2015.6.26-27&7.30-8.1 

韓国ミュージカル「デスノート」を見てきました~





ネタバレです。


あらすじについては、覚えてる範囲になっちゃいます~。

あと、私的な解釈になっている部分があると思います~。

訳については、自分の分かる範囲で書いていますが、

すでに翻訳されている方達も大変に参考にさせていただいています。


感想は、思いっきりシアペンによる個人的な感想になりますので、ご了承ください。

画像については、プログラムを撮ったり、ハイライト映像をキャプったりしているので、あまり綺麗ではないです。参考程度に見てください。



あらすじは青。

歌やセリフは紫。

私の感想はピンクって感じで書いていきます。




ああ、デスノート終わっちゃったから、もうこの笑顔は、あがってこないんだわ~












- ライトの部屋 & 捜査本部 -




※プログラムを撮っているので非常に見づらくて、すいません。





右がライトの部屋

勉強しているライト

その側でくつろぐリューク




左が捜査本部

刑事さん達が集まっている





ニュースが始まる

テレビ画面いっぱいに映る男の顔(かなりうさんくさいwww)

(舞台奥で撮影している風景を演じていました。)




リンド・L・テイラー 「 リラックスした夜をお過ごしですか? 

あ、朝のところもありますね。

今、インターポールから全世界同時生中継していますから。

私は、リンド・L・テイラーです。

エル!

・・・と言えば、良くわかるでしょう。 」





ライト 「 わ?! この人の名前は聞いたことがあるけど・・・。

顔の公開は、おそらく初めてのことじゃ・・・。」



エルと言う言葉に反応し、パソコンのテレビ画面をのぞくライト。

リュークを呼ぶ。

二人で一緒にニュースを見る。




一方、捜査本部では・・・。


刑事さん 「 なぜあんなことをする? 」


刑事さん 「 あまりにも危険だ! 」


刑事さん 「 危険なのをわかっていて、やっているんだろう? 」



ニュースを食い入るように見つめる刑事さん達





リンド・L・テイラー 「 皆さんもよくご存じのように、犯罪者がターゲットにされている連続殺人事件が発生しており、

これは犯罪史上類のない大量殺人に発展しました。 」



ライト 「 ははは・・・。大量殺人? 」


リューク 「 挑戦状! 」




リンド・L・テイラー 「 どのような手を使っても、こんな残酷な大量虐殺は、防がなければなりません。

したがって、私は、別名キラと呼ばれる、

その殺人犯を必ず逮捕することをこの場で宣言します!!! 」



エキサイトし始めるリンド・L・テイラー




リューク 「 逮捕するって、宣言までしてるな。 」


ライト 「 このノート以外には、証拠がない。絶対に捕まらない。」




リンド・L・テイラー 「 キラ!!!

お前がこんなことをする動機は充分に理解する。


しかし、お前がしていることは、明らかに悪いことだ!!

お前を必ず死刑台に送るだろう!! 」



挑発するように大声になるリンド・L・テイラー




ライト 「 僕が?! 僕が悪だと! この愚かな奴!

これがまさしく正義だ。

これがまさに正義であり、

僕の正義を邪魔するお前が悪なんだ! 」



ムキになって反論するライト




リンド・L・テイラー 「 世界中の警察が合同捜査を開始した。 」




リューク 「 お?すごいな! 」


ライト 「 愚かなだな・・・、エル。

頭がもうちょっと良かったら、楽しめたのに・・・。 」



すぐに余裕の表情に戻り、デスノートを取り出し、寝転びながら、名前を書くライト




リンド・L・テイラー 「 全世界が力を合わせて、お前を必ず見つけ出すだろう。 」



ライト 「 全世界が見ることになる。キラに逆らうとどうなるか。 」


リューク 「 反撃!! 」



リンド・L・テイラー 「 お前のその大量虐殺に終止符を打ち、社会の信頼を・・・ううっ・・・。」



突然、苦しんで倒れるリンド・L・テイラー

放送が中断される






刑事さん 「 なんだ?!どうしたんだ?! 」



ライト 「 さよなら・・・。エル・・・。」




刑事さん 「 どうしてこんなことが・・・。」


刑事さん 「 エルがキラに殺害された・・・。 」




ライト 「 今、世界中が分かっただろう。キラの力を・・・。 」



キラに逆らうとどうなるか・・・。

自分の力を過信するライトの表情は、得意げだ。









ニュース画面が変わり、シルエットが映し出される。



※プログラムを撮っているのでさらに非常に見づらくて、すいません。





シルエットの男が話し出す


エル 「 見事だ。キラ。

直接、手を下さなくても人を殺すことができる・・・。 」



ライト 「 なんだ? 」


ニュース画面を食い入るように見るライト




エル 「 だが、今、お前が殺した男は、リンド・L・テイラー。

実は、有罪判決を受けた死刑囚だ。

逮捕されたのも、有罪判決を受けたことも、一度もマスコミに露出してはいなかった。

いくらキラでも、そのことを知ることができなかっただろう。 」



リューク 「 ひゃはは! 一杯食わされたな。 」



エル 「 しかし、私、エルは実際に存在している。」



ライト 「 エール!」


得意げにノートを開いて、エルの名前を書こうとするライト。



エル 「さあ。一度してみろ。 殺してみろ。

何をためらっている? 」




名前を書こうとするが、本名が分からない・・・。





刑事さん 「 気が狂ったのか?そんなことしたら、本当に死ぬぞ! 」

刑事さん 「何をしようと言うんだ?! 」




エル 「 殺してみろ! 」


ライト 「 こいつ! 」


悔しがるライト。何もすることができない。



エル 「 私がここにいるのに殺せないのか、キラ?

つまり・・・。キラも殺せない人間がいる・・・。

これは重要な手がかりだ・・・。 」




リューク 「 重要な手がかり?! 」




エル 「 手がかりをくれたお返しに、私が教えてやろう。

さっきの放送、全世界生中継と言ったが、実は日本の関東地方だけに放送したものだ。

時間差を置いて、他の地域でも、放送しようとしたが、その必要はなくなった。

キラ。お前は今。日本の関東地方にいる。 」



リューク 「 頭いい! エルっていう奴! 」


楽しそうなリューク



エル 「 お前を死刑台に送る日は、そう遠くはないだろう・・・。 」



ライト 「 僕を死刑台に送るだと?! 」



エル 「 また会おう、キラ・・・。」



悔しがり、ノートパソコンを思いっきり閉じるライト。






回転テーブルに乗って、一人の男が時計回りにまわってくる。


首の伸びた白いシャツ

ダボダボの青いパンツ

髪はボサボサ


足を前にだし、軽く曲げて座っている




エルの登場






8 「 게임의 시작 (ゲームの始まり) 」



♪エル

憤りは心を映す 透明なガラス窓

正義を叫ぶ声は 空虚な言葉遊び

殉教者の振りをしてみても

お前は偽善者だ

胸の中は偽の十字架だけ



闇に遮られた二つの目は 見えないが

知りもしない世界を 思うがままに彩る

すべてをわかったように 偉そうにしながら

救世主に成りすましている



突然体勢を変えるエル

屈んだままの姿勢

そして、立ち上がる



私が相手になってやろう

ゲームを一勝負 楽しんでみようか

影に気をつけろ

踏まれた瞬間 死ぬことになるゲームだ








左右に歩き始めるエル

ポケットに手を入れたまま、一歩一歩歩いている

その歩き方は独特で何かを考えているよう





偉そうな理想を掲げた

生意気な間抜けな奴

命を弄んで 錯覚に陥っている

この世に恐れるものはないだろう

神にでもなったような

お前に地獄を見せてやる




両手をあげて、まわり、

コンピュータを操るエル

その目はすべてを見抜こうと大きく見開かれている




数字とデータ

グラフを分析して

この世の規則を

骨身にしみるよう 教えてやろう



終わりの分からないゲーム

今 始まったんだ

情け容赦のないゲーム

賽は投げられた




足がピタッと止まる・・・



少しの沈黙



振り向いて・・・



エル 「 高校生だ・・・。 」



薄く笑う・・・



はじめようか





力強く歌い上げるエル









暗転










ここでやっとエルの登場!

ここまで、40分近いんですけど、見ている時はあっという間でした。

ストーリー展開も早いし、それぞれのナンバーがとても良かったので。




ここで出てくるリンド・L・テイラーが、本当に胡散臭かった(爆)。

なんで、こんなに面白い演出するの?って感じで、

キラを挑発するように食って掛かるんだけど、笑えるの。



ライトは、ここで、リンド・L・テイラーの挑発にのって、

すぐ殺しちゃうんですよね。

「僕を邪魔する方が悪だ!」って言いながら。

人を殺しちゃうんだけど、この辺も自分本位の子供って感じがしました。

挑発されて、すぐ殺しちゃうところなんかは、あまりにも軽率ですよね。

幼い感じです。


そして、本物のエルが登場して、「殺してみろ!」って言われた時、

最初は得意げにエルの名前を書こうとするんだけど、

名前が分からないってことに気がついて・・・。

あ、顔も分からないんですよね。

だから、書けないことを本当に悔しがってて。

グァンホさんが、可愛い系だからそう思えるのか、分からないのですが、

ライト、本当に頭いいのか? ←おい!

とか思ったりして・・・。

でも、そういうところも、普通の青年ぽくって良かったんです。私は。

何度も言うけど、ライトは普通の青年なんですよね。

デスノートがなければ、普通の正義感の強い人で終わったのに。

そう思えば思うほど、切なくなるのでした。





そして、我らがシャエルの登場~


最初は、声だけの登場なのですが、やっぱり・・・。

うきゃー

ってなりますよね?!

でも、この声だけの時から、エルなジュンス。 ←当たり前。


この時のセリフの間が良かったです。

全体的にも、シャエルのセリフの間が、独特で・・・。

ちょっと違う次元の人っぽさを出していて、良かったです。



あ、このシルエットの時、紅茶飲んでた気がしたのですが、

違うかしらん?






そして、とうとう姿を見せてくれて、

「 게임의 시작 (ゲームの始まり) 」 
を歌うシャエル。



映像はちょっとだけですが・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=RvahS5PycR8


この映像の冒頭部分がそうですね。





2回目に見行った時は、
この姿に鳥肌立ちました!

一つ一つの動きが洗練されて、

どこをどう取っても、エルそのものに見えた。

いや、原作のエルとは全然違うんだけど・・・。

これがエルなんだ!っていう、わけのわからない確信がわいてきて、

妙に納得させられちゃったんですよね。




まずは、最初登場した時は、

足を前に出して、軽く膝を曲げて座っているんです。


その体勢で歌っているのもすごいんだけどね。

途中で、左手を顔の前に持ってくるんだけど、

その指先にまで力が入っていました。


そして、途中で、急に・・・。

本当にパッと、屈んだままお尻だけ上がっている形になって、

また、パッと立ち上がる。

あ、もちろん、手をつくなんてことはあり得ません。


そして、ポケットに手を入れながら、右に歩き出すんですが、

つま先を引きづりながら、一歩づつ前に出して歩くんです。

ケガするわけだ!

そして、5歩ぐらい行ったら、反対に振り向くんだけど、

ダンスと同じで、顔を残して、身体だけ振り向いてから、首をまわす。

ああ、説明分かるかな~?!

そして、反対方向へ、同じようにつま先を引きづって、一歩前に。

一歩づつ歩く。


この時、歩きながら後ろ向きにも歩いたかも?!

ちょっと記憶が・・・。


ここまでの動きで、シャエルの頭脳がフル回転し、

いろんなことを考えているっていうのが伝わってきました。



この辺の動きは、獲物を狙う動物的な動きでした。

姿勢もちょっと低かったと思います。

ターンの時とか。



あと、この左右に動いている時の歌声は、怒声と言う感じで。

歌詞が、「お前に地獄を見せてやる」って部分だから、

強気な部分ですよね。だからかな。






そして、その後、両
手をあげるんです。

もちろん、指先まで力入ってます。


そして、背景にある複数のコンピュータに向かっていって。

そして、まわる。

あ、1回転か、2回転ぐらいだと思うけど。



ああ、コンピュータを操ってるんだな、って思いました。

その時の表情も、本当に目を見開いて、すべてを見逃さないって顔なんです。



そして、また突然、足をピタッと止める。

足がピタッと止まるんだけど、その振動で体は揺れてるんですよ!

もちろん、揺らしてるんですけどね。ジュンスが。

そんなロボットのような動きまでするシャエル。

その動きがまた、「何か見つけたんだ!」って思わせる。




それらすべての動きが・・・。


なんか、本当に凄い奴だ!

次元の違う人間だ!

これがエルなんだ!

と思わせる表現でした。


ホントに鳥肌たったよ~。


こういう身体全体での表現方法って、ジュンスのダンスで培われた動きと、その表現力の賜物ですよね。

ジュンスにしかできない表現だと思います。

だって、動きがキレキレなんだもん!

ダンスでしょ?!完全に!って思いました。




ああ、なんか大絶賛してるよ?!私っ






あ、そうそう、さっき貼った映像の0:04の部分の

「ゲイミヤ~(ゲームだ)」

の歌い方が、もう、ゾクゾク来ませんか?



この辺もシャエルの特徴だと思うんですよね~。

眼を見開いて、ちょっと怖いぐらいな感じだわ~






この歌の動きは、6月末に見た時は、ここまでじゃなかったです。

生意気発言でスイマセン


でも、だから、演じていく中で、洗練されていったんだと思いました。

これだから、ジュンスの変化を見たいと思っちゃうんですよね~。

そんなに何度も行けないけど・・・。

1回しか見に行けないなら、やっぱり、後半の方がいいですね。

なにせ、ドンドン良くなるだろうから。






最後にこの「ゲームの始まり」の音源がツベにあがっていたので、貼っておきます~
 ありがとうございます~



https://www.youtube.com/watch?v=0KcSl7EXt4E








MVも貼っておこう~






뮤지컬 데스노트 MV_The Game Begins(김준수)













この手が可愛い~


あと、足の開き具合も!

本当に、あのエルなんだろうか?!


まだまだデスノートの余韻に浸りたいけど、

すでにメンバーシップの盛り上がりが始まっていますね!

忙しいぞ~


嬉しい悲鳴ですね