2015.6.26-27&7.30-8.1
韓国ミュージカル「デスノート」を見てきました~



ネタバレです。
あらすじについては、覚えてる範囲になっちゃいます~。
あと、私的な解釈になっている部分があると思います~。
訳については、自分の分かる範囲で書いていますが、
すでに翻訳されている方達も大変に参考にさせていただいています。
感想は、思いっきりシアペンによる個人的な感想になりますので、ご了承ください。
画像については、プログラムを撮ったり、ハイライト映像をキャプったりしているので、あまり綺麗ではないです。参考程度に見てください。
あらすじは青。
歌やセリフは紫。
私の感想はピンクって感じで書いていきます。
こんなピュアなエルもいいな~



- ライトの部屋 -
ドアの側に勉強机が置いてある
机の上にはパソコン
ライトが勉強している
ふと思い出したように机の引き出しを開け、
デスノートを取り出す
楽しそうにノートを開き、名前を書こうとすると・・・。
リューク 「 気に入ったみたいだな~?!」
響き渡る声
慌てて、声の主を探しまわる
部屋のドアを開けて、外も見てみるが誰もいない・・・。
部屋のドアの方にに気を取られていると、
舞台中央の回転テーブルに乗って、あおむけになったリュークが回って出てくる
リュークを見つけ、驚くライト
むっくり起き上がるリューク
リューク 「 アンニョン(こんにちは)! リュークだ! 」
目の前の者が信じられないライト。
R 「 なんだ? 信じられない・・・。これは幻覚だ・・・。」
リューク 「 オレが見えるか?この奇妙な姿が?!」
R 「ああ。完璧に・・・。」
リューク 「 ひゃははは!良し良し!これは幻覚じゃない。
オレは死神だけど・・・。
ノートを落しちゃった。カッ!
(突然何かを発見したように)
うっ!ぬおっ!おっ! もしかしたら、リンゴある?!
おっ!おおぅ!関係ない(リンゴない)とか言わないで・・・。おおおっ!」
リンゴを探し回るリューク。
R 「 死神? 」
リューク 「ああ・・・。死の神!!! (カッコつけて)
オレのノート! (と思ったら、急に可愛く)
ひゃははははは!
普通のノートじゃないってことは、わかってるだろ?」
R 「 お前、何だ? 今、僕を殺そうとしてるのか?それとも魂を奪うのか? 」
リューク 「 お前のことを?何もしない。
ひゃはははは!
・・・だが、死神に憑かれた人間は地獄を味わうと言ってた。」
慌てて、デスノートをリュークに返そうと差し出すライト。
リューク 「 いや。そのノートは人間の世界に落ちた瞬間、人間の世界に属するようになる。
もうお前のものだ。うっひっひ!
ただし!
お前が死ぬ時になれば、オレがそのノートにお前の名前を書くだろう。
それが死神とデスノートの所有者の運命だ!」
ひゃははは!と笑っていると思ったら、急に怖い口調になるリューク。
部屋のドアが思いっきり開き、妹の粧裕が飛び込んでくる。
粧裕(ライトの妹) 「オッパ~!!!(兄さん~!!!)」
慌てて、粧裕を止めようとするライト。
R 「 気をつけろ!!!気をつけろ!!!あっ・・・。」
部屋に入ってきたしまった粧裕を見て、うろたえる。
でも、粧裕は何も気がつかない。
粧裕 「何かあったの?」
リューク 「心配するな!
オレの声を聞いたり、オレの姿を見れるのはお前しかいない。
カッ!カッ!カッ!カッ!」
粧裕の目の前でおどけて踊って見せるリューク。
何も見えていないらしい粧裕を見て、安心するライト。
R 「 ああ、そうなんだ・・・。
(粧裕に向かって) お?何かあったって? ないよ。何も。
お前は何かあったのか?」
嬉しくてたまらないという感じの粧裕。
後ろ手に隠していたチケットをライトの目の前に差し出す。
粧裕 「 うふふ!じゃじゃーん!今買ったばかり! 」
ノートに触りそうになる粧裕
リュークがライトに叫ぶ。
リューク 「 ノートに触らせるな!」
急いでノートを自分の背中に隠すライト。
ライトの不自然な動きを見て、粧裕が・・・。
粧裕 「 オッパ、ケンチャナ?(兄さん、大丈夫?) 」
R 「オッパ、ケンチャナ!(兄さんは大丈夫だよ!)
ノートを後ろ手にリュークに投げる。
リュークがそれを受け取って、自分の衣の中に隠す。
リュークの方を見そうになる粧裕を慌てて自分の方へ振り向かせる。
後ろを向いてる粧裕に向かって、デスノートを出したり隠したりして遊ぶリューク。
R 「 何のチケット? 」
チケットをライトに見せる粧裕。
R 「 ミサミサライブコンサート?」
粧裕 「 うん。コンサートチケット。オッパの大学の入学祝い。 」
R 「ああ・・・。ありがたいけど・・・。
僕はコンサートみたいなのは・・・。」
粧裕 「 ほんっとーに!すごいんだから!!!
私と一緒に行こう! 絶対、行きたくないの? ん?ん?ん?」
お兄ちゃんに甘える粧裕。
しょうがないなぁ、でも可愛い妹の頼みならという感じで、答えるライト。
R 「 そうだな。行こう。」
粧裕 「うわー!オッパ、チェゴ!(兄さん、最高!)」
大喜びの粧裕。
踊りながら、部屋から出ていく。
「♪I'm ready Yes I'm ready もう怖くない♪
バン! 」
ドアの前でいきなり振り返って、銃を撃つマネをする粧裕。
ちょうど、リュークに当たる位置。
撃たれたリューク。
リューク 「 つっううう!オレを撃ったぞ!
オレの名前を憶えていてください。リューク。グ。ガ。グ。ゴ・・・。」
ハートを撃ち抜かれたようなお芝居を始めるリューク。
粧裕が出て行ったことを確認して、話し始めるライト。
R 「 なんだ?ノートに触ると、どうなるんだ? 」
リューク 「オレを見れるようになるんだ。」
R 「 そんなことがあるなら!
(大声はまずいことに気がついて、小声になって)
そんなことがあるなら、真っ先に話してくれなきゃ・・・。」
リューク 「うっかりうっかり・・・。」
デスノートを開き、中を見たリュークが、驚く。
リューク 「 くぁーーっ!!!」
R 「どうした?」
リューク 「 人間の世界にノートを何度か落したけど、
こんなにたくさん書いたのは、お前が初めてだ。」
R 「 この社会の有り様をちょっと見てみて。
世の中のためになくなってほしい奴がいっぱいだ。
すべてが腐ってる。リューク。
腐ったものは! ・・・なくすのが正しい。」
リューク 「 普通の人間は怖くて、書くこともできないのに。」
R 「僕も初めは怖かった。でも、ちょっと経つと・・・。」
リューク 「ちょっと経つと・・・? 」 (面白いものを見たように・・・)
R 「 誰かがこの世界を正さないとダメだと思って、
それは僕のことかもしれないと思った。
そのために僕の精神と魂を犠牲にしなければならないとしても!
それだけの価値がある!
・・・そんな使命感を感じた。
そして今、全世界が知ったんだ・・・。
これをちょっと見て。リューク。
検索すると、僕を崇拝するサイトがたくさん出てくる。」
興奮して話すライト
サイトを検索し、リュークに画面を見せる
リューク 「 キラ? 」
R 「 うん。キラ。僕をそう呼ぶみたい。 救世主と言ってるけど。」
リューク 「救世主?はははっ・・・」
R 「 今、人々が悟り始めたんだ。誰が正義の審判を下しているか。
近いうちに誰も犯罪を犯さないようになって、世界はもっと良くなるだろう。
つまり、僕が善だと認めた人達だけが、生き残ることができるんだ。」
興奮しているせいかどんどん早口になる。
それを遮るリューク。
リューク 「 それじゃあ・・・。悪党はお前一人だけ残るんだ?!」
R 「 何言ってるんだよ。僕は1番しかとったことがない優等生だよ。
お前。だから、僕を選択したんじゃないのか?」
自分は選ばれた人間だと言うライト。
それを聞いたリュークは、大笑いを始める。
リューク 「あっはははははははははっ!
選択? 優等生だと?
ぎゃははは!
急に怖い顔になって・・・
ただ!
・・・ノートを落したら、お前が偶然拾ったんだよ。」
リューク 「退屈だったから・・・。」
リュークが花道に出てきて歌いだす
5 「 키라 (キラ) 」
♪リューク
オレたち死神の日課は 賭博や昼寝さ
なんの刺激も変化もない
死にそうに退屈だ
たまに ここに降りてきて人間達を見物する
今までただ一度も 一人として
カッコいい奴は いなかった
キラ キラ 凄い奴
偽の救世主 キラ
隠されたアイツの正体は
ただの幼い子供
机に座って、得意げに聞いていたライトだったが、
ただの幼い子供と言われて、途端に不機嫌になる
オレたち死神の頭の中には
野心も夢もない
ある哲学的な質問もない
死にそうに退屈だ
今になって やっと楽しい見世ものに会ったんだ
刃のようなお前の審判
みんなが彷徨う
ライブショーだ
キラ キラ
悪魔なのか
神なのか
キラ キラ
隠されたその正体
ただ お前という奴
お前一人 この世を変えたんだと思っているなら
真実を教えてやろう
実は変わったのは お前の名前だけだ
そ! う! だ!
キラ キラ キラ
お前は救世主じゃない
キラ キラ キラ
間抜けな人間達が作り出したもの
あ!リンゴ、めっちゃ大好き!
リンゴ!サンキュー!
ベイビー!
暗転
死神リュークが現れるシーン。
この時、ライトは、本当に楽しそうにノートに名前を書こうとするんです。
なんだか、楽しいおもちゃで遊んでいる子供のような表情でした。
この後に歌うリュークの「キラ」というナンバーにもあるように、
「ただの幼い子供」のように見えました。
このミュージカルのライトは、とても純粋に見えるんです。
純粋で正義感の強い子供が、デスノートというおもちゃを手にしてしまった。
純粋なので、すぐに自分が選ばれた人間だと信じてしまう。
そして、その正義感ゆえに、自分の考える正義のためにデスノートを使い始める。
最初は、人を殺すことに罪悪感も恐怖も感じるんだけど、
犯罪のない世界をつくるためには、その部分は見ないようにする。
自分だけの正義に生きはじめるライト。
デスノートを手にしてしまったために・・・。
デスノートがなかったら、純粋で正義感が強い、良い青年だったのに。
そう思ってしまうんですよ~。
この妹との絡みでも、優しいオッパって感じが滲み出てて・・・。
あんまりライブは好きじゃないけど・・・って言っておきながら、
甘える妹に、「いいよ。」って言ってあげる。
ああ!なんて優しいの~。
このあたりのシーンでは、デスノートの説明やライトがなぜデスノートを使うようになったか等が、さらりと入れてあるんですが・・・。
何と言っても、頭がとても良いけれど、純粋で正義感溢れる良い青年なライトが感じられるのが、とても良かったんです。
この辺がしっかり描かれてるから、最後の狂気が生きてくると思えるんですよ~。
グァンホさんの演技が素晴らしいし!脚本も良いってことだわ!きっと!
そう!グァンホさんって、可愛いですよね~

なんか、可愛い~

ちょっと、ジミーちゃんに似てる時あるんだけど、気のせい?! ←コラ!
特に
「オッパ!ケンチャナ!(兄さんは大丈夫だ!)」
には、やられたわ~



そして、リューク。
このリュークの言ってる言葉を文字にしようと思ったら、めっちゃ難しい~!
ぎゃはは! なのか?
ひゃはは! なのか?
が!ぐ!ご! とか・・・。
カッ!カッ!カッ! とか、意味不明な言葉をたくさん発してるんですよね~。
たけしが首をカクカクするみたいな動きもしたり、
とにかく動きが激しいの!
目玉の動きもすごかった!
本当に面白かった。
そして、可愛く言ってたと思ったら、突然怖くなる。
そのメリハリが、はっきりしていて、
すごく面白いんだけど、緊張感もあるリュークでした。
ホンソクさんも、演技力のある俳優さんですよね~。
全体を通して、面白かったり、怖かったり、いろいろな表情をみせてくれたし。
ほとんど舞台にいるんだけど、
出しゃばらず、いいタイミングで入ってきたり。
欲を言えば、もっと歌ってほしかったな~。
でも、そういう役じゃないから、しょうがないのかな。
日本版のリュークがパパで、韓国版のリュークが息子のように感じてしまった(爆)。
だって、若いし・・・。
エネルギッシュな感じだったし・・・。
はい。すいません。勝手なイメージです(爆)。
「キラ」はリュークの唯一のソロ曲ですよね。
ハイライト映像では、2:37ぐらいからですね。
ハイライト映像
https://www.youtube.com/watch?v=U7pt9K5878o
そして、ショーケースで1曲歌ってる映像がこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=bET6x6cRSGU
このハイライト映像で、2:37のところ。
リュークがライトの手を掴んで、ライトは逃れようとするんだけど、離さないんですよね。
その動きを何度かした後、リュークはライトをまわし始めるんです。
2、3回まわして、ライトは倒れてしまう。
その振付が、ライトの運命を暗示しているようで、面白い振付ではあるんだけど、ちょっと切なく感じました。
あと、最後のリンゴのキャッチのシーン。
「落せ~」と念じてしまったのは、私だけ?! ←ひどい奴!
だって、そういうハプニング、大好きだもん~

私が見た時は、しっかりキャッチしてました~



「落せ~!」と思いつつも、
やっぱり、あの死神の手でしっかりキャッチするってスゴイと思いました。
デスノートを拾ったり、開いたりも、大変そうでしたよ。
自分の手よりも大きいから、先っちょはビロロンとなるはずだし・・・。
シャラキュラのおじいちゃんと一緒だね。←違うか?
ということで、続く・・・。
はあ。エルはまだか・・・。
まだです・・・



これは、ビロロン具合がいいですね



ホントにこの白Tシャツ。
最高だったわ~



完全にジュンスも狙ってやってますよね?! ←違います!
だって、ビロロンとなったら、すぐに変えられる衣装ですよね?!
それをしないということは・・・

爆!爆!爆!
ジュンス、ありがとう~



美味しくいただきました~



あと、4公演~



ファイティン~


