こんばんは(^_^)
とうとう…ドル円は、81円割れてしまいましたね。
ここで、さらに円高です。銀行の窓口では、外貨に変える人が列をなしています…
…みたいな報道がされて、即、明日でも銀行に行ってドルに変えようと思ったら、ホントに余裕資金でしましょうね。
それも、かなり気持ちの長い人がいいのでは…
はい、ではここで、銀行の為替交換のからくりです。
為替レートで報道されている、レートはほぼ仲値と言われるレートです。
なので、現在レートが、81円(仲値)だとすると、銀行の交換レートはいくらでしょう?
ここで、銀行の交換レートには、現金為替売相場、現金為替買相場というものがあって、現金交換する場合はこのレートで交換することになります。
いわゆる、空港で日本円を外貨に交換するときとかのレートですね。
それと、対顧客電信売相場、対顧客電信買相場ってのもあります。
これは主に外貨預金などの場合に適用されるレートです。
では、今、ドル円が81円とすると、現金売相場は84円、現金買相場は78円ぐらいのはずです。
売買のレート差は、6円開いてると思います。
外貨預金の場合は、4円ぐらいの開きがあります。
…ということは、前回の為替介入前に82円で、為替介入があり、これから円安になるぞぉって、テレビ報道に煽られて現金を空港で85円で1,000,000円の交換をしたとしましょう。
1,000,000円÷88円=約11,363ドル(現金売相場で買う)
交換後すぐに、売ったとしましょう。
11,363ドル×82円=931,818円(現金買相場で売る)
はい、交換してすぐに円に戻しただけで、約68,000円のマイナスですね(笑)
このマイナス分が銀行の取り分ですね。
外貨預金の場合は、すぐ解約できたとした場合でも、約45,000円のマイナス(笑)
…ここで、現在レートが81円で現金をドルに変えた場合、利益がでるのは、ドル円レートが84円を越えないと利益が出ないということです。
為替介入後に、85円で外貨に変えた場合だと、88円を越えないと利益が出ない計算です。
88円を越えるのを気長に待てて、余裕資金で、利益が出るまで、現金を銀行に固定させて、流動リスクを取れる方は、外貨預金も良いかもしれませんね。
外貨預金は全額預入れ保証はありません。
それに比べて、FXは売買レート差は、銀行とは比べものにならないぐらいの差額です。
差額が小さいところだと、ドル円では0.01円っていうところもあります。
しかも全額信託保全です。
さて、どちらが良いでしょう(笑)
注意)上記、文章中で利益が出ると記載しているレートでも手数料などを考慮していませんので種々の要因でそのレートでは利益が出ない可能性があります。
また、為替レートの変動により損失が発生する場合がありますので、外貨の現金交換、外貨預金、FX取引を推奨しているわけではありません。
あくまでも一般論として記載していますので、表記レートも銀行が表記しているレートと異なる場合があります。
外貨交換、為替取引は自己責任、自己判断でお願いしますm(__)m