大の里(23=二所ノ関)は勝てばトップに並ぶ大一番に敗れ、史上初のざんばら髪優勝には2差を追う展開となった。
持ち前の立ち合いの圧力が鳴りをひそめ、右四つに組み止めることもできず、珍しく引いた。引きに乗じた尊富士に一気に押し出された。
取組後は口調こそ冷静だが「集中していなかった。そんきょの時点で相手ペース。余計なことを考えて楽に勝とうとした。最低な相撲を取ってしまった」と、反省しきりだった。
この敗戦が将来の糧になって欲しいですね。
大横綱になるための条件かも。でも難しい地位での勝ち越しは立派です。大鵬でも、二場所目は負け越してるから。