリアンは死なずにすんだかもしれない。

(いや、原作でドリアン死にますので死ぬしかない・・・。←それを言うな!)


今まで、ヘンリーの言うことを信じて生きてきて、

ヘンリーの言うことが正しいと思って、

その理想の人間になろうとして生きてきたのに、

それが失敗だったと言われて、見放されてしまった。

美しい自分を愛してくれてたヘンリーに、醜い自分を見られてしまった。


絶望・・・。


絶望したんだよね。ドリアンは・・・。

そして、周りを見渡してみれば、自分の周りには誰もいない。

自分のせいで、みんな死んでしまった。離れていってしまった。



そう思ったら、ドリアンには死しかなかったのかもしれない。






「皆が愛したドリアン」

最後の歌の中にこの歌詞があるんだけど、この歌詞が心にずっと残ってるの。

ドリアンは、みんなに愛されたかった。

母と父の愛を知らないドリアン。

ヘンリーとバジルのそばで、みんなに愛されて生きていきたかったんだろうなと思う。

そんなことを想うと、この歌詞が本当に切ないの。

この言葉が、ドリアンの全てのような気がして・・・。

これを泣きながら歌うドリアンに私も号泣しました。




ああん。まとまらない


ドリアンの死については、まだまだ私の中で定まってないかも・・・。

でも、なんとなくわかってもらえるかな。

今の私の気持ち。





そして、前にも書いたけど、

死んでいったドリアンが、最後に見たのは、美しかった少年ドリアンの姿だったと思う。

思い出せないと言って、首を切ったけど、

最後には、美しいドリアンを見て死んでいったと思う。

それが、私にとって救いだったし、ドリアンにも救いだったのかな。

そうだったらいいなと思う。




ドリアンが息絶えた時、

醜かった肖像画が、美しい肖像画に戻るんですよね。

綺麗な魂に戻ったってことかな。

この美しい肖像画に戻ったことで、さらに私の涙腺は崩壊。

本当に号泣だった。








ドリアンは、たくさん悪いことして生きたし、

ドリアンの最後は本当に悲しかったけど、

最後の最後で赦されたのかなって思った。

そんな終わり方だったです。



どうしようもない悲しみでいっぱいで、この気持ちの行き場をどうしたらいいんだ!っていう感じではなく、(たまにそういうミュージカルある)

結末は悲しかったけど、ドリアンは赦されたのかなと思うと、

悲しい中にも一筋の光があったように思えて、心のよりどころがあったように思えて、私的には良かったです。




そして、続くカテコで、みんなに赦されてる感じがして、さらに良かった。



余韻が良かったんですよね。

見終わった後の余韻が・・・。

美しいものを見た後の余韻のようなそんな感じ。

主人公も死んじゃうし、いっぱい人が死んじゃう悲しい結末なんだけどね。

でも、なんだか、

こういう悲しいお話がありましたとさ。

みたいな感じがしたの。←なにそれ?

いやー。これ、なんて説明したらいいの?

とにかく、昔あった美しいお話しってのを見た後のような余韻に包まれたんでした。

みんなは感じなかったかしらん?


たぶん、これ、完全に制作陣の思うつぼだと思う。

簡単にハマる私。







最後のドリアンのシーン。

ジュンスの演技は、9/17に見た時と10/22に見た時では全然違ってました。

やってることはほぼ同じなんだけど、

なんていうか、入り込み度が違うの。

深くなっているっていうのかな。

でも、これ、ウンテさんもジェウンさんもそうだったと思うし、

全体的に見ても、そうだったけどね。

やっぱり、2か月間という長い公演期間の中で、試行錯誤を重ねて、

みなさん、その役に入り込んでいくんでしょうね。

そして、そのミュージカルが熟成されていく。

素晴らしいわ!



でも、ジュンスが一番変わったように思う。

っていうか、ジュンスはいつも後半にグググッと良くなるタイプですよね。

この最後のドリアンの出来具合が、この作品の出来に大きく関わってくるので、

時期的に前半に見た人と後半に見た人では、この作品に対する気持ちにたぶん差があると思う。

出来れば、最初から入り込んでほしいわー。ジュンスー。

なんて、ど素人が生意気言ってみる・・・。


だってさー。

昨日のカテコとか、もう、泣きまくりだよね。

9月の最初のカテコと全然違うんだもん。

カテコ見るだけでもわかるわー。ぷぷ。





ということで、長々と書いちゃったけど・・・。

やっぱり、まとまらないー。

ぐすん


でも、なんとなく私の想いが書けたかな。

なんとなくでも、共感してくれる人がいるといいな。


ホントにいつも長くて、すいません。

最後まで読んでくださった方々に感謝です。

ありがとうございます~♪



そして、前回の記事に共感してくださった方が思いの他、

たくさんいて、本当に嬉しかったです。

なんか、いつも独りよがりの記事書いてるので、

コメントとかいただけると、本当に嬉しいんですよ。

本当にありがとうございます~♪

それなのに、お返事は遅いという・・・。

すいません。

この後、ちゃんとお返事しますので~。







そして、いよいよ。

ドリアングレイも、今日入れて4回だけ。

なんか、切ない

でも、皆さん、最後まで頑張ってほしい。



キムジュンス!ファイティン!

TEAMドリアングレイ!ファイティン!