2015.6.26-27 韓国版「デスノート」を見てきました~♪




今回は、ライト役のグァンホさんについて勝手に語っちゃいます~


ネタバレです!

そして、私の200%個人的な感想ですので、ご注意ください。


それで、観劇してきた勢いで感想をバンバン書いてるんですけど、

時間がたつにつれて、自分の中で美化されている節もあるような気がしてきました。

なんか、他の方のレポを見てみると、そんな気がする・・・。

でも、今、「デスノート」にどっぷり浸っちゃってるんですよね。脳内が・・・。

中毒性があるっていうのは、このこと。



見終わった直後は、「ドラキュラ」の方が好きだなと思ったんです。

やっぱり、思いっきり泣けるし、ジュンスはずっと出てるし。

王子様みたいだし。

チューするし。 ←そこ?


そういうミュージカルが好きなんだけど、

この「デスノート」は、むしろ、見終わって時間がたってから、ジワジワくる感じ。

あれは、どういう意味だろう?

ここはこうだったんだ!スゴイ!

とか、グルグル考えちゃう感じ。

そんな中で、私が実際見てきて感じたものより、2割増しになってるのかも?!

と思うようになってきました。

だから、皆さんは2割減ぐらいで読んでいただけると・・・。←なんのこっちゃ?!

これから観劇される方は、特に・・・。

というか、これから観劇される方は、観劇されてからの方がいいです・・・。

見終わったら、ぜひ読んでいただけると嬉しいですけどね












やだ!可愛いっ ←最近このおばちゃんフレーズ多いな・・・








キャラクター紹介

夜神 月(やがみらいと)

全国共通模試で1位をとるほどの真面目な優等生。
死神リュークが人間界に落とした「デスノート」を拾う。
そのノートに名前を書かれたものは死んでしまうという「デスノート」。
最初は信じなかった月(ライト)だが、本物であることが分かると、
「デスノート」を使って、腐ってる世の中を変えようと決心する。
正義のために・・・。
しかし、その正義がいつしか歪んでいく・・・。










今回、「デスノート」でジュンスの次に楽しみだったのが、

グァンホさんを観劇すること!

韓国ミューブロガーさん達が大絶賛だったし、

何より、ツベで見た歌声に感動してたので・・・。




で、実際に観たグァンホさんは・・・。


王子様だぁ



声が王子様なんだよ~
 ←意味不明。

声がいいのね。

曇りがないっていうか、正統派っていうか、なんて言えばいいんだろう?!

ジュンスはクラシカルって表現してるみたいだけど・・・。

万人に好まれるような声というのかな・・・。

そんな王子様的な透き通った声が奏でるナンバーは、本当に素敵



だけど、爽やかなだけじゃないんです。

細い1本の線がだんだん太くなっていくような感じもあるし、

いきなりガツンとパンチを受けたような衝撃もあるし・・・。

細くも太くもなる変幻自在で、なおかつ聴き心地が良い。

そんな歌声でした。


ああ、私って、なんでこんな抽象的な事しか書けないの・・・




とにかく、1幕のオープニングから、ガツンとやられたし、

初めてデスノートを使った時のソロも、本当に素晴らしかった!



MVの歌なんだけど・・・。

これです。
뮤지컬 데스노트 MV_Death Note(홍광호)



このMVだけでも、ライトがどんどん変化しているのが聞けると思うのですが、

実際演技しながら歌ってるグァンホさんは、本当に素晴らしかった!




最初は、デスノートで人を殺してしまった戸惑い、


このノートは捨てるべきだという葛藤で、歌声も繊細な感じだったのに、

自分だけがこのノートを使いこなせるという自信、

新しい世界をつくるという使命を持つことによって、

どんどん太く大きな歌声になっていって、

最後は、ビリビリくるくらいの歌声で、

「僕だけが出来るんだ!」って叫んでるみたいに

ガツンと心に響いてきたのが素晴らしかったです。





とにかく、王子様のような素敵な歌声でした


これで、ビジュアルが私の好みだったら、ヤバかったね・・・。←大変失礼


もう少し、背が高いといいかも?! ←いいから、ヤメロ!








ライトのシーンで印象深かったところがいくつかあるんですが・・・。



ライトの妹、粧裕(さゆ)とミサミサのコンサートに行った帰りでのシーン。

粧裕は、ライトが大好きで、「いつも側にいてくれる大切な人」と思ってるんです。

その気持ちをナンバーにのせて歌うのですが、

その時のライトは、まだデスノートを使い始めたばかりで、

デスノートの邪悪な力に支配されていないので、

妹想いの優しいお兄ちゃんの一面が現れて、とても微笑ましいシーンになっていました。


粧裕の隣に座り、頭を撫ぜてあげる時の優しい微笑みが素敵だった


これ、韓国のお兄ちゃん達って、妹を溺愛してるから、余計に素敵に見えたのかな?


この時のやり取りが本当に微笑ましいし、ライトは粧裕をとても可愛がっている感じなんです。最初は・・・。

それが、最後には変わってしまうのが、切ないんですけどね。


終盤で、エルを殺そうとする狂気に囚われたライトは、

もう粧裕を可愛がる余裕はありません。

顔つきも変わっているので、声をかけた粧裕も怖くなって逃げてしまいます。


最初に可愛がっているところが、微笑ましいシーンであるほど、

終盤に向かって、狂気に陥った人間になってしまったライトの豹変ぶりが際立って見えました。



優しいお兄ちゃんのシーンは、他にもあるんだけど、ホントに好きだったな~



死神リュークと一緒に部屋にいる時に、いきなり粧裕が入ってきて、

動揺しているライトに向かって、


妹「オッパ、ケンチャナ?(お兄ちゃん、大丈夫?)」

ライト「オッパ、ケンチャナ!(お兄ちゃんは大丈夫だ!)」


っていうやりとりも、微笑ましかった~




なんか、私は微笑ましいシーンが好きなんだな?!

ライトとエルの微笑ましい(一見)シーンも好きだし。



本当に妹想い、家族想いのいい子だったのに・・・。 ←ライトのこと。

デスノートを拾ったばかりに・・・。

そう考えると、本当にリュークって罪な死神だわ~。

そりゃあ、死神だからね・・・






そのリュークとのやりとりも、最初の頃は面白いです。

リューク本人が面白いからなんだけど、

会話が可笑しいっていうか、笑える場面がたくさんありました。















あと、これが一番強烈に印象に残っているシーンなのですが・・・。


ライトが初めて犯罪者ではなく、自分を阻むものを殺してしまったシーン。

FBI捜査官をデスノートを使って、電車に飛び込ませるんですけど、

その瞬間、ライトは座り込んで頭を抱えるんです。

「とうとう犯罪者ではない、罪のない人間を殺してしまった。」

という恐怖と苦悩を見たような気がしました。


でも、その抱えた頭をあげて立ち上がった瞬間。

ライトは、邪悪に微笑むんです。


この表情が怖かった。

この瞬間、ライトは、邪悪な世界へ堕ちてしまった。

もう、引き返せない狂気の世界。自分だけの正義の世界。

そこに踏み込んだ瞬間だったと思います。

それを表情一つで表現していたグァンホさん。

本当に素晴らしかったです!





あとは、やっぱり、最後のシーンかな。

最後だけではなく、レムにエルを殺せっていうあたりからの狂気のライト。

その豹変ぶりが怖いぐらいでした。


レムは自分が死んでしまうこともあるので、

エルを殺すことをすぐにやろうとはしないんですね。

その時に「時間がないぞ」みたいなこと言うんですけど、

その声にビクッとしてしまいました。




そして、最後にエルと対峙する場面。

エルを前にして、笑うライト。

自分の足をエルに撃たせるんだけど、それでも笑ってるライト。

エルが死んで、笑うライト。

リュークがライトの名前をデスノートに書いている時の哀れで必死な姿。

「僕が新世界の神だ!」と叫びながら死んでいく。

なんとも往生際の悪い、だけど、もっとも人間らしい死に方。



エルを殺したことで、実はライトも終わってしまった。

エルが死んだ直後のライトは、勝利を喜んで笑ってるとは感じなかったです。

泣き笑いのような、完全に狂ってしまったような。

だから、リュークもライトを殺したのかな。




その最後の場面も、ライトの行動、表情、一つ一つが、素晴らしい演技だったと思います。

ふふ。もちろん、ジュンスもね




なんか、日本版で最後があまりにもあっけなく終わっちゃったなと感じたんだけど、

韓国版では、それを感じなかったんですよね。

なんでかなと考えた時に、

やっぱり、エルの最後の言葉とあの笑いが大きな違いを持たせたと思ったんです。

だけど、もっと良く考えたら、グァンホさん、ホンソクさん、ジュンスの演技自体が本当に素晴らしかったんだなと・・・。

特にグァンホさんの狂気の演技が素晴らしかったんだなと・・・。

終盤に行くまでの過程っていうのが良かった。

そんな感じがしました。



これ、もう1回しっかり見て来たいと思います。

この辺も自分の中で美化されてるかもしれないから。





とにかく、グァンホさんは、やっぱり素晴らしかった!

でも、私が一番感動したのは、違う人・・・。←これだけ褒めておいて・・・


あ、ジュンス以外でですよ。

それだけ、この「デスノート」の出演陣が素晴らしいということですよね。




会場には、グァンホさんファンもたくさん来ていたと思います。

グァンホさんに合わせてオペラグラスあげてる人、結構いたし。

ホントに韓国ミュージカル俳優さんて、凄い人いっぱいいるな~。








エルとのデュエットは、もちろん、素晴らしかった!

シャエルの声量が半端ないのは、シアペンみんなご存じのことと思いますが、

全然負けてません。

当たり前なんだけど・・・。


ただ、本当に残念なことに、対決シーン(デュエット)では、

ほとんどグァンホさんを観れてません
←見ろ!

本当にもったいない・・・。ごめんなさい。

やっぱり、ダブルキャストでやってほしかったな。

ジュンスが出ない回を見たかったです。

贅沢なこと言っちゃってスイマセン






なんか、またダラダラになってきた・・・。

この辺でグァンホライト編、終わりたいと思います。



・・・ということは、続くのね?

誰もついて来れない世界へ・・・。

ぷぷ。









私の初めてできた友達ですから・・・。





シャエル、本当にそう思っていたのかい?

言われたライトは、実はシャエルと反対を向いて、

「うわー、気持ち悪い」的な顔をしてたな・・・。

きっと、シャエルも頭の中では、あっかんべーをしてたに違いない。


だけど、私は、ライトとエルの心のどこかで、それは本心であったと信じたい。


という、ヲタクの心情・・・。ぷぷ。











もしかして、劇中で今回チューがないからのサービスなのか・・・?



ありがとう・・・。 by鯛子








いつも、長くて、くどい私のブログを最後まで読んでくださって、

本当にありがとうございます~