大の里が“先代”大ノ里の親族と初対面「相撲の神様に近づけるように頑張りたい」自身のしこ名の由来 | ジョン斉藤の世界

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元大関・大ノ里の親族の天内司さん(右から2人目)ら藤崎町民らと記念撮影に収まる大の里(中央)=撮影・前川 晋作

 大相撲の関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が20日、青森県藤崎町役場を訪問した。藤崎町は、大正後期から昭和初期にかけて活躍した元大関・大ノ里の故郷。自身のしこ名の由来となった“先代”の親族との初対面も果たした。 

 大ノ里(本名=天内萬助)は1925年(大正14)初場所から1932年(昭和7)初場所まで大関の地位を7年間務め「相撲の神様」とも呼ばれた名力士。元大関・大ノ里の兄の曽孫で天内家の当代にあたる天内司さんは、大の里からサイン入り手形色紙を贈られるなどの交流はあったが実際に会うのはこの日が初めてだった。

  大の里が藤崎町役場に到着すると、集まった約100人の町民らが横断幕を掲げて大歓迎。地元力士のような歓迎を受けた“2代目”大の里は「青森出身の力士ではないのに…びっくりしました。うれしかったですね」と笑顔を見せた。

  その後、天内さんや平田博幸町長らと歓談。「強い横綱になれる!」「日本中が応援している!」などと熱いエールを送られた。大の里は「先代の大ノ里さんが大関まで行ったので、名前をいただいたからには先代と同じ大関、それ以上の番付を目指して頑張りたい。“相撲の神様”の名前に恥じないように、近づけるように頑張りたい」と決意を新たにした。

  新三役だった夏場所で12勝を挙げて初優勝、名古屋場所では9勝を挙げており、秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)は大関獲りの期待もかかる。早ければ秋場所後にも“2代目”大関・大の里が誕生することになるが「考えすぎずに、自分のペースでしっかり頑張りたい」と冷静に意気込んだ。

 

秋場所昇進となると、最低13勝は必要かと思います。でも優勝したら12勝でも可かと思われます。