黒木さん君はこの街の片隅で誰からも振り向かれずに咲く可憐な花だった黒いかみ、黒いひとみ、雪のように真っ白な肌言葉を交わさずわかりあえたお互い親しい人がいなかったなああれから十年が過ぎた君も春の優しさに出逢えたろうか