「ブラックドッグ」視聴終了しました。
非常に良い作品でした!

ハヌル先生の成長物語。
日本もそうだけど先生になるのも大変なのよね〜
それでも臨時採用の先生も生徒にしたら
先生に変わりない訳で。
その割に韓国の臨時採用の先生の補償はひどいですね。
ハヌルを助けて亡くなった先生の
保険が出なかったとか。
臨時採用だからって。

16話で印象強く残ったお話は
やっぱりバナナ事件です。
試験問題で
『ソンスンはバナナとスイカを2つ買った』という文章から推測できる解釈を書けという問題でした。

正解は
バナナ1個スイカ1個
バナナ2個スイカ2個
バナナ1個スイカ2個

でも生徒からは
ソンスンさんとバナナさんがスイカを2個買った
と言う解釈もあると抗議がありました。

一般的にバナナを固有名詞と解釈するのは無理がありますが
バナナは固有名詞では無いとも記載はありませんしね〜(笑)

はじめは授業で扱っていないから
不正解だとしたのですが
修能で語彙的曖昧性を解く問題もあったという指摘や
課外授業でハ先生が冗談まじりにそんな会話をしたと言う事で
結局、出題方法に問題があったと
先生が謝罪をしバナナさんを正解としました。

この抗議があったのは特進クラスの
イカロスの生徒たちからでした。
頭のいい子を集めたイカロスですが
頭が良い分、冗談ぽく先生が話した事も覚えてて
バナナをバナナさんだと爆笑
先生たちの会議の中で、一人バナナが人だなんて!と
大反対していた年配の先生は
最後のメールでもバナナは人にはなれないと他の先生たちに送っていました(笑)

イカロスは2年目に廃止されました。
やっぱり勉強出来ない子達との差別が激しかったですからね。

ハヌル先生は臨時採用で採用されましたが
当初はコネ入社だと疑われたり
辛い展開となりました。
叔父さんが勤めていたからですが
お互い知らなかったんです。
後に別の人がコネ入社だったと発覚しましたけど
そんな辛い状況の時に
進学部の先生たちがとても良くて
助言をくれたり手を差し伸べたりしてくれました。
特にパク・ソンスン先生の影響は大きかったと思います。

最後は公立の学校に合格し
ハヌル先生は晴れて正規雇用で先生となりましたが
テチ高校では無かったのは残念でした。

私は大学には行かなかったので
受験の大変さはわかりませんが
日本でもかなり大変とは思うのですが
韓国のお受験はそれ以上に大変そうだなと思いました。
しかもこのドラマが描かれた年は
入試の状況が年々変わって
生徒はもちろん教える先生たちも本当に大変だなと思いました。
そんな先生たちの裏側も見る事が出来たドラマでした。
まだ視聴されて無い方、オススメです!