台風の影響で、朝からすごい雨ですね。

みなさんのところは大丈夫でしょうか?





最初に・・・。

前回の記事の最後に書いたことで、

いろいろなみなさんにご心配をおかけしちゃったみたいで、

本当にごめんなさい。

そして、いろいろな方にお声をかけていただいて、

本当にありがたいと思っています。


人は、一人では生きていけないし、

たくさんの人に支えられているんだなと実感しています。




そして、このブログを読んでくださっている方。

いつもイイネをしてくださってる方。

コメントをしてくださる方。

たくさんの皆様にも本当に感謝しています。



本当にありがとうございます~





ご心配をおかけしましたが、

寝てしまうと忘れてしまうタイプなので、

私は元気です~。←立ち直り早すぎ!

心配し甲斐のない奴で、本当にスイマセン。


やっぱり、私は楽しいのが一番!と思っているので、

元気に楽しくしていきたいと思います。


皆様も、楽しいことがいっぱいだと、嬉しいです












2015.6.26-27 韓国版「デスノート」を見てきました~♪



しつこく、デスノートについて、書いてます

やっぱり、なんでしょう?

見終わった後に、あれこれ考えてしまうミュージカルなんですね。きっと。

いろいろ、考えるのがやめられそうにありません。





完全なるネタバレです!

そして、私の200%個人的な感想ですので、ご注意ください。










このデスノートの結末。

日本版を見た時には、しっくりしなくって、グルグル考えちゃったのは、

前にも書いたのですが・・・。

今は、この結末が、ものすごく、しっくりきています。



それは、やっぱり、いろいろな人のレポを見たり、

原作や映画を見たりして、

いろいろなことを考えられたからだと思います。

本当にあとからいろいろ考える作品ですよね。デスノートって。


あと、やっぱり、シャエルの最後が印象的だったのもあるな。

あのエルの最後にしたのがジュンス自身だったら、

本当にスゴイな!って思う・・・。






このミュージカルでの結末は、


ライトがエルを殺し、

新世界の神になったつもりだったのに、

リュークがつまらなくたったと言って、ライトを殺してしまう。

そして、何も意味がなかった。面白くなかったって言って去っていく。


そんな結末でした。



ライトもエルも、お互いの天才的な頭脳を使い、心理戦を繰り広げて、

ストーリーは進んでいく。

だけど、最後は結局、生きるも死ぬも、死神の手の中なんです。

そして、死んだら何も残らない・・・。

そういうお話なんです。

ライトとエルが、あんなに戦ったのは、なんだったんだろう?

そんな風にまで思えてしまう結末。


おい!リューク!それはひどいでしょ!

って文句言いたいぐらいです




でも、それがこの作品なんですよね。

日本版の時も書いたけど、演出家の栗山さんが、


全てが通り過ぎたあと、再び何事もなかったように青白く空ろな、始まりの情景に戻った舞台に向き合う観客は、そこに何を見出すのだろう。
「答え」などない残酷な世界を映し出す「答え」のない舞台。黒い「ノート」に導かれ、混迷する人と世界の片鱗に触れる、そんな時間を共有していただけたら、と思う。


と書いています。

「答えなどない残酷な世界。」

それを見た観客たちが何を考えるのか?

それは、私達次第ということなんですよね。



だから、私は・・・。

限りある命。

誰もが死に向かって歩いているから、精一杯生きて行こう。

って思うのでした。←ポジティブ思考すぎ?

なんか、違うのかもしれないけど








この結末を物語っていると勝手に私が思っているナンバーが、

実は1幕の最初に歌われます。

リュークとレムが登場する時に歌われるナンバーです。






死神リュークも熱唱!『デスノート The Musical』公開ゲネプロ







これは、日本版なのですが、丸々1曲歌われているし、

ほとんど歌詞の内容は同じなので・・・。




「哀れな人間」


見ろよ 地面に張り付きうごめき

夢見て足掻き 運命に抗う奴ら

笑えるね

無駄なのに

哀れな人間たちよ

果てない欲望に操られ 満たされずに生きる

努力とか忍耐は報われない

それでもただ

見返りあると信じ 足掻いてる

こっちは退屈で死にそうだぜ


所詮その目には真実が見えない

夢に囚われ 求めることが

愛と信じ 踊る


喜劇だな

悲劇でしょ

愛して もがき続けて

どうして愛なんかに足をすくわれるのか

馬鹿だからだろ?

それしかないさ


所詮人間なんて 指をこぼれる砂を

すくい続けて 報われると信じながら嘆く


ただ祈り 呪い 生きて 死ぬ 

自分の夢に騙されて

食べて 寝て 愛し 憎む 

脱げない靴を履き 踊り続ける


所詮その命 死神の手の中

哀れな人生

見てられない

退屈すぎる

これじゃ気が滅入るばかりだ

奴らで少し遊んでみるか

これはどうだ?






人間の命は、所詮死神の手の中で。

だけど、愛や夢に囚われて、もがきながら生きている。



デスノートの結末は、「何も残らない残酷な死」なんだけど、

それでも、人は一生懸命に生きていて。

死神にとって、愛や夢は無駄なものなのかもしれない。

だけど、限りある命を持つ人間にとっては、とても大切なもの。

それがあるからこそ、限りある命を生きる意味がある。

そんなことを結末に思うのでした。

だからこそ、このナンバーがこのミュージカルを表していると感じている私です。


ライトとエルの戦いも、結局は、二人とも死んでしまって、

リュークは無意味なものっていうんだけど、

でも、ライトもエルも、自分の正義のために戦ったんですよね。

その方向性がどうであれ。

自分の信じる道を生きた。

だから、あの二人の人生もまた意味はあった。

そう思いたい・・・。



全然違うかもしれないけど・・・

まあ、私がデスノートの結末に見出した結論みたいなものです。

これは、原作を読んでも感じたんですよね。実は。


みなさんは、何を感じるのかな?










そして、もう一つ、この結末を考えた時に「おおっ!」っと思ったことが・・・。

それは、ハイライト動画を見て気がついたんですが・・・。






뮤지컬 '데스노트' 공연 하이라이트 영상 공개





この動画の2:55ぐらいからのシーン。

これは、ライトとエルが初めて対面する入学式で歌われるナンバーなんですけど。

このナンバーを歌っている時、

ライトとエルが、にらみ合うっていうか、歌で心理戦を繰り広げてるんです。

視覚的にも、ライトとエルが、回転テーブルにのって周りながら、

バトルしている雰囲気を出しているんですが、

よく見たら!

リュークがその真ん中で、廻してるんですよ!

いや、実際には廻しているような動作をするんですけどね。






ライトとエルが、心理戦を戦っているように見えて、

結局は、死神リュークの手の内で回っているんだ!

って思ったら、この演出ってすごい!って思っちゃったんです。

あ、私が勝手に思ってるだけなんですけど・・・。

その辺のところ、本当はどうなんだろうか・・・?









リュークの手の内でまわるライトとエル。

それを見守ることしかできないミサ。

そんなミサに寄り添うレム。


なんか、この構図が深い!

そう思っちゃいました。





ああ、このグルグル思考の旅がやめられない・・・。

完全にハマってます。

今まで見たジュンスのミュージカルで、こうやって考えを巡らして、

ここまでグルグルするのって、初めてだな~。

でも、それが面白い~










ムキーっ!



でも、そんなあなたに堕ちてるんだよ~っ









そして、最後に・・・。

全然結末とは関係ないけど、萌えどころをもう一つ思い出したので、

忘れないうちに書いておきます。



テニスバトルシーンの時、

テニスを始める前、お互いの心理状態をセリフにして言ってるんです。

それで、ライトがいろいろブツブツ言って準備もしていないのに、

いきなりエルが鋭いサーブを打つんです。

ライトもリュークもびっくり。

ライト「おい!なんだよ!ウォーミングアップも知らないのか?」

エル「試合は始まっています。何を考えているんですか?」

エル「フィフティーン ラーブ(15-0)」


って言うんですけど・・・。


この!


フィフティーン ラーブ
 ←いや、ハートはついてないからっ



って言い方が萌えたわ~


なんか、小ばかにしてる様な、自信満々なような、冷静なような、対抗意識メラメラなような・・・。

そんなわけわかんないけど、萌える感じ。←意味不明


シャエルのちょっと狂人的な魅力が詰まった言い方でした~










シャエルって、原作とは全然違うのに、なんかゾクゾクするわ~