日銀短観(企業短期経済観測調査)
注目度 MAX ★★★★★★
【解説】
日銀短観とは、企業短期経済観測調査と言い、
日本銀行が企業に対して、景気の現況と先行きをアンケートで
調査します。
3月、6月、9月、12月に調査を実施して、
4月、7月、10月、12月中旬に結果が発表されます。
調査内容は、
生産、売上、設備投資、業績、仕入れ価格、資金繰りなど
について企業の判断や評価を調査します。
調査項目の中でも重要なのが、
「業況判断DI」
というもので、景気の全般的な指標となります。
その質問内容は、
質問: 貴社の業況についてどのように判断しますか?
回答: 1、良い 2、さほど良くない 3、悪い
というものです。
【為替への影響】
日銀短観は日本国内の重要指標で、
この指標自体が景気の先行きを示しますので、
結果が良ければ、日本の景気が良くなるということで、
日本円が買われ易くなり、結果として円安に、
また結果が悪ければ、日本円が売られ、円高になります。
【簡単解説】
外国為替証拠金取引をされている方々には、
すんごい重要なイベントです。
「日本銀行から、またアンケート来たって Σ(゚Д゚ υ) アリャ」
「えーまたアンケートに答えるのぉ (-_-メ」
「3ヶ月に1回だから、まだマシなんじゃない?」
「そんなに、すぐに景気って変わらんでしょ(-_-;;」
「じゃぁ、DIの回答を 2、さほど良くないにしとくねぇ (b´∀`)ネッ!」
↑日本人の典型的な無難な回答
「よろしくぅ。\(^o^)/」
↑このような内容のように回答されていないと
思いますが・・・そうじゃない事を願います(^_^;;
※表現については、joomla独自の表現で、実際にはこのように
回答されておりませんので、ご了承下さい(^_^;;
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