日本版「エリザベート」を見てきました~







帝国劇場では、いつも玄関口にこんな感じで写真などが飾ってあるので、

これを見るのも楽しみなんです~






私が見てきたのは、この2回~



7月22日昼公演



この日は、ユッチーの横アリファンミが夜にあって、ダブルヘッダーでした!

鯛友ちゃんと1日を共にし、イケメン三昧で大笑いの1日でした~

エリザベートも素晴らしかったのに、夜の部のユッチーに全部持っていかれたという・・・








8月6日夜公演



この日は、いつものお一人様でした~




本当に残念だったのは、もう一人のエリザベート花總まりさんと、ルキーニ尾上松也さんを観れなかったこと。

2回見た後に、何度か、チケットを取ろうと試みたけど、もう高額すぎて買えなかった









まず、始まる前に舞台を見た時・・・。



本当に素敵




って思っちゃいました!












この舞台の左右にのびる大きな翼。

美しいですよね~


そして、美しいだけじゃなく、少し怖い雰囲気で・・・。



この舞台のイメージは、「カプツィーナ教会の地下にあるハプスブルク家の霊廟」だそうです。

小池さんのエリザベートのコンセプトが「ハプスブルク家の霊廟の前で行われる裁判劇」なので、それを基に作られているそうです。



この中央にある大きな3つの塊(←オイ!)は、棺がモチーフになっていて、

この棺が回転したり、動いたりして、様々な場面を作り出していました。

この3つの棺の狭い階段から登場人物が降りてきたり、

間の空いている3つの棺を渡ったりして、


結構危ないなーと思っていたら、

そういう危うさも考えて、美術セットが創られていると知り、本当にびっくりしました。




美術監督 二村周作さんの話

「舞台の周りに広がる大きな黒い翼はお客様まで包み込む印象になると思います。どこまでも広がる闇のような感じを表現しました。闇は先が見えない不安を感じる反面、どこか惹かれるような言葉と思いませんか?

さらに帝国の崩壊、死と再生という作品のテーマから、視覚的には暗い水の中に傾きながら穏やかに沈んでいくイメージで創りました。歪んでいたり、傾いている様は不安と同時に美しさも感じるものではないでしょうか。人が立つ場所にも取り入れているので、危うさの上に立つ人間を儚くも美しいと感じていただければ嬉しいですね。」

※「エリザベート」とクンツェ&リーヴァイの世界(日之出出版)より抜粋





これ読んで、ものすごい感動しました!

なんとなく、私がこの舞台美術に感じたことは、きちんと計算されて創られていることだったんですよね。

プロなんだから当たり前なんだろうけど、そういうことに感動します。

そして、こういう舞台美術を見ると、

日本人が創り出す繊細さが現れている様で、

それを感じる自分もまた日本人だなと思ったりもしました。




とにかく、舞台美術が豪華でした~


デスノートを見ている最中ということもあります。

だって、あっちの舞台はとてもシンプル~。

だから、なんか、この美しい舞台に惚れ惚れしちゃいました!







あ、そうそう!

豪華と言えば、衣装も素晴らしかった!

もともと、この「エリザベート」という舞台は、エリザベートの美しさを引立たせなければ成立しないということもあるので、エリザベートの衣装だけでも美しいですよね。

そして、中世ヨーロッパとと言えば、素敵なドレスの数々。








小さくてわかりづらいかしらん?


東宝のFaceBookの「エリザベート舞台写真集」


そちらで、大きい写真見れますよ~










個人的には、1幕の最後に「私だけに(リプライズ、三重奏)」で登場する光り輝くエリザベートの衣装と演出が大好き


あの光り輝く白いドレスと豪華なアクセサリー。

眩しいほどのスポットライト。

何よりもエリザベート自身が最も輝いて見えて、本当に素敵です。

女性のあこがれの象徴ですよ~






そして、トートの衣装も素敵だった~

トートダンサーズも!






これ、中にたぶん翼だと思うんですけど、タトゥーが入ってるの、わかります?










トートダンサーズには、骨のタトゥーが入ってるんですって!




今回のトートダンサーズの衣装は、とてもシンプルでした。

あ、日本版の前回を知らないんですけど、

韓国版は大きな翼を背負っているイメージでしたよね。

でも、今回は、翼をイメージしているものは、身にまとってなくて。


本当に衣装がシンプルなんですけど、

そのシンプルな分、ダンスの振り付けで、妖艶、不気味さ、恐怖など様々な場面を演出していました。

トートは死ですよね。

その死が近づいてくる気配をトートダンサーズが至る所で表現していて、

その怖いほどの美しさに惚れ惚れしてしまいました。

今回のエリザベートで一番印象に残ったのは、トートダンサーズだったと言っても過言ではないくらいです。


本当にトートダンサーズが素晴らしかった!







そしてね・・・。

このトートダンサーズ。



最後には、とうとう、上半身、裸ですから・・・。



ハ・ダ・カですよ・・・。奥さん。 ←誰だ?!






きゃあああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



以下自粛。



となったのは、言うまでもありません




あー

また長くなってしまった・・・。

まだ、一言も内容を書いてないような・・・。

でも、長いので、いったん続きます・・・






あ・・・。

またしても、最後が鯛になっていた・・・


いやーん














いちおう、ジュンス溺愛ブログなので、シャトート様登場~

美しいわ~