立て続けに書いています。

だって、忘れちゃううううう


まあ、すでにだいぶ忘れちゃってますが・・・。





今回は、思いっきりネタバレしてます。

観劇前の方は読まない方がいいかも?

ご注意ください~。
















まずは、ウンテヘンリー

やっぱり、ウンテさんは素敵だった!

ハイトーンボイスをご披露する場面もあったし、

どのナンバーも、本当に素晴らしかった!


なにより、立ち姿が本当にカッコ良かったの~


スラッとして、上品で、洗練されてる感じ。

まさにヘンリーだった!


そして、ご一緒したT様が言ってたけど、

ウンテさんがいることで、舞台が引き締まって見えたって。

まさに、その通り~っ!


やっぱり、貫禄なのかな?

エリザベートのルキーニで最初に見た時よりも、

歌も演技もパワーアップしてる気がする。

いろんな作品でいろんな役を演じることによって、さらに磨きがかかってるんでしょうね。きっと。

やだ!私ったら、大絶賛






そうそう!

ヘンリーと言えば、ノーブルで洗練された紳士ってイメージだったのですが、

このウンテヘンリーのすんごいシーンがあって、びっくり




貴族の皆様方で、楽しくお酒を飲んだり、騒いだりしているシーンの中で、

ウンテヘンリーってば、

女性を膝の上にのせて、チューするし、

太ももに手を入れるし、

挙句の果てには、おっぱいに顔をうずめてたーっ!!!

ぎゃー!

それも2回も!!!←数えるなw




あと、もう一つびっくりしたのが、仮面舞踏会の時に、

ウンテヘンリーってば、胸筋をしっかり見せる衣装だったの。

なんか、ヘンリーのイメージじゃないですよね。

シャリアンと一緒に出てくるんだけど、


きゃあああ


どっち見ればいいの?!状態だったわ~っ



喜んでるんかいっ!





これ、フランケンシュタインの時の衣装なんだけど、こんな感じだったと思う。

だから、これってフランケンシュタインのパロか?って思っちゃったんだけど、どうなんだろう?

全然違ったらごめんなさいー。

行く方、ぜひ見てきてー。真相を教えてー。








そして、そのヘンリー。

ヘンリーはドリアンに悪い影響を与えるんだけど、

原作では、詳しいことはあまり書いてなかったと思う。

でも、このミュージカルのヘンリーは、はっきりと自分の意思をもって、

ドリアンに影響を与えてました。


ヘンリーは、自分の考える人間の理想的な姿をドリアンに実現させたかったんですよね。

そして、それを実践します。

ドリアンは、最初は真っ白だったから、ヘンリーの言葉を身体全体に染み込ませるように快楽への道へと堕ちていきます。

分岐点だったシビルの死の時も、

最初、シビルの死で嘆き悲しんでいたドリアンを言葉巧みに自分の思う方へ導いていきます。

シビルの死が、悲しいものではなく、美しいものだ!

と思わすんです。

まあ、ドリアン自身が心の中では、自分のせいではないと思い込みたかったはずなんですけどね。



ドリアンに自分の言葉を信じさせるヘンリー。

ドリアンの耳元で囁くんですよー。

怪しい催眠術師かと思いました


そして、催眠術にコロッとかかっちゃうドリアン。←違います

でも、この辺、言葉がよくわからなかったから、本当に怪しいとしか思えなかった












ヘンリーの野望は、結局、ドリアンの暴走で終わるんです。

ドリアンは、バジルを殺し、バジルの死体を片付けさせられたアランも自殺。

そのアランが最後に残した手紙(ヘンリーにあてた)には、

「よく見てみろ!お前が理想とした結果がこれだ!」

というようなことが書いてあって。

結局ヘンリーは最後は自分が間違っていたことを認めるんです。

ヘンリーもあの肖像画を見ちゃうしー




結構、このミュージカルでは、ヘンリーの物語もしっかり描いていると思いました。

その分、ドリアンとドリアンの肖像画については、あまり触れていない感じなんですけどね。

全体的に見て、ドリアンの話というよりは、3人のお話という感じだったかな。

でも、まだ十分理解してないから、わからないなー。

次は、もっとしっかり見てきたいと思います。







そして、バジル~



この人は、本当にいい人。

善良な人。

バジルは、芸術家なので、ちょっと変わっている人というイメージを勝手に持っていた私。

でも、このミュージカルのバジルは、普通の人。

普通の感覚を持っている人っていうのかな。

そういうイメージを受けました。


シビルの死の時、ドリアンを言葉巧みに惑わせたヘンリーに、

「何を言ってるんだ!気が狂ったのか?愛する人が亡くなったんだぞ!」

と、人間の良心の大切さを訴える(てたと思う)んです。

善と悪で対立するヘンリーとバジル。

いろんな場面で、この二人は正反対の意見をぶつけ合います。

でも、バジルが正しいのよ! ←そう私は思う!

バジルは本当にいい人なの。

だけど、ドリアンは、良い人の意見は聞かないんだよね。

悪の方が魅力があるってことね。きっと。

まあ、そんな単純な話ではないんですけどね。




このバジルを演じたのは・・・。

ああ、名前がわかんない。←大変失礼です。



チェ・ジェウンさんです!




ジェウンさん、可愛らしい感じの人だった。

きっと、ジェウンさんが演じてるから、よけいバジルがいい人に見えたんだと思う。



バジルは、ドリアンに誘惑されちゃうんだよねー。

抗えないんだよねー。

そんな弱さも、人間らしさだと思う。





バジルは、ドリアンに刺されたあと、

ドリアンの背中をポンポンと叩くんですよ。

その時セリフを言うんだけど、なんていったかわからなかった


でも、バジルはドリアンに刺されたことを許してたと思う。

バジルがドリアンを一番大切にしてたのにね。

それが分かったのか、どうなのか、バジルにすがって泣いているドリアンが悲しかった。





2回目の時は、ヘンリー、バジル、ドリアンの心情がなんとなく伝わってきて、

最後の方はなんだかわからないけど、涙が出てきました。





シャリアンも見逃せないんだけど、この2人も見逃せないわ~

ああん。目が6個あればいいのにーっ!←妖怪か?



この辺で、ヘンリー&バジル祭りを終わります~